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ゾロリのゆっくり虐待スレ 過去ログ四

[175]ポポ
裁縫とか、マチ針をやたら刺していくとか。
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10/18 10:56 N03B(i)

[176]聖炎校尉ゾロリ
感想とリクエストありがとです、うれしいです
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10/18 13:07 W52SH(e)

[177]聖炎校尉ゾロリ
【残飯処理生物】

「れいむはまりさのことがすきだよ!」

「まりさもれいむのことがすきなんだぜ! いもむしさんやばったさんよりもすきなんだぜ!」

 とある公園の片隅で、二匹の饅頭が愛を語っていた。
 感情を確認しあったら、晴れてカップル成立だ。さあ、柔らかな頬を擦り寄せて愛を燃え上がらせようと互いに駆け寄ったときだった。

「つっかまーえた」

 浮遊感。
 れいむとまりさの明るい未来が永遠に引き裂かれた瞬間だった。

―――――

「ここからだしてね! まりさにあわせてね!」

「ばかにんげんはさっさとまりさたちをかいほうするんだぜ!」

 二匹はそれぞれ別の箱に入れられた。多少のスペースはあるが、動き回れるほどの広さではない。天井は高く、がんばってジャンプしても届かない。いくら暴れても箱が壊れるようなことはなく、それは脱出不可能を意味していた。

 これからようやく二匹でゆっくりできると思っていたのに。突然現れた人間は、何が目的で自分たちをこんな目に遭わせるのだろうか。

「まりさぁぁぁ!」

「れいむぅぅぅ!」

 思いきり声を出してようやく聞こえるくらいだ。互いの声を聞き、二匹は安心した。
 いくらか気持ちが楽になって、そのうち出してくれるだろうと思った。

―――――

 どれくらいの時間が経ったのか。光も風もない密室。ときおり互いの存在を確かめるために声を出していたが、今となってはそんな体力は尽きていた。
 食料はおろか水もない。暗く狭い箱のなかで、二匹は絶望していた。

―――――

「おいーっす。おまえらゆっくりしてたか?」

 俺は二つの箱を同時に開ける。久しぶりの光が眩しいのか、しきりに眼をしばたかせている。

「まりさ……だいじょうぶ……?」

「れいむ……まりさはだいじょうぶだぜ……れいむは、だいじょうぶなのぜ?」

「ゆゆう。いきてるよちゃんと……」

 餓死寸前、ってとこか。さあて、こいつらの信頼関係にひびをいれてやろうかな。

「おまえら、これをみろ」

「「ゆっ?」」

 俺が取り出したのは、おいしそうなケーキと腐りかけの鼠の死骸。

「おまえら二匹に聞く。……どちらを食べたい? ケーキを選んだら、相手に鼠の死骸を食わせることになるが」

「「……ゆ」」

 腹が減っている。 
 眼の前には、舌がとろけそうなほど美味そうなケーキと、腐臭を漂わせる鼠の死骸。
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10/18 13:08 W52SH(e)

[178]聖炎校尉ゾロリ
 だが、自分がケーキを選んだら相手に腐った鼠の死骸を食わせることになる。蛆が湧いているかもしれないものを、食べたくはない。
 れいむは迷っていた。
 まりさも迷っていたが、れいむよりも早く判断して、言った。

「まりさはけーきさんをたべるのぜ! れいむにはしんだねずみさんをあげるんだぜ!」

 おーおー。死にかけだったのにケーキを食べられるとわかったらこれかよ。

「どぼぢでぞんなごどいうのおぉぉぉ!?」

 れいむは涙を滝のように流して絶叫する。

「んじゃまあ、そういうことだから。れいむには鼠さん、まりさにはケーキさんをあげようね」

「ゆわーい! まりさのけーきさ……」

「うっそぴょーん」

「ん……」

 死骸を「まりさの箱」に落として箱の蓋を閉める。

「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! ぎぼぢわるいぃぃぃぃぃぃぃぃ!」

 嫌悪の叫びが聞こえてきたが、箱は特殊な素材だから音はあまり響かない。
 
「まりさぁぁぁ……どうしてなのぉぉぉ……」

 かわいそうに。裏切られたれいむはえづきながら泣いていた。そんな姿に、俺は憐れみを感じてケーキを……

「ぺっ!」

あげる、なんてことはしない。溜まった唾を吐きつけた。こんなヤツらにケーキなんてやらん。
 れいむの箱も蓋を閉めた。

―――――

「ごはんだぞ」

 蓋を開け、生ゴミを落とす。中にいるれいむとまりさは少しだけうれしそうだ。食料がもらえ、生を繋げられるからではない。このときにだけ、二匹は互いを感じあえるのだ。
 まりさは、れいむに謝った。自分がケーキを食べたかったから、れいむに鼠の死骸を押し付けた。れいむは、そんなまりさを許した。自分だって迷っていたのだ。いつまでも責める気は起こらなかった。
 そんな二匹を見て、人間は約束した。

