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佐藤良子&アントレプレナー ◆7DVSWG.5BE


夕焼けが校舎を赤く染める夕暮れ時。
ある者は学校に残り部活動に勤しみ、またある者は用もなく教室で談笑するもの、図書室で試験のために勉強するもの。
それぞれの生徒が思い思いに放課後を過ごす。

「またね~良子ちゃん~」

校門前でツインテールの少女が良子に大きく手を振りながら別れを告げる。
良子も控えめに手を振りながら別れを告げ、そのまま家路につくために歩を進める。

佐藤良子はこの街に住む女子高生であり彼女を一言で表現すれば『普通』である。
普通の交友関係、普通の学校生活、良くも悪くも目立たないそんな少女
良子もこの現状に満足している。

特に寄り道をすることなく帰宅した良子は後に自分の部屋に向かうや否やベッドに身を投げうつぶせになり枕に顔を埋めた。
現状に満足していてが、最近は不満があるといえばある。
それはある記憶が思い出せないこと。
自分の学校生活には傍には常に誰かが居た気がする。それはとても大事な人。
でもそのこと以外はまるで思い出せない。
思い出そうとして記憶を掘り起こすが全く成果は出ない。
それどころか思い出せないことでイライラが募っている。

「考えるのは一旦やめよう……」

自分に言い聞かせるように独り言をつぶやいた良子はとりあえず制服のブレザーを脱いだ。
家に帰ったら制服を脱ぐというのは普通の学生なら当然の行動と言える
良子は制服を脱ぎそれをしまう為にクローゼットに向かい扉を開ける。
扉を開けると中には冬服、夏服の制服の上下やワイシャツがハンガーにかけられ、私服の数々が綺麗に畳まれている。ごく普通のクローゼット
制服の上着をハンガーにかけクローゼットにしまおうとするがそこであるものに目を奪われた。
良子の全身を包めるような大きな青いローブと先端には様々な機械がついたやたら背の高い杖。
その二つがクローゼットの隅に乱雑に置かれていた。
それは明らかにクローゼットの中で異質な存在感を示しており、その存在感を無視できなかったのか良子は青いローブに手を伸ばす。
そしてそれに振れた瞬間に頭の中に洪水のように情報が押し寄せてきた。
聖杯戦争、偽りの記憶、本当の記憶、妄想戦士
良子は青いローブと杖を胸に抱え涙を流しその場に崩れ落ちた。

「泣き止んだか」

突然後ろから声をかけられた良子は即座に振り返るとそこには見知らぬ男が立っていた。
年齢は30代前半といったところだろう。
服装はシャツとベスト、その上にコートを羽織っている茶髪のセミロング、顎鬚、容姿は二枚目と言っていいほど整っている。
どこぞのホストのような印象を受ける。

あなたは誰?いつどうやってこの部屋に入ったの?
良子の頭の中で様々な疑問が巡るなか涙声で男に問う。

「……あなたが私のサーヴァント?」
「そうだ。俺はアントレプレナーのサーヴァント。エクストラクラスだ」

アントレプレナーは泣き崩れしゃがみこんでいた良子と視線をあわせるように片膝立ちでしゃがみこむ。

「マスター、君の名前は?」
「佐藤……良子……」
「良子と呼ばせてもらう。良子、君の願いはなんだ?」

良子はその問いに即答できず俯きながら沈黙する。
それから数秒、あるいは数十秒間良子は言葉を発することはなく部屋は沈黙が場を支配していた。
その間アントレプレナーは良子の目をずっと見続ける。
しばらくして良子は息を吸い込んだ後顔を上げアントレプレナーの目を見据えしゃべり始めた。
「私は……一郎と〝普通〟の生活がしたい……」

この言葉を聞き、アントレプレナーは少しばかり驚いた表情を見せた。
すべての願いが叶えられる聖杯に込める願いが普通の生活を送ること。
この予想外と言える答えを聞いてアントレプレナーは良子に興味を抱き始めていた。

