~プロローグ~
いつの時代か誰も知りません。
場所だって誰も知りません。
誰が関わっていたのかも分かりません。
この話が過去なのか、現代なのか、未来なのか、本当なのか、嘘なのか、誰に聞いても分かりません。
この世で何が正義で何が悪か、誰が決めるんでしょうか?
真実って何でしょうか?
生きるって辛いし悲しいし・・・。
でもその反面喜びだってあるはずです。
仕事で疲れて帰った時の子供の笑顔は癒されますよね。
そんなものです。
いつの時代も人は誰かの為に一生懸命に働き、愛するものを守ろうとし、一日の労働を終えると、
安らかな眠りにつくのです。
それは誰にもじゃまする事はできないし、してはいけない。そうではないでしょうか??
しかし様々な人間が存在する以上それは難しい話であって、避ける事はできないようです。
何とかみんなで仲良く暮らしたい。
そう思うのは簡単ですが、実際とても難しい事なんです。
恐らく欲望がそうさせるのでしょうね。
あぁ怖ろしい・・・。
おや、この世界では神と人間が共存しているようです。
創世者である神と人間なら争いなんて絶対にありえない。
あなたは今そう考えていませんか?
この物語は近くて遠い、遠くて近い、そんな世界なんです。
諸行無常、この話には終りが来るのでしょうか?
きっとね、しばらくこの世界は動き続けますよ。
もちろん戯れにですけどね。
最終更新:2009年06月24日 23:41