【加工所における一般的なゆっくりの生産方法】
「ゆぎぎぎぎ……おちびちゃんうまれないでね……うまれたらゆっくりできなくなっちゃうよ……」
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れいむは仰向けにされ、全身を拘束されている。頭頂部には太いチューブが差し込まれ、常に液体が流れ込んでくる。
やがて液体はれいむの体に染み渡り、中心より下、ゆっくりにとってのお腹の辺りに新たな命を宿す。液体は精子餡と栄養剤の混合物であり、これによって生命活動は強制的に延長され、もはや日常と化した妊娠を促す。
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おしょとにでちゃらおかあしゃんにげんきいっぱいごあいしゃちゅしゅるよ! ゆっくりしていっちぇね、ってでっきゃいこえでいうよ!
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尻のほうには坂がある。産み落とされた赤子はそのまま坂を転がって、レーンに乗せられて運ばれていく。初めての挨拶はもちろん、すりすりすることもぺろぺろしてあげることも叶わず、愛しい我が子は産まれてはどこかへ消え、また産まれては消えていく。
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ゆっ! もうちょっとでうみゃれりゅよ! おかあしゃんとおとうしゃんにいっぱいいっぱいあまえちゃいよ!
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そのときは、無情にもやってくる。チューブからは絶え間無く液体が流れ込む。生産において、母体の意志など介在しない。ただ、産んでは苦しみ嘆いて、また産むだけだ。
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「ゆっゆーん! ゆっきゅり……ゆわああああああ!?」
「おちびちゃん……ごめんね……ひりきなおかあさんをゆるしてね……」
赤れいむは、何が起きているのかわからなかった。無機質な音が響く世界、ゆっくりできない地面。初めて目にして耳にするものはなにもかもが不快で恐ろしく、そこにはあたたかな母と父の温もりなど存在しなかった。
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「ごべんね……ごべんね……あがぢゃんごべんね……」
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そして、また繰り返される苦痛。
「ゆぎぎぎぎぎぎぎ……もうやだよ……あがぢゃんうみだぐないよ……」
完
最終更新:2010年10月17日 16:58