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武器っ娘過去ログその9

[651]ラルド
>>645
アイーシャ
「ガネル起きて、お~き~な~さ~い~」

随分と寝てしまったらしい。時計を見ると9時半を少し回っていた。

アイーシャ
「10時から模擬戦でしょ?」

ガネル
「ああ……」

アイーシャ
「どうかした?」

ガネル
「いや、何でも無い」
俺は着替えを済ませると指輪を首に掛ける

アイーシャ
「相変わらず嵌めないんだね、それ。」

ガネル
「どうでも良いだろ…飯行くぞ。どうせ俺待ちで食って無いんだろ?」
真っ赤になるアイーシャを横目に俺は部屋を出る。

アイーシャ
「時間までは自由だって。あと30分も無いけど」

ガネル
「何、飯食ってりゃ…23分なんてあっという間だ」


その後俺とアイーシャは時間まで少し遅い朝食を楽しんだ
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09/18 00:07 932SH [652]DD
>>644
「はぁ…はぁ…くっ!」
急制動で弾幕を避ける。
テスト開始からもうすぐ3時間が経過する。
「はぁ…はぁ…」
機動力は向こうが遥かに上。力で勝負しようにも、一撃離脱戦術の前ではそれも不可能…
つまり、避け続けるしかった。
「はぁ…はぁ…」
襲い来る弾幕を回避し続けること約3時間、ユーリの心身は既に限界を向かえていた。
「演算終了、敵弾予測軌道を表示します」
支援用AI、IRISの声と同時にユーリは回避行動に移る。
「くっ…!!」
光の雨は予測軌道通りに降り注ぎ、通り過ぎる。
(これじゃ…僕が標的みたいだな…)
朦朧とする意識の中で、ユーリはそんな事を思った。
(やっぱり…僕には何も出来ないんだ…何も…出来ないんだ…!!)
『強くなりたいか?』
突然、頭の中に声が響く。
『弱い自分を変えたいか?』
その問い掛けに、
「変え…たいよ…!!」
ユーリは無理やり言葉を吐き出す。
『ならオレを受け入れろ?』
声は続ける。
「キミは…ダレ…?」
その問い掛けに声は答えた。
『オレは…オマエだよ』
そこでユーリの意識は途切れた……
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09/18 09:00 W62H [653]DD
>>652
カレルは焦っていた。
時間がかかり過ぎていた事…それもある。
相手が予想以上の能力を有していた事…それもある。
だが、それ以上に彼を焦らせた事は…
(動きが…変わった!?)
先ほどまで、回避行動が精一杯だった筈の相手からの突然の反撃…
予想外の事態に、判断が鈍った。
「………ッ!?」
体制は立て直したものの、被弾までは防ぎ切れなかった。DCSが自機小破の警告を送る。
「一体…何が…!?」
「先程の攻撃で可変機構の一部が破損しました。強制的に通常戦闘形態に移行します」
ZEKEが被害を報告する。
(たった一撃で…!?それだけの破壊力が…いや、違う。ピンポイントで可変機構のみを狙ったのか!?)
考える間も無く、次の攻撃が襲い掛かって来る。
「…させるかっ!!」
咄嗟に放った銃弾は虚空に消えた。
「……後ろ!!」
振り向きざまにコアのある胸部に銃口を突き付ける。
と、同時にモニター全体に紅い光が映し出される。
「相討ち…か…なかなか…やるね」相手に言葉を送る
『………』返事は無かった。
「ユーリ…?」
その時突然、音声が入った。
『…クク……久…に楽…め…ぜ』
それを最後に通信は切れた……
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09/18 13:05 W62H [654]零
>>650

10時12分

俺達は仮想空間に入る為に作戦室に入る、そこには10台のベットが並んでいる、既に右からアイシャ、リリム、アイエフがベットの上で眠っている、没入しているのだ、正確には寝ていると言うより、意識が抜けていると言った方が正しいだろう、仮想に没入している時は現実の体は無防備になる、その為、作戦室が設けられるのだ
「さて、俺達も没入するか」
「そうですね」
俺はアイエフの隣のベットに横になる、ジークリンデは俺の左のベットに横になった
「それじゃあ、また仮想で」
「はい」
俺は首の裏のコンソールに神経回線を差し込む、そして目を瞑り没入した、
目の前に廃墟の都会が姿を表す、ビルの窓は割れ、道には車が乗り捨てられている、訓練用仮想空間だ
「無事に没入できたみたいだな」
俺は電子体の調子を確認する、電子体とは仮想での体の事だ、外見は現実の外見と同じになる、が変える事もできる、だがIDで誰だか直ぐにわかる、でなければ、なりすましによる犯罪の無法地帯になってしまう
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09/19 01:18 H001 [655]零
>>654