「十日経ったら、二匹をそこから出してあげる。あまあまもプレゼントして、住んでいた公園に帰してあげる」

 だから、二匹は待っている。おいしくない、ときには腐った生ゴミを我慢して食べる。いつか来るゆっくりした未来のために、暗闇のなかで今日も生きている。

―――――

「『3』以上は数えられないのよね? ……悪趣味だわ」

「んー。最初はホントに約束どおり出そうかと思ってたんだがな、思いの外便利で…………なーんて」


      完
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10/18 13:12 W52SH(e)

[179]ほそかわ
馬鹿なゆっくりの虐待最高です
やっぱこのスレぱねぇ
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10/18 14:59 W54S(e)

[180]囮
>>178この後ゆっくりをどう虐めたのかと、最後どうなったかが気になりますね
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10/18 20:02 P03B(i)

[181]ぁー
ナミウズムシとゆっくりを合体させたいれふ^p^
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10/18 21:11 821SH(s)

[182]丞相ゾロリ
【ゆっくり踊り食い】

 私の趣味は、赤ゆっくりを丸々踊り食いすることだ。酒も煙草もギャンブルもやらぬ真面目でつまらない私の、少しだけ刺激的な趣味。長年連れ添った妻にも秘密の、私だけの楽しみだ。
 今日は休日、動きやすい服装に着替えて近所の公園に向かう。

「ゆっくりしていってね!!!」

 私は茂みのなかに声をかける。端から見たら変なヤツだが、周りに人がいないことは確認済みである。

「ゆっ! おじさんゆっくりしていってね!!!」

 ふむ、ビンゴ。今日は運が良い。そのれいむの頭からは、赤ゆっくりが五匹実った茎が生えていた。すべてれいむ種だ。どの赤れいむも安らかに眠っている。夢のなかで、生まれ落ちたときの口上を考えているのかもしれない。

「おじさんはゆっくりできるひと?」

「ああ、とってもゆっくりできるひとだよ」

 れいむは警戒心なく無防備に私に近づいてくる。

「じゃあ、れいむにあまあまちょうだいね! れいむはしんぐるまざーなん……ゆぎっ!?」

 私の腕が届く距離に入ってきてしまったとき、既に家族の命運は決まっていた。茎はれいむの頭を離れた。私が引っこ抜いたのだ。

「ゆわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!? れいむのあがぢゃんがえじでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

「やだやだヤダモン」

 母体から離された茎にぶら下がる赤ゆっくりは衰弱するのが早い。新鮮さを失わぬうちにいただくとしよう。赤れいむを二匹、ぷちりと茎から離す。

「ゆっ! ゆっくちちていっちぇにぇ!」

「ゆぅ! れいみゅがうまれちゃよ!」

 同時に眼を開ける赤れいむ二匹。そこには、ゆっくりしたおかあさんが……

「はぁーい☆」

いなかった。

「生まれてすぐでアレだけど。……いっただっきまーす!」

「やべでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ! あがぢゃんたべないでぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

 母れいむの懇願は叶わない。

「「ゆわぁぁぁぁぁぁぁぁ……!?」」

 哀れ、二匹の赤れいむは私の口の中へ。 うむ、ばたばた暴れている。
 暗い、怖い、助けて。口のなかで叫び声が響く。歯で潰すようなことはしない。時間をかけ、舌で舐め回してじっくりと溶かしていく。やがて外皮がとろけ始めた頃、残りの三匹もお口にいらっしゃいませー☆

「ゆっくちしちぇいっ……!?」

「ゆっくちうまれ……ゆ!?」

「みゃみゃ、れいみゅうまれりゅ……ゆわぁ!?」
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10/19 09:38 W52SH(e)

[183]丞相ゾロリ
 初めて見たものは、兄弟姉妹の苦しみに歪む形相。

「ぺーろぺーろ」

 私は年甲斐もなくそんなことを言ってみる。といっても、口のなかには五匹もの赤ゆっくりがいるからもごもごした音が出ただけだが。

「ぐぞじじいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!! じぇいみゅのあぎゃぢゃんぎゃえぜぇぇぇぇ!!!」

