グローランサの中国。この世界では珍しい大規模人口密集地である。
クラロレラは伝統的に四つの地域に分類される。一番西のシャン・シャン山脈、山と海の間のヴァスカ・ロン、遠浅の海スアム・チョウ、そして驚異の島フム・チャンである。
1. 【なりたち】
クラロレラの歴史とはすなわち竜帝の歴史である。
第一期におけるクラロレラの歴史はよく分かっていない。彼らが歴史に表れるのは第二期において太陽暦727年に神知者が侵攻して後の事である。太陽暦768年ヤヌール帝は神知者に敗れ、太陽暦1124年に現在の竜帝ゴドゥーニアが帝位に戻るまでの間クラロレラの民は苦しめられた。
太陽暦1587年聖王国の船がクラロレラに到着。これ以降、クラロレラ人もまた海上貿易を開始する。
2. 【民族・宗教】
莫大な数のクラロレラ人と、わずかばかりのドラゴニュートが存在している。北方にはトロウルが見かけられるが、エルフとドワーフは存在しない。
宗教は10人の太守を経由して行われる竜帝崇拝。他の神々も崇拝されている。
3. 【農業・食文化】
主食は米である。北方では麦が生産されている。他にも魚と鳥料理が盛ん。
食文化はグローランサ最上級のもので、これと比肩できたのは世界中の産物を手に入れることができた全盛時の中部海洋帝国ぐらいのものである。
4. 【鉱業・工業】
クラロレラは何よりも金が珍重される社会であるが産出量は少なく、世界各地から金を集めている。ドワーフが存在しないため、鉄も産出されない。
工業もまたグローランサ随一の生産量を誇るが、ほとんどがクラロレラ内で消費される。
最終更新:2012年09月22日 22:34