「そうですね、彼方にアイシャさん達が居ますね、行きましょう」
そう言うとジークリンデはアイシャ達の所へ向かった、俺もその後ろをついて行く
「おはよー!!お2人さん」
「おはよう御座います、ヴィルフリート、ジークリンデ」
「ああ、おはようみんな」
「おはようございます、アイシャさん、アイエフさん」
何気なく挨拶を返す
「ガネル達は一緒ではなかったのですね、リリムはてっきり一緒に来るものと」
「今日はまだ見ていないな…」
俺は時間を確認する、情報は頭の中に直接届き、記憶を思い出すような感じで知りたい事がわかる、便利な世の中になったものだ
「10時23分か…間に合うのか?」
「待ってれば来るんじゃない~、流石に遅刻はしないと思うし」
「だと、いいがな」
俺達はガネル達が来るのを待つ事にした
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[656]DD
『発芽マデ、アト11時間…』
時を告げる声が響く。
“種”は無人兵器のプラントであると同時に、ウィルスの媒体でもある。
計算では、発芽から2時間後には地球全域にウィルスが蔓延、星は死滅する。
(地球に明日無い…)
ニコラは研究室で一人、考えていた。
(これで私達の“償い”も終わる…後は…彼等の闘いに最後まで付き合うだけか……)
彼は再びチェックを始めた。
と言っても、ウィルスの管理はラジエルに一任してあるし、“種”は発芽まで、外部から手が出せない。
彼に出来るのは、未だ謎の多い“原典”と“黙示録”の解析ぐらいだった。
作業の途中でニコラはある疑問を思い出した。
(彼等は一体何者なのか…)
考える程、彼等は不可思議な存在だった。
『オリジナル』を凌駕する能力、“使徒”の搭乗制限無視、天使兵器…魔神器の無制限使用、何より事故の事を知っていた…
(彼等が本当に地球人なら、事故について知っているはずが無い)
次々に浮かぶ疑問…
見つからない答え…
(もうやめよう…考えるだけ無駄だ…)
自分らしからぬ結論を出した彼は再び作業に没入する。
『発芽マデ、アト10時間…』
再び声が響いた。
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09/19 10:28 W62H [657]ラルド
>>655
アイーシャ
「すみません、遅れました!」

ガネル
「食堂に居たんだが、案外此処まで遠くて…しかもこういう装置は初めてでな、やり方が解らなかった。スマン」
俺は皆に頭を下げる。実際のところ仮想空間は初めてではない。しかしこっちの仮想空間は精神だけじゃなく肉体も取り込むことが出来た。要するに、魔法と科学の違いだ。

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09/19 11:23 932SH [658]零
>>657

「こうして間に合ったんだ、気にするな」
『確かにギリギリではあったがな』
瞬間俺達の上を黒い影が横切った、それはゆっくり地面に降り立つ、ボルキュスのシュミクラム、ウルヴァニスだ
『ガネル、アイーシャ、こうして話すのは初めてだな、ボルキュス・ストライズだ』
ボルキュスはシュミクラムのまま話かけてくる、そして
『さあ、模擬戦を開始しよう、ルールは簡単だ、我々七君主が守る7つのコアを出来るだけ多く破壊すればいい、エリアは七つに分けられ1つのエリアに1人の君主がいる、担当のコアを破壊された時点で担当の君主は戦闘を停止する、ようするに4対1の攻防戦をしてもらう、リミッターレベルは1、戦闘開始は11時からだ、質問はあるかな?』
リミッターレベル1…それは死なないだけのリミッター、痛みは和らぐ事無く体を襲う、腕を斬られれば、腕を斬られた痛みが、腹を抉られれば腹を抉られた痛みを味わう事になる、それがリミッターレベル1
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09/19 16:31 H001 [659]零
>>658