 母れいむは私の足に体当たりを喰らわせていた。ぽよんぽよんと跳ね返るだけで、私へのダメージはゼロ、むしろマッサージされているみたいで気持ちが良かった。

「ここはどこにゃのぉぉぉぉ!?」

「みゃみゃにあいちゃいよぉぉぉ!」

「だしちぇにぇ! ゆっくちしにゃいでおしょとにだしちぇにぇ!」

「ゆぎぎぎ……」

「れ……みゅ……まだ……じにだぐ……ない……」

 歯や内頬にぶつかる感触。……あ。餡子の味だ。そろそろかな。

 ごくり。

 死にきらぬうちに、胃へ。腹の奥から声がする。

「いぢゃいよぉぉぉぉぉぉ!」

「くさいぃぃぃぃぃぃ!」

「ゆ……ぎ……」


 あー、美味しかった。赤ゆっくりは取れたて生まれたてが一番だな。

「あがぢゃんがえぜぇぇぇんぎぶっっっ!?」

 母れいむにキック。顔面に爪先がめり込んだ。母れいむはそのまま吹っ飛んでいく。

「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 食後の運動、開始。競技はサッカー。プレイヤーは私。ボールは母れいむ。

「ごべんなざい! あがぢゃんのごどはあぎらめまずがらっ! れいむのごどばゆるじでぐだざっ……んぐゆびっ!?」

 ボールは友達☆ 

 人が見えるまで、私は母れいむと一緒に遊んでいた。
 金はかからず、ストレスは解消でき、しかも健康的な趣味。
 毎回感じる多少の後ろ暗さなどは、美味しい赤ゆっくりたちと共に飲み込んでしまうのだった。


     完
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10/19 09:44 W52SH(e)

[184]丞相ゾロリ
【輪廻】

 踏まれた。轢かれた。放られた。蹴られた。刻まれた。くり抜かれた。盗られた。打たれた。裂かれた。潰された。溶かされた。喰われた。穿たれた。離された。閉じ込められた。犯された。撃たれた。ばらまかれた。刔られた。刺された。貫かれた。落とされた。嵌められた。斬られた。焼かれた。壊された。
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10/19 11:05 W52SH(e)

[185]神 長門
余計なお世話かもしれないが紫煙
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10/20 05:22 biblio(e)

[186]伏波将軍ゾロリ
>>185
「ゆっ! これはすごいよ! ぞろりのゆっくりぷれいすにするよ!」

余計なお世話だなんて、そんな……ありがとう
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10/21 06:34 W52SH(e)

[187]伏波将軍ゾロリ
【存在の意味】

 れいむは、とてもゆっくりしていた。 美味で栄養満点の食事、少し狭いが雨風の吹き込まない住居。なにより、かわいい子供たちと頼りになる夫のまりさがいる。
 野良での生活はとてつもなくつらかった。外敵に脅え、気候に恐れ、飢餓に憂えていた。しかし、今は違う。毎日、十分な食料が得られ、いつ訪れるかわからない敵に備えずともよい。

 れいむは、とてもゆっくりしていた。この幸せがいつまでも続くと、疑うことを知らなかった。

―――――

 ペットショップの片隅。いくつかあるケースのなかに、とてもゆっくりしたゆっくりの家族がいる。ケースにはシールが貼られていて、こう書いてあった。

「れみりゃの生き餌用ゆっくり家族。
 全て大きく育ったら、れみりゃに与えること」


     完
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10/21 06:52 W52SH(e)

[188]ラクシー
ヒャッハー!このスレ最高!!れみりゃの生き餌WWWおお、ひさんひさん。れみりゃ可愛いよね

ロケット花火を赤ゆのあにゃるに突っ込んで、打ち上げる。親ゆは、ネズミ花火で。
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10/21 16:19 820P(s)

[189]囮
熱帯魚屋の餌用魚もそんな気分なんですかね…プヒヒ
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10/21 19:03 P03B(i)

[191]竜驤将軍ゾロリ
【れいむと蟷螂】

「ゆゆっ! かまきりさんがいるよ!」
茂る草の上に、一匹の蟷螂がいた。
れいむは今日、親元を離れて独り立ちしたばかりのゆっくりだ。
これは記念すべき初めて一人で行う
「狩り」で、れいむは祝福の晩餐に蟷螂を供することに決めた。

