*ワールドジェネレーション さて、それでは。 物語の中心となる、「境海」…その中にある''「世界/ワールド」''について、お話しましょう。 *特異空間「世界」について 世界とは、境海に浮かぶ「独自の法則を持つエリア」です。 ただし、独自の法を持つといっても ''根源に位置する要素は、すべてにおいて標準化されます'' 根源に位置する要素とは、以下のとおりです ・中核/コア ・守護結界/シール ・生命循環/マナ・サーキュレーション ・世界の門/ゲート ・存在する基礎属性 これらが一つでもかけると、「世界」として機能しません。 そしてこの上に、世界独自の法則が乗ることになります。 **中核/コア 世界はすべて、「ガルド・クラスタ」によって創造されました。 そして創造の際使われたガルドクラスタは、そのまま世界の中核となります。 それゆえに、''世界はこの中核を柱として成立しています'' 万一この柱が破壊されたり、その世界内から移動されれば、世界は急速に破滅するでしょう。 最終的には、''世界そのものが終焉し、残滓さえ残りません'' ただし、この時。 ''世界外部に持ち出された、ロウが一度でも通ったものは、消滅しません'' **守護結界/シール 境海に浮かぶ世界は、常にその存在を「虚無」と「存在」に干渉され続けています。 ゆえに、自己を守るための障壁、「シール」で自らを覆いました。 これは世界という意思が、その全てのロウを持って張った障壁になります。 ''シールは、たとえ虚無や存在でも、容易に破ることはできないでしょう'' **生命循環/マナ・サーキュレーション ガルド・クラスタや世界の根源は、「命のめぐり」にあります。 世界は分類的にはエリアですが、''実質生命体としてみるべきです'' 故に、いかなる世界であったとしても。 ''生命の巡りが無い世界は、存在し続けることは不可能です'' 仮にこのめぐりが停止した場合、世界はゆっくりと収縮を始めます 最終的には、中核が持ち出されたときと同じく''世界そのものが終焉する''でしょう **世界の門/ゲート 世界はシールによって隔離されました。 しかし、それでも孤独であり続けることは、不可能でした。 そこで世界は、外へつながる門を作りました。 それが、''ゲート''です。 ゲートは二種類存在し、それぞれ「存在」と「虚無」へとつながっています。 ただし、「虚無」へのゲートは実質閉鎖している為、使用できるのは「存在へのゲートのみ」となります。 ・存在する基礎属性 基礎属性は、以下の種類となります |色|属性|エレメント名|例| | 茶|大地|地のエレメント|砂| | 赤|火炎|火のエレメント|熱| |薄緑|疾風|風のエレメント|気体| | 水|流水|水のエレメント|液体| |色|属性|エレメント名|例| |濃青|氷雪|氷のエレメント|固体| | 紫|重力|重力のエレメント|重み| | 白|明光|光のエレメント|聖光| | 黒|暗闇|闇のエレメント|闇光|