俺はレベル1という設定に反対する
「オイ、ボルキュス、リミッターレベル1、お前は理解して言っているのか」
すると、ボルキュスは当然のように答える
「勿論だ、死なないだけの無制限フィードバック、仮想はリミッターがあるせいで死なない、それだけで安心感がある、それでは本当の力は出せない、なら死ぬほどの苦しみを伴うレベル1ならどうだ、その苦しみから逃れる為にそこそこ本気になれるだろ?」
ボルキュスの言葉に納得している自分がいる、クソっ
「ああ、わかった…担当エリアの情報をくれ」
「了解だ」
頭の中に情報が流れ込んでくる、内容を確認すると俺はシュミクラムへシフトする
「たま後で」
俺はジークリンデに一時の別れを告げると担当エリアに向かった
「頼むから、俺のエリアには来ないでくれ」

『全員配置についたな、それでは模擬戦を開始する』
ボルキュスの言葉と共に模擬戦は開始した
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09/19 17:11 H001 [660]零
>>659

『参考データ』

『ボルキュス』
七君主第1位の実力者、近接戦から射撃戦までこなす万能なパイロット、彼の搭乗機“ウルヴァニス”は特化した点は無いものの、高い安定性と汎用性を有する

『リリム』
七君主第2位の実力者、近接戦を得意とし高速戦闘を行う、彼女の搭乗機“イカロス”は巨大な片翼を装備しており無数の無人機を射出する

『レイン』
七君主第3位の実力者、基本はサポーターだが、トラップによる戦闘を得意とする、だが戦闘自体は苦手、彼女の搭乗機“アイギスガード”は各種感知装置と遠距離支援火器を搭載しており、情報戦と遠距離戦を得意とする
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09/19 17:50 H001

[661]零
>>660

『ヴィルフリート』
七君主第4位の実力者、近距離戦から中距離を得意とする、彼の搭乗機“武御雷”は強力な電磁兵器を数多く装備しており、その多くが命中せずとも機体性能を大きく低下させる

『雪村』
七君主第5位の実力者、格闘戦を得意とし射撃武器は使用しない、彼の搭乗機“村正”は実体剣しか装備していないものの、君主最速を誇る

『ヘイル』
君主第6位の実力者、近接戦を得意とし対艦戦闘、対地戦闘を得意とする、彼の搭乗機“サイクロプス”は強力な衝撃波を発生させる槌を装備しており、高い防御の能力を有する

『アイエフ』
七君主第7位の実力者、射撃戦、砲撃戦を得意とする、彼女の搭乗機“タイランド”は鉄壁の防御能力を有する四脚型重戦術機、大火力の火器を数多く装備しており、近接武器としてレーザークローを装備している

あくまでも参考データのため、君主の戦闘能力を、これだけで判断するのは危険です
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09/19 18:10 H001 [662]零
>>661

「カインさん、どこのコアから攻めますか?」
私は彼に意見を求める、たとえ4対1でも、まともにやってかなうはずがない、確実にやらないと
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09/19 20:17 H001 [663]DD
>>656
『発芽マデアト10時間…』
スピーカーから無機質な声がする。
「何でアタシがこんな事を……」
『……エリーゼ…集中…』
「大体、何でアタシはアンタとツーマンセルなのよ!納得いかない!!」
『…“ディスノミア”の力は危険…だから…』
細花の返答がエリーゼの癪に触った。
「何よ…危険って!アンタの機体だって充分危険じゃない!?そもそも“使徒”の中に『安全』な機体があるはずないでしょ!!」
不満が次々に湧いて来る。
「この計画だってそうよ!こんな回りくどい事するぐらいなら、アタシのアトモスを使った方が……」
『…それは…ただの殺戮…“償い”には…ならない…』
細花の反論がエリーゼを更にイライラさせる。
「こんな虫けら共…」
突如、エリーゼは真下に展開する部隊に狙いを定めた。
「アトモス照射準備完了」
支援用AI『ZEIN』が攻撃準備完了を知らせる。
「全部…」
敵も気付き、迎撃を始める。が、銃弾は垂直落下軌道を描き、死の雨となって市民の上に降り注ぐだけだった。
「消し去ってやる!!」
『エリーゼッ…!!』
細花の制止も効かず、放たれた力は街を、人を、平穏を全て喰い尽くした……
『発芽マデ、アト9時間…』
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09/19 20:23 W62H [664]ラルド
>>662
ガネル
「一般的に行けば弱い方か強い方、要するに近い方からが妥当じゃないか?ま、七君主のあんたの意見が違うならそっちに従うが…」
幻想空間に入ってわかったことがある。現実での疲労も残っているということ。リミッターレベルが1ということは、万が一暴走したら肉体が危ない。アイーシャは気がついていないみたいだがそれだけが唯一の良いことだ
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09/19 20:53 932SH [665]零
>>664