「〝普通〟とはなんだ?」
「わからない。でも一郎が〝普通〟のやりかたを教えてくれる。私は一郎と〝普通〟の生活を送りたい。」

佐藤良子は少し前までは普通ではなかった。

―――妄想戦士――――
それはアニメや漫画などのフィクションの憧れ、自分でフィクションようなの設定を考え現実世界でそれを演じる人物の総称である。
一種のごっこ遊びと考えていいだろう。
普通の人ならごっこ遊びは幼少期で終わるはず。
だが妄想戦士は幼少期どころか思春期を迎えても終わらない。
フィクションの英雄になりきることで現実の自分を否定したいのか、また人と違うことをしたいという顕示欲なのか。
他にも理由はあるが妄想戦士は仮初の設定を身に纏い現実生活を生きていく。

佐藤良子も妄想戦士だった。
だが他の妄想戦士とは別格だった。
妄想戦士には二つの種別があると言われている。
見栄派と本気派。
良子の周りにも妄想戦士は居たが、大抵は見栄派だった。
見栄派の妄想戦士は自分がフィクションの英雄ではなく、ただの高校生であると自覚しており、現実とフィクションの線引きが有る程度は明確に区分できている。
自己顕示欲を満たすためにやっているものが大半だ。
しかし良子は本気派だった。
本気派は現実とフィクションの区別がひどく曖昧である本当に自分がフィクションの人物であると信じ込んでいる。
それ故に設定の作りこみ、設定のクオリティー、なりきり具合が明らかに見栄派とは違っていた。
他の妄想戦士が遊びとするなら、佐藤良子は仕事、いや人生そのものといってよいかも知れない。
その設定への没入具合が佐藤良子にオーラを纏わせる。
有る者が見れば現実に居るはずがない魔女が居るのではと思わせるほどに。

しかし良子ほどの妄想戦士は中々おらず、世間にとっては異端な存在と言っていいだろう。
そして異端を許さない世間の狭量さが佐藤良子を追い詰める。
追い詰められた良子は学校の屋上で儀式をおこない、儀式終了後に身を投げ出すことで狭量な世界から自分の世界へ転移しようとした。
しかしその儀式は良子の友人であり、最愛の人物である佐藤一郎の行動によって中断される。
そして屋上で誓い合った。世界の狭量さに押しつぶされないように二人で歩いていくことを。

すべてを思い出した良子は気づいていしまった。
この街での生活は確かに自分が望み、一郎が教えてくれるような〝普通〟の生活だったのかもしれない。
だがここには一郎がいない。
良子が望む〝普通〟は一郎と共に歩むことに意味が有る。
そして一郎が居ない〝普通〟の生活など何も意味がないことに、
故に良子は聖杯に願う。
この偽りの地から脱出し一郎と〝普通〟の生活を送ることを。


「普通か」

アントレプレナーを見据える良子の目にはこの強い決意が宿っているのを感じ、生前のことを思い出していた。
初めて会ったコンビニの店先で自分に普通の生活を送りたいと語気を荒げながら語り、最後には自分と雌雄を決した青年のことを。
始めてみた見た時は金融街では間違いなく生き残れないと思っていた。

だが自分の予想を裏切り、数々の戦いを勝ち抜き、力をつけて自分と戦えるほどに成長していた。
良子もあの余賀公麿のように案外底力を見せるかもしれないと思い始めていた。

突如良子は胸に抱えていた青いローブを身に纏い、杖を手に取って立ち上がる。

『リサーチャーは≪中央集積機関≫との協議の結果、聖杯取得をSランクの任務と決定、竜端子探索の任務を一時凍結し、聖杯取得を最優先事項とする』
「何を言い出す?」
『リサーチャーのスレイブであるアントレプレナーも聖杯取得の任に就かなければならない。誓え!その頭脳も!その魂も!その血も!すべてをリサーチャーに捧げると!』

アントレプレナーは良子の豹変に驚いていた。
まるで創作物の登場人物が喋るような口調もさることながら雰囲気がまるで別人だった。
あの涙を零していた少女はアントレプレナーの目の前にはいない。
その存在感は生前出会った大物と呼ばれる人物と比較すればさすがに見劣るが、良子位の年頃の少女では群を抜いていると言ってよいだろう。