なんの用心もなく、不用意に蟷螂に近づいていく。

薄く白い双刃は、獲物を捉え切り裂くそのときを待っていた。
標的が自分の攻撃範囲内に入ってくるのをひたすらに待ち、微動だにしない。

「ゆん! かまきりさんはかわいいれいむにたべられてね!」

れいむは跳躍して大きく口を開け、一息に蟷螂を飲み込もうとする。
瞬間、口の端に鋭い痛みが走った。
凹凸のある二本の鎌が食らいついて、引っ掻いたのだ。

「いぢゃいぃぃい! がまぎりざんやめぢぇぇぇえ! 」

れいむは体をのけ反らせたり転がったりして必死に蟷螂を振り払おうとするが、尖った刃は余計に食い込むばかりだ。
過ぎ去る時間と共に、れいむの体力は奪われていく。

「ゆぅぅ……ごめんね、かまきりさん。れいむがわるかったからはなしてね……」

懇願が届いたのか、蟷螂はれいむの肌から双刃を引き抜いた。

「ゆんっ! かまきりさんありがとう!」
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10/22 06:28 W52SH(e) [192]竜驤将軍ゾロリ
感謝の言葉を告げた刹那、れいむの後背にいくつかの衝撃が刺さる。

「ゆ……?」

そこにいたのは、十を超える小さな蟷螂たち。
それぞれが持つ鎌が、無慈悲に振り下ろされる。
断続的に与えられる痛みにれいむは泣き叫ぶが、もはや逃げる体力など残されていなかった。

――――――

きょうのばんごはんはおまんじゅう!
ママがおばかなおまんじゅうをつかまえたんだ!
うごけなくなったおまんじゅうに、がんばってとどめをさしたよ!
ぐさぐさぐさぐさ、たのしかった!

おにいちゃんもいもうとも、うれしそうだったよ!

あしたはなにがたべられるかなぁ?

「カマ美、なにしてるの? 子供はもう寝る時間よ」

はーい!
ねえママ、きょうはママのとなりでねてもいい?

「くす……カマ美は甘えん坊さんね。ほら、こっちにおいで」

わあ、ママのとなりあったかい。
うふふ。
あしたもまた、たのしくなるといいなぁ!

      完
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10/22 06:30 W52SH(e)

[193]征北将軍ゾロリ
【肥料作り】

 農作業をしていると、彼方から喧騒が近づいてきた。

「ここにおやさいさんがいっぱいあるよ!」

「まりちゃのおやしゃいしゃんゆっくちでてきちぇにぇ!」

「ぱちぇはもりのけんじゃなのよ! おやさいさんはぱちぇのものよ!」

「とかいはなおやさいさんね。たべてあげてもいいわ」

 ゆっくりの集団だ。二、三十匹はいるだろう。口々に好き勝手なことをほざいている。私は気にせず農作業を続ける。どうせ奴らは作物に被害を与えることはできない。
 鍬を振り上げるたびに、声は大きくなる。

「さあ、いっぱいたべようね!」

「ゆっふん! まりさはてんさいなのぜ! おぼうしにいれてもちかえるのぜ!」

「れいみゅたくしゃんたべりゅよ! おにゃかぺこぺこだよ!」

「ありちゅのちょかいはなしょくじがはじまるわよ!」

 一歩。
 二歩。
 三歩。
 入った。
 先頭のゆっくりが作物に近寄り口を開け、最後尾のゆっくりが範囲内に入ったとき。それは作動する。

「「「ゆっ!?」」」」

 奴らは、もう動けない。就縛の結界が発動したのだ。口を開けたまま固まったもの、笑顔で固まったもの、跳びはねる直前で固まったもの。

「ゆっくり停止」の呪印が書かれた札なんて、こいつらには見えなかっただろう。まあ、見えていても理解はできなかっただろうが。
 停止といっても、時間や存在の動きが止まるわけではない。見えない束縛、とでもいうべきか。考えたり、状態が変化することはあっても自ら動くことはできない。

 さて。

 今日の昼食をゆっくりたちの目の前で広げる。

(にんげんさん! れいむにもちょうだいね! それにこれをやめてね、ゆっくりできないよ!)

(どぼぢでまりざのうるどらびゅーでぃぶるなびぎゃぐがうごがないんだぜぇぇぇぇ!?)

(みゃみゃぁぁぁ! れいみゅのあんよがゆっくちうごきゃにゃいぃぃぃ!)

 涙ぐむ饅頭の前で食べるおにぎりは格別だ。小さなものも大きなものも、自らの状態に戸惑いながら苦悶する。おいしいご飯が食べられるところだったのに、いきなり体が動かなくなってしまったのだ。可哀相だとはまったく思わないがな。

 昼食を食べ終わる頃には、ゆっくりたちはみんな涎れをだらだら垂らしていた。

 私は、泥がついた肌に涎れが混じってさらに汚くなった饅頭たちを放置して、農作業に戻った。
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10/23 20:52 W52SH(e)

[194]征北将軍ゾロリ
 日が暮れる頃にもう一度ゆっくりのところに行くと、蟻がたかっていた。動かない甘味。蟻たちの絶好の餌だ。

(ありしゃんやめちぇぇぇぇぇ! まりちゃのおぼうちとらにゃいでぇぇぇ!)