「私も君主の仲間になったのは最近ですからよく分かりませんが、一番近くは雪村さんですね」
君主最速…、ヴィルフリートの動きでも早いと思っていたのに、それ以上?
私の体は震えている、抑えようとしても抑えられない震え、私は恐怖していた、味方ならあんなにも頼もしいのに、いざ敵になるとこんなに恐いなんて、私は恐怖を紛らわす為に会話を続けた
「とにかく行ってみましょう、無理ならエリアの外に出ればいいですし」
果たして逃げられるのだろうか、そんな考えが頭をよぎった
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09/19 21:11 H001

[666]ラルド
>>665
アイーシャ
「まもなくエリア内です…先制しますか、この距離ならとどきます。」
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09/20 00:29 932SH [667]DD
>>663
『もし、この世に英雄と呼ばれる者が存在するならば…』
昔、ある男が言っていた事を思い出した。
『…その者は世界にとっての英雄だ…』
その男は誰よりも堅い意志を宿していた。
『…だが、それは私達ヒトにとっての英雄ではない…』
その男は誰よりも多くの真理を悟っていた。
『…ヒトは未だ縛られた存在だ…』
その男は誰よりも深い業を背負っていた。
『…たとえ、世界から争いが消えたとしても、ヒトへの束縛は消えはしない…』
その男は誰よりも強い力を持っていた。
『…この束縛を断ち切らなければ、ヒトに安寧は無い…』
その男は誰よりも世界を憂いていた。
『…この世界をヒトの手に取り戻す為に…』
その男は誰よりもヒトを信じていた。
『…私は、世界を殺す』
そして……
その男は……
私に剣を向けた……



『発芽マデ、アト8時間』
その声で私の意識は現実に引き戻された。
(まったく…らしくないですね、過去を思い出すなんて…はぁ~、歳は取りたくないものです…)
溜め息が漏れた。
(それにしても…)
「二人共、頑張り過ぎですね。本番はこれからだというのに…」
溜め息が無人の廊下に消えていった。
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09/20 07:06 W62H [668]零
>>666

先制攻撃、それでダメージを与える事が出来れば戦闘は一気に優勢になる、だがそこでアイシャが反対した
「この戦闘はコアの破壊が目的です、なるべく敵に見つからないようにコアに近づくのが良いかと、コアがどの様にして守られているか分かりませんが、場合によっては狙撃で破壊できるかもしれません」
確かに無理に君主と戦う必要は無い、コアを破壊すれば、このエリアの君主は戦闘を停止するのだから
「私もアイシャさんの意見に賛成です、攻撃して私達の位置を教えるよりも、コアの破壊に専念しましょう、そっちの方が安全で確実です」
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09/20 09:49 H001 [669]ラルド
>>668
「了解した、俺とアイーシャはどちらかと言えば接近型だ、急速接近、敵目前で散開により注意を引き付ける。しっかり狙えよ二人とも」
俺は呪文の詠唱に入る
「私達の事は気にしないで下さい。囮役は慣れてます。それにみすみす墜ちるつもりもありません!」
『WingSystem、SetUp』
機械音がシステムの起動を知らせる。
「行くよ”刹那”!」
『Yes、Master!』
アイーシャのシステム起動と同時に詠唱が最終段階に入る
「…術式固定、掌握、魔力充填…術式兵装『疾風迅雷』!!!」
『System、SetUp…Let's Go、Master』
「”疾風”行くぞ!」
俺はアイーシャと共に目標へ飛んだ
55.0k
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09/20 19:20 932SH [670]零
>>669

「わかりました、気をつけて下さいね」
接近戦、果たして格闘戦を得意とする雪村に勝てるのだろうか、私は2人を心配しつつコアへ急いだ
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09/20 19:51 H001

