マジアトゥイの手記

「マジアトゥイの手記」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

マジアトゥイの手記 - (2012/03/02 (金) 03:16:17) の編集履歴(バックアップ)


  • 黄金暦211年9月/人型の怪物討伐依頼
森の遺跡に住み着いたオークの群れを追い払ってくれ
……っていう仕事。今月もムーと一緒だった。
それなりに連携っぽいことも出来るようになってきたかな。
リーダーらしき偉そうなオークの首級を挙げれたのはうれしい。
特に報酬に色がつくワケでもないけど。それでも。
狩人として、成長している証だから。

他の魔物も見当たらないので住みやすい遺跡だったんだろうね、ここは。
他所に迷惑かけなければそのまま静かに暮らしていけたかもしれないのに。
でも、オークには無理かそんなの。あの臭いブタ頭にそんな考えは無いし。
宝箱もあったけど、開けられなくて残念。


ザカリオが、死んだ。
最初の冒険の時に一緒だった軍人崩れのひと。
あんなに強そうだったのに。あんなに、立派だったのに。
何があるか、やっぱりわからないものだね。

酒場に戻ってくるたびに、誰かの悲報が届く。
墓守の長兄も逝った。
弟たちが死んで、荒んでいて、あの調子だと長くはないだろうとは皆言っていた。
兄弟の元へ、行けただろうか。
僕に出来るのは、彼らが道に迷わないように祈ることぐらいだ。




  • 黄金暦211年8月/鉱脈捜索依頼
今月は失敗。見つからないや。
この山さー、もう枯れてるんじゃない?

ミラベラって子は知らないきれいな服着てたけど、どこの国のひとなんだろう。
かわいいけどガラが悪くて賑やかで、なんだかふしぎな感じ。
でも、あのうるさい剣は僕は苦手だな。
あんなの使ってたら近付く前に獲物が逃げちゃうよ。

ムーとジャンドゥイヤともまた一緒だった。
ゴブリンと戦うぐらいはなんかもう慣れたかな。



  • 黄金暦211年7月/鉱脈捜索依頼
またこの手の依頼だ。
オーク達が居たぐらいで、またたいしたこともなく探索は成功。
宝箱が二個あったし、まぁまぁなんじゃないかな。
楽にごはんが食べられるなら文句は無いよ。

ムーは赤毛の女の子。
もこもこしていてかわいい。
気が強くて、剣を持って突っ込んでくけど大丈夫なのかな。
僕は後ろから弓で射るだけだけど。

フローニカはネズミのひとだ。ちいさくてかわいい。
でも、オークを大槌で殴り殺していた。まぁ、仕事だものね
あれで臑を殴られるのはイヤだなぁ。

ジャンドゥイヤはアザラシ?のひと。
脂がしっかり乗っていておいしそう。
でも、中に人が入ってるのかな。喋るし。よくわからない。
なんとなく猟師っぽいけど違うかも。



  • 黄金暦211年6月/鉱脈捜索依頼

軽く探索して、蝙蝠を追い払ったらあっさり見つかった。
楽な仕事だねぇ。



  • 黄金暦211年5月/珍しい茸捜索依頼
森の中でキノコを探した。
コボルトとオークと狼を弓で仕留めた。
こいつらは食べられないから矢の無駄だけど仕事だから仕方がない。
散々歩き回ったけれど結局、キノコは見つからなかった。
たぶん、最初に爆発の罠にひっかかった時についでに吹っ飛んだんじゃないかな?
キノコが見つからずに一番がっかりしていたのはモーリスだろう。
よっぽどキノコが好きみたいだ。

依頼はこなせず、当然のように報酬は無し。
珍しいものだから見つからなくてもおかしくもないのだけれど。
他の依頼を受けた同期の子達が何人か逝ってしまったと聞く。
僕は生きて帰ってこれただけでも、よかったのだと思う。
今日のごはんは、なんだかおいしくなかった。



  • 黄金暦211年4月
冒険者としての力試し。
洞窟でたくさんのネズミとゴブリンを仕留めた。
ゴブリンを射ったのははじめてだったけれど、獣よりは当てやすいかな。
分け前は金貨といくつかの財宝。
これで暫くはなんとかなりそうだ。
小汚い粗末な槍ももらったけれど、これはたぶん使わない