第2次天界大戦

3年目も中頃にさしかかった時、エデンには住人や兵士の他に雇われの兵士が大量にいた。
しかし、この時既に神の支配下の人間達全員が神に忠実ではなかったようだ。
神は雇われの兵士の働きに不満を感じ、兵士ほぼ全員を追放した。

「使えん奴に仕事をさせるならわしが自分でやった方がええわ。だってそうじゃが。わしの勝手じゃ」

その時、巻き添えを喰らったのが、エデンに住む一人の一般女性。悲しくも追放されてしまった。
この時エデンに帰ってきたのが外の世界で武者修行に出ていたスパイである。
戦地の状態を見て、現実を受け止めたため、洗脳から解放、神に対しての不信感が膨らみ始めた。
そう、例えるなら宇宙が誕生した時のビッグバンの様に。

こうしてあんなに栄えていたエデンの住人はついに3人となる。
この戦いは一見派手に見えるが、歴代の天界大戦争の中で最も小さな戦いだったと語り継がれている。

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最終更新:2010年05月09日 21:33