「了解した。マスターにすべてを捧げよう」

アントレプレナーは演技がかった動作で返答する。
令呪を使用しない誓いなど何も意味を持たないが、仮に断って良子との関係に軋轢が生じることがあれば今後信頼関係の構築に支障が生じる可能性がある。

『ただ今よりリサーチャーがアントレプレナーに波長同調施術をおこなう。これは聖杯戦争に勝ち抜くためには極めて重要なことだ。そこの寝具に腰をかけて目を閉ざせ』

アントレプレナーは良子の指示通りにベッドに腰掛け目を閉じた。
良子には魔力がないことは分かっており、施術などの魔術的行動はできないはず。
では何をしようとしているのかを考えていたがその思考は途切れる。

良子は両手でアントレプレナーの顔を抑え、自分の唇で相手の唇を塞いでいた。

「んまっ、む……」

数秒口づけし、離れ際に少女無しからぬ色気を発しながら良子はアントレプレナーから離れる。
『施術は成功した。これでリサーチャーとアントレプレナーとの波長同調が容易になる』

口づけの際に息を止めていたせいか、それとも別の要因があるのか良子の息は弾み、顔も赤みを帯びていた。

「今の行動に意味はあるのか?」
一方アントレプレナーは顔色一つ変えていない。

『施術は成功した』
「違うキスのことだ。魔力がないマスターに施術などはできない」
『否。波長同調の儀式は成功した。そしてアントレプレナーの見解には相違がある。リサーチャーが所属する≪中央集積機関≫は第一から第五術式の魔術を使用できなければ所属できない。今実行したのは第五術式のものだ
恐らくリサーチャーの≪マナ≫はアントレプレナーには感知できないものであると推測する』

「そうか……」

いちおうは返事をしたが、あきらかに嘘であることをわかる。
アントレプレナーは良子のことを計りかねていた。
良子に魔力がないのは断言できる。
ならば何故魔力がある嘘を言うのか?そしてあの≪中央集積機関≫や≪マナ≫などの妄言は何か?
そして何故キスをしたのか?
今現在で良子の思考パターンがまったく読めないが、アントレプレナーは良子の挙動を注視した。
良子を観察することでその人物像を把握する。
聖杯戦争を勝ち抜くためにマスターである佐藤良子の分析は必要不可欠である。

(これでいい……)

アントレプレナーはキスをしたことに意味を見いだせていなかったが良子には確かな意味があった。
この行為は普通を捨てるという決意表明だった。
普通の人間はキスを友愛、愛情など大切な人物に捧げるものとして位置付ける。
そして≪リサーチャー≫であった頃には分からなかったが今ではその行為の意味を理解している。
だから一郎に救われたあの日の夜に一郎にキスを捧げた。
感謝、愛情、友愛、様々な意味を込めて
しかしアントレプレナーにそのような感情は一切抱いていない。
そんな相手にキスを捧げた意味は?
それは普通を捨てるという決意表明だった。
良子は聖杯戦争についての記憶を知るにつれてある結論に達した。

――――普通では生き残れない――――

神話の英雄がサーヴァントとして現界し戦う聖杯戦争。そしてマスターも魔術師。
その主従が戦うのであればそれはまさに命がけ。
しかし良子は≪中央集積機関≫に所属する≪リサーチャー≫でもないただの一般人。
力もなければ命を絶つ覚悟もなければ捨てる覚悟もない。
故に佐藤良子は捨てた。
キスを捧げることで再び異端である≪リサーチャー≫となる。
佐藤良子ではなく≪リサーチャー≫として聖杯戦争を戦い抜くことを心の中で誓う。
何故なら佐藤良子にはできなくても≪リサーチャー≫なら目的のために命を捨てられる。≪リサーチャー≫なら目的の為なら命を絶つことが出来るから。
良子は一郎が脱ぎ捨ててくれた≪リサーチャー≫という柔らかいローブのような嘘を再び纏う。
そうしなければ死の恐怖、他の参加者の命を絶つことへの罪悪感。そして佐藤一郎に二度と会えない恐怖で押しつぶされてしまうから。