(ありすのとかいはなぺにぺにをたべないでぇぇぇぇ!)

(むきゅぅぅぅ! ぱちぇはおいしくないわよぉぉぉ!)

 身動きならぬゆっくりたちは、目、口、性器から侵入されて中身を削られていく。なかなかグロテスクな光景だ。
 しかし、全てあげてやるわけにもいかない。二、三匹を蟻たちに分けてやり、他のゆっくりたちは籠に入れて移動させる。停止の効果は解除の呪法を施さないと解けないので、未だに硬直したままだ。
 
(せまいよ! だしてね!)

(もうおうちきゃえりゅぅぅぅ!)

(ありちゅのみゃみゃがたべられちゃったぁぁぁ!)

 到着。籠をひっくり返し、ゆっくりたちをその中に投入する。

(くさいぃぃぃ! きたないぃぃぃ!)

(ぐるじっ……ぃぃ……)

(やべで……れいむしんじゃうよ……)

 肥溜め。人や家畜の糞尿や、屑野菜などをいっしょくたにして溜めてある。ゆっくりたちは、生きながらにして腐り、おぞましい臭気と粘り気のなかで死んでいくのだ。

 棒で古い肥料と新しい肥料を混ぜ合わせるように掻き回しながら、豊饒を祈った。


      完
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10/23 20:58 W52SH(e)

[195]ゆゆゆ
蟻に食われるとかによによする(´д`*)
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10/25 09:55 822T(s)

[196]紅獅子帝ゾロリ
【蹴る】

 ゆっくりがいた。蹴った。

「ゆぅっ! いたいよ、やめてね!」

 蹴る、蹴る、蹴る。ただひたすらに、感情に支配されずに。激情に流されることなく、淡々と事務的に蹴る。

「ゆぎっ! えぼっ! やびぇでっ!」

 やめない。やめる理由がない。……今は。

 蹴る。吹っ飛んだ。やめた。

「ゆゆぅ……いたいよ……ずーりずーり……」

 入った。蹴る。

「ゆびゅっ!」

 吹っ飛んだ。どこかに行った。私は持ち場に戻った。

―――――

「どうですか、『ゆっくり排除ロボット』の調子は」

「なかなかですよ。餡子が出ない程度の衝撃で、定めた範囲から追い出しますからね。死体は残らないし、恐怖に怯えたゆっくりは近寄らなくなる。他の個体にも危険を知らせますので、ゆっくりによる被害は減りましたね」

     完
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10/25 13:37 W52SH(e)

[197]名無しの名無し
どうせなら餡子が出るくらいに蹴ったら良かったのにと思ったが、ゆっくりごときの餡子で道が汚れるのは良くないよね。
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10/25 23:26 W63CA(e)

[199]壊血ゾロリ
【善と悪と……】

○月×日

 今日はゆっくりで遊んだ。ナイフで刺したり、地面に叩きつけたり、自転車でひき殺したりした。ゆっくりはみんな、面白い鳴き声をあげて死んだ。とても楽しくて、ちょっとだけ泣いた。

―――――

 「鬼尉くん、この日記はどういうことだい? ちょっと、おかしいと思うよ」

 なにがですか?

「生き物をいじめたり殺して楽しむなんて、悪い人間のすることだ。動物に暴力を振るうなんて、根性がねじまがっている証拠だよ」

 そうですか。では、僕は他になにをいじめればいいですか? 猫や犬なら、許してくれますか?

「あ、あのなあ。そういう問題じゃないんだよ。弱い者いじめをしたり、ストレス解消として暴力を振るうのが悪いことで……なにに対しても、暴力は駄目なんだ。生き物を趣味で殺してはいけない」

 先生。では、どうして世界から殺し合いは無くならないのですか? どうして、弱い者いじめは無くならないのですか? どうして、弱者は強者に虐げられなければならないのですか? ぼくのなかの殺意は、どうして生まれてきたのですか? 殺すことは本当に悪いことですか? 命の価値は同じですか? 

「…………」

 ぼくには、なにもわかりません。世の中は弱肉強食。それがこの世の永遠不変の真理であって、そこには善も悪も存在しないのではないでしょうか。ぼくという人間が狂っていて、根性はねじまがり、生きているだけで害毒を撒き散らす汚物のような人間だと先生が本気で思うのであれば

「な、なんだよ……」

今ここで、ぼくを殺しておいたほうが良いかもしれません。
 ぼくにはなにもわかりません。