兵士の覚醒

~兵士の覚醒~

国ができて3年目に入った頃、神の独裁政権は浸透していた。
そんなある日、一人の兵士が自分探しの旅に出るためにエデンを後にした。
この兵士は神の側近であったため、逆鱗に触れることなく国を後にする事ができた。
しかしこの兵士は内心「このままじゃエデン(神)に食われる。一時撤退して自分を鍛え直さねばならないエデンを救うにはこの方法しかない」と考えての事だった。
兵士は外国でいろんな人間と出会い、様々な経験を積んだ。

兵士「あぁ、何て楽しいんだ。いや、開放的と言うのだろうか。・・・心地良い」

しかし、兵士はそろそろエデンに帰らなくてはならなかった。
何故なら、そろそろ有給休暇が切れるからだ。
もしも休暇を延長しようものならどうなるだろうか?
お察しの通りなのです。
兵士は皆と別れを惜しみながらもエデンへと帰還したのだった。

でもただでは帰らないのがこの兵士。
兵士はスパイになって帰ってきたのだ。

このエピソードはまたいつかお話しましょう。

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最終更新:2010年05月09日 21:04