『施術を実行したことにより幾分かのマナを消費した。リサーチャーは太陽光に含まれる第一元素をマナに変換する作業を行う』
「外にでるということか?」
『厳密には違うがその理解で充分。なおこの作業はひとりで行うのが望ましい』
「わかった」

(一人にしろということか)

アントレプレナーは良子の言葉を再変換してみたがニュアンスは合っていたようだ。
今後も良子の回りくどい言動をいちいち再変換しなければならない手間を想像とし、少しだけ億劫な気分になりながらその後ろ姿を目で追う。
すると良子は自分が着ているローブの裾に足をとられたのか転倒しそうになっていた。
それを見たアントレプレナーは即座に腰を掛けていたベッドから立ち上がり良子の元へ駆け寄り身体を抱きかかえた。

「っと、大丈夫か?」
『問題ない……』

問題ないと良子は言うがアントレプレナーの腕を触る手は震え、特に体を動かしたわけでもないのに息は乱れていた。

「……君は疲れているようだ。今はベッドで休んだ方がいい」
『その提案を受け入れる』

良子はアントレプレナーの提案を一旦は拒否しようとした。
しかし予想以上に身体が言うことを聞かない。
偽りの記憶。本来の記憶。サーヴァントなど様々な記憶を一度に思い出した精神的疲労。
そして聖杯戦争というフィクションのような殺し合いを参加しなければならないという現実。
あの世界の狭量さに絶望していた自分ならこのようなフィクションのような出来事で命を落とせれば本望だっただろう。
しかし今は死に、佐藤一郎にもう二度と会えなくなる可能性に恐怖を感じていた。
それらが良子の精神を無意識に蝕み。身体にも変調をきたしていた。
良子は提案を受け入れたすぐにベッドの上に横になる。そしてそうかからないうちに規則正しい寝息をたてはじめる。

(予想以上に無理をしているようだな)

アントレプレナーは良子の身体の変調をみて、良子の精神状況をおおまかに分析できていた。
良子の演劇めいた態度や動作は一種の二重人格的なものだろう。
聖杯戦争が始まれば、通常ではありえないほどのストレスがかかる。
普段の自分ならストレスで壊れてしまう。ならば別の人格を演じることで本来の自分が感じるストレスを軽減させようとしていると推測した。

恐らく魔術師ではない良子はこの聖杯戦争の正規の参加者ではないのだろう。
どのような思惑があるかわからないが完全に巻き込まれた形だ。
勝ち抜けばどんな願いが叶えるといえど、いきなり殺し合いの舞台に巻き込まれれば普通の人間なら自暴自棄になってもおかしくない。
だが良子はとりあえず自分の精神に折り合いをつけながらこの聖杯戦争を戦う決意をした。

しかしその決意は非常に危ういものである。
良子は偽りの自分を演じることで精神を安定させているがその均衡はいつ敗れるかわからない。

そしてアントレプレナーは良子の身体を抱きかかえた時の感触を思い出していた。
女子高校生の成長度合いはわからないが明らかに華奢な部類だろう。
その華奢さから存在自体幽かなような気もしてくる。
その感触は妹の存在を思い出させる
アントレプレナーには妹がいた。名前は貴子
貴子は難病を患っており、その病気を治すには権威である医者が居たがその医者は遠い異国の地にいた。
手術失敗のリスク。妹を遠い地に搬送することによる容体悪化のリスク。
そのリスクを天秤にかけても賭ける価値があると思っていた。
しかしアントレプレナーの周りの環境の変化により経済状況の悪化。貴子の容体の悪化したことにより手術は中止になった。
アントレプレナーは落胆したが、貴子は何故か安堵していた。

「ほっとした。日本から離れたくなかったから。今日の次は明日。明日の次は一週間。当たり前に次が思っているでしょ。あたしには今日がすべてなの。今日が永遠に続けばいいのに。兄さんにはわからないかもね……」