[671]零
>>670

廃墟ビルの上、彼は胡座をかき瞑想をする
「来たか…」
彼は立ち上がりシュミクラムへシフトする、コアの赤い光が彼の体を不気味に照らした
「敵は2人、残りはコア狙いか…、まあいい、破壊される前に撃墜する」
彼はそう言うと5本ある内、2本の刀を抜く、刃渡りは9m、それは高い音を立て振動する“高周波ブレイド”すべてを切り裂く刃、
「突っ込んで来るのか、いい度胸だ、だが遅すぎる…」
彼は1000m以上の間合いを一瞬で詰める、そして刀を振り下ろした
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09/20 20:17 H001 [672]ラルド
>>671
「!?アイーシャ下がれ!!」
俺はただならぬ殺気を感じ”感覚”で剣を抜く
「ぐっ!!」
剣が砕ける音が耳に届く
「雪村さんか…疾いなあんた」
どうやらアイーシャは距離を取ったらしい正直有り難い
「お手合わせ願おう。」
俺は刀を二本生成すると正面に構えた。
56.4k
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09/20 21:08 932SH [673]零
>>672

「止めたか、少し軽くし過ぎたようだな」
彼は刀を構える、
「だが、次は無い」
次の瞬間、アイーシャの叫び声と共に腕が宙を舞った
「油断し過ぎだ…」
そして、彼女の腹に蹴りを入れ数メートル吹き飛ばした
「さあ、次はお前だ」
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09/20 21:25 H001 [674]ラルド
>>673
「お見事、容赦無いな。」
坦々とした口調とは裏腹に俺は焦っていた。動きが”見えなかった”のだ。仮想空間なのでアイーシャが死ぬ事は無いが明かに力の差は歴然だった。
「化け物かあんた…まあ良い、今は戦るだけだ」
俺は来るであろう攻撃に備え全神経を雪村に向けた。
17.1k
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09/20 22:27 932SH [675]零
>>674

「そう力むな、肩に力が入りすぎだ、もっと楽にしろ、でないと対応が遅れるぞ」
彼は再び刀を構える居合い切りの構えだ、そして一言呟いた
「絶影『七閃抜刀』」
そして、ガネルを七つの刃が襲う
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09/20 23:44 H001

[676]零

「あれがコアみたいですね」
アイシャが指差す方を私は見る、そこには赤く輝く巨大なコアがあった
「なんか不気味な色ですね」
「ええ、早く破壊しましょう」
するとアイシャはライフルを構えた
「これで1つ」
言葉と同時に弾丸が発射された
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09/21 00:06 H001 [677]ラルド
>>675

「龍牙・七連撃!」
爆発音と共に斬撃が霧散する
「数を増やすと威力は衰える…知らない訳じゃ無いんだろ?」
試しているのか、嘗められているのか、どちらにせよ早く決着を付けたい俺は刀を鞘に納める。
「抜刀術・陽炎!」
魔力の超加速により雪村を間合いに捕らえると、俺は刀を振り抜いた。
37.6k
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09/21 00:40 932SH [678]零
>>677

「威力が衰える?
絶影の正体も知らずよく言う、『七閃抜刀』の七は回数じゃない、数だよ」
そして影は間合いに入ったすべてを切り裂いた
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09/21 06:39 H001 [679]ラルド
>>678
「うぉっと!…こちらの理解を超えるか…やはり敵わないな」
今までに感じた事の無い気持ちの高ぶりに口元に笑みが浮かぶ。
「あんたとはもっと戦りたいんだがな…ルールじゃ仕方ない…”俺達”の勝ちだ、『コアの破壊を完了』アイシャ・ジークリンデからだ」
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09/21 06:46 932SH [680]零
>>679

彼は刀を鞘に収める、するとさっきまでの影は消えた
「遊びすぎたか、私の負けのようだな」
楽しげに言うと
「もっと戦いたいと言ったな、模擬戦の後、相手をしても構わないぞ、1人での鍛練もいいが相手が居た方がいい鍛練になる」
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09/21 06:57 H001

[681]DD
>>667
『私は一体何者なのだろうか…』
時々そう思う事がある。
“私”という存在がひどく不安定なモノに感じるのだ。
そんな事を考える内にも、私の周りにはスクラップになった兵器が山積みになっていく…
(習慣って恐いわね…)
心底そう思う。
戦場とは、私にとっては家庭と同じなのだ。
人々の悲鳴や怒号は子守歌で、死体は遊び相手だった。
人を殺すのは簡単だ。
首を斬り落とす。
たったそれだけだ…
相手が兵器でもそれは変わらない。
…ただ、あの男を除いては…
結局、私はあの男を殺せなかった。
情けをかけた訳ではなく、手を抜いた訳でもなかった。
『斬る事が出来なかった』のだ。
まるで、体が拒絶しているかのように…
そして…
その男は私に言った。
『貴女の力を貸してもらいたい』と……
45.5k
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09/21 08:47 W62H [682]DD
>>681
特に断る理由も無く、私は彼に協力することにした。
別に彼の理想に共鳴した訳ではない。
『彼の向かう先に何が在るのか…』
それに興味を持っただけに過ぎなかった。
協力すると言っても私の日常が変わる訳でも無く、戦場を渡り歩き、殺し続ける日々が続いた。
一つ変わった事と言えば、その頃から他人の面倒を見ることが増えたぐらいだ。
戦場で私は常に孤独だった。
それがいつの間にか部下と呼べる存在と戦場を歩くようになっていった。
部下といっても足手まといにしかならなかったし、役立たずばかりだった。
が、その環境を心地良いと感じる私が居たのも確かだったのだ…
そして、今の私には『仲間』と呼ばれる存在が居る。
少なくとも私はそう思っている。
私が闘う理由も実際は『仲間』の為なのかもしれない…それはまだ分からないが、その答えを探す為にも私は最期まで闘う事を誓ったのだ。

『ネビュラ1、貴官ノ任務ハ全テ完了シタ。後ハ貴官ノ判断二任セル』
予定通りに通信が入る。
「了解、状況は?」
『アト7時間デ全行程ガ終ワル』
「そう…じゃあ私は残るから…後、よろしく」
強引に通信を終えた私は『仲間』の下へと跳んだのだった……
25.3k
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09/21 13:02 W62H [683]ラルド
>>680
「この模擬戦の後、本体が無事ならお手合わせ願おう。」
俺は刀を納めるとアイーシャの腕を拾いアイーシャ本体へ向かう。
「全く、簡単に腕斬られてんじゃねぇよ。」
俺の呆れた声にアイーシャは目を開ける。
「あのまま倒れて無いと多分私死んでた。」
アイーシャの声は震え、どれ程の恐怖を味わったのか俺は悟った。
「ほら、くっついたぞ」
俺はアイーシャの腕を離すと立ち上がるのを手伝う。
「アイシャ達と合流する」
短く言うと俺達は空へ翔けた
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09/21 17:03 932SH [684]零
>>683

「行ったか…」
彼は仮想の空を見上げる、そして通信が入る
『随分易々と負けてあげましたね、あなたの実力なら最初の一撃で2人とも倒せたはずですが』
「レインか、何のようだ」
彼は言葉を返す
『ただ、話がしたかっただけです、次の戦闘、誰と戦うと思いますか?』
「此処からだと、リリム、ヴィルフリート、ヘイルの内の誰かだな」
『勝ち目があるとしたら…』
彼は即答する
「ヴィルフリートだな、彼奴は優しすぎる」
それに対してレインが言葉を返す
『ジークリンデですか、ヴィルフリートは斬れるのでしょうか』
「恐らく…」
彼は意味深に答える
『そうですね…これはヴィルフリートの戦いでもあるのかもしれません』
「そうだな」
95.4k
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09/21 19:21 H001 [685]DD
>>682
「あれ…?ここは…」
目を覚ますとユーリは医療用ポッドの中に居た。
「そうか…僕は…気を失って…それで…それで…?」
(どうしたんだっけ?)
その先が思い出せなかった。
「確か…声が…聴こえて…」
「やっと起きたね。大丈夫か?」
医務室の扉が開くと同時にカレルの声が聞こえてきた。
「あ…はい、大丈夫…です」
先程までの疑問は既にユーリの頭からは消えていた。
「それにしても驚いたよ。まさか初戦であれだけの動きが出来るなんて…君には才能が有るのかもね」
「そんな事…ないです…だって僕は…」
「最初からあれだけの機動を続けたら誰だって平静を保てなくなるさ。俺だってそうだったし…」
ユーリの言葉を遮るようにカレルが言った。
「第一、君は負けた訳じゃないだろ?」
「え…?」
(僕が気を失った時は戦闘中だった…なのに…?)
噛み合わない記憶…
あるはずのない空白の時間…
それがユーリを不安にさせた。
(それは本当に“僕”だったんだろうか?)と…
「…まだ疲れてるみたいだから、また来るよ」
そう言い残してカレルは出ていった。
『アト6時間…』
その声が聞こえないほど、ユーリは言い知れぬ恐怖を感じていた……
46.3k
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09/21 22:13 W62H

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最終更新:2010年09月24日 00:54
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