その言葉がアントレプレナーと貴子が交わした最後の言葉。
妹の意識は戻ることは無かった
アントレプレナーは後悔していた。妹の未来を作るどころか、現在すら守れなかった当時の自分の無力さに。

聖杯に賭ける願いは貴子の身体が治る未来を作ること。
それが何もできなかった自分ができる罪滅ぼしだから。

少女は歩むはずだった現在を取り戻すために。
青年は無かったはずの未来を得るために
二人の戦いが始まる。


【クラス】
アントレプレナー

【真名】
三國総一郎@C THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL

【パラメーター】
筋力E(D) 耐久E 敏捷E(D) 魔力E 幸運D 宝具EX

【属性】
善・秩序

【クラススキル】
経営:A
金を稼ぐ能力。元手が増えれば増えるほど稼げる金額は大きくなる。
いくつもの企業を運営し、国の経済を支えた逸話はAランクに値する

【保有スキル】

千里眼:C
視力の良さ。遠方の標的の補足、動体視力の向上。ランクが高くなれば透視
未来視も可能。三國は遠視のみ。

自己分析:B
己を知り尽くし、どのような状況でも的確な行動ができる。
行動制限、精神干渉を受けても影響が少ない。

他者分析:B
自己を正確に測れればそれを計りに他人を計れるという信念がスキル化
一度戦闘を見たサーヴァントと戦う時は回避率、命中率が上がる。

ダイレクト:
宝具展開時限定。ディール中ダイレクト攻撃ができる


【宝具】

『金融街にようこそ(オープンディール)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大補足:2

アントレプレナーがかつてすべてを賭けて戦い続けた金融街の舞台が心象風景として形になり固有結界となった宝具。
この宝具の発動は金融街を作った〝あの方〟と呼ばれる神と呼ばれるような存在の助力を借りているので魔力消費は極端に低い
アントレプレナーの目視できる相手をこの結界に呼び込み、金融街と似たルールでディールを強制的におこなわせることができる。
呼ばれたものがマスターであればそのサーヴァントを、サーヴァントであればマスターを強制的に呼び込む。
この宝具発動は一日三回と制限が設けられている。
またこの宝具発動時は筋力、敏捷がワンランク上がる。

ルール
主従の魔力や状態などを加味した総合的な数値と所有金銭を足したものを総資産としてその増減率を競う。制限時間は666秒
自分のサーヴァントの攻撃が相手マスターに当たれば、その攻撃を数値化した倍の数値分、相手マスターの総資産が減る。攻撃を外せば、その攻撃を数値化分の総資産が減る。
通常の攻撃、又は宝具を使った攻撃に自分の総資産から資産を引き出し上乗せすることにより威力を上げることができる。
自分のサーヴァントが相手のサーヴァントにダメージを当てても相手の総資産は減らない。
ただしサーヴァントが過度なダメージを受ければディール内で行動不能になる。
勝敗は相手を総資産以上のダメージを与えるか、ディールの制限時間内終了時での資産増加率が高いほうが勝者になる。
※増加率の算出方法は(<ディール後の総資産>―<ディール前の総資産>)÷<ディール前の総資産>×100

ディールで破産したマスターとサーヴァントは即消滅する。

ディール後
ディールに勝ったマスターとサーヴァントは負けたマスターとサーヴァントが消費した総資産を受け取れる(総資産を魔力として変換が可能。これによりディール前にマスターの魔力消費が(大)でもディール勝つことにより魔力が回復し、魔力消費(中)の状態になる)魔力が満タンであれば所有金銭が増える
負けた場合は負けた主従の未来が失われ、現実が書き換わる。負けた額によって失われる未来は大きい。
(負けたことによって住んでいる家が火事で全焼する。サーヴァントのステータスが下がるなど様々な不利益を被る。但しアントレプレナーが消滅した場合は書き換えられた未来は元通りになる)

ディールにおいてサーヴァントは金融街のアセットと同じようにシールドを張ることができる。(ある程度の攻撃は防げるが、強力な攻撃はふせげない)

マスターは金融街のアントレと同じようにダイレクト攻撃が可能になる
ダイレクトは主従の資産を武器に変え攻める攻撃。
投資する金額が多くなるほど武器は大きくなり重くなる。

『我が未来(アセット)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1

『金融街にようこそ(オープンディール)』発動時においてだけ限定的に発動できる宝具。
アントレプレナーが金融街で共に戦ったアセットを召喚できる。

アセットの基本能力
アセットはシールドを張ることができる。(ある程度の攻撃は防げるが、強力な攻撃はふせげない)
アセットはフレーションと呼ばれる特殊な攻撃ができる。
ミクロ(小)コストは十万以上、威力が小さい
メゾ(中)コストは百万以上、攻撃や相手の妨害など様々な効果がある
マクロ(大)コストは千万以上、一度のディールで発動できる回数が決まっている。
フレーションはアントレプレナー又はマスターの視界に居ないと発動できない
以下の三体を召喚できる

カカズズ
固有メゾフレーション:ホワイトナイト
原則的に一体のアセットしか使用できないがホワイトナイトを使うことでもう一体のアセットを召喚できる。

オーロール
固有メゾフレーション:スリーピングビューティー
顔面から光線を発射し、組み付いて相手のエネルギーを吸い取り無力化する


固有メゾフレーション:カニバリゼーション
空間を削り取り相手を飲み込む。この力を利用して瞬時に場所を移動することや、相手の攻撃を無力化することができる

固有マクロフレーション:エコノミックブロッケード
相手の動きを完全に止めることが出来る。ただしコストが莫大にかかる。

Qはアントレプレナーまたはマスターの視界にいなくても勝手にフレーションを発動する

【人物背景】
セミロングの髪と顎鬚を持つ男。複数の企業を経営している他、大量の国債を買い取り日本を支える財界の重要人物。
最も名声と実力を持つアントレとして金融街を必要悪と考え、現実世界と金融街の共存を図っている。
大会社の経営者である父親の匡文から後継者に選ばれていたため、大学時代に目指していたロックミュージシャンの道を諦めさせられる。更に父親が会社の資金繰りを優先させたために、病床にあった妹の貴子)が多額な費用を必要とする治療を受けられずに植物状態に陥ってしまい、父親に失望。その直後に真坂木に金融街に招待され、ディールで得た金で父親の会社を買収している。
貴子の境遇と最後の言葉から現在を守るために未来を軽視する側面がある。

【サーヴァントとしての願い】
貴子の身体が完治する未来をつくること

【基本戦術、方針、運用法】
弱い。戦闘能力は最弱候補。対魔力もないので魔術師、サーヴァントにダメージが与えられる強いマスターがいれば戦闘で負けるだろう。
とにかく金が生命線。初期はスキル経営Aを生かして金策に走り総資産を増すべし。
でもそれだけではサーヴァントを破産させられる総資産は得られないので破産させられる危険があるがディールを仕掛けて総資産を増やそう。ただ三國と良子の魔力はほぼ0なので相当額の総資産が無ければ他のサーヴァントを一回のディールで破産させることはできないだろう。

【マスター】
佐藤良子@AURA~魔竜院光牙最後の闘い~

【weapon】
自分で作った機械杖

【能力・技能】
直接的戦闘能力、体力は皆無。
色々と器用でクオリティーが高い声帯模写ができたり、遠隔操作で爆発する爆竹を作ったり、ピッキングもできる。
一般人なら気づかれず尾行可能、逆に尾行をまくことが出来る。

【人物背景】
妄想戦士、所謂厨二病や邪気眼と呼ばれる人種だった少女。
感情の起伏が乏しく、どこか浮世離れしている。またクラスの屈強な男子に恫喝されても一歩も引くことなく立ち向かう胆力の持ち主。
しかしそれはリサーチャーになりきっている状態だけであり、
本来はいじめられれば心は傷つく普通で繊細な少女。
箸が上手く使えないなど一般常識が疎い。

【マスターとしての願い】
聖杯戦争を勝ち抜き現実に帰還し、佐藤一郎と〝普通の生活〟を共に過ごす

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最終更新:2015年04月28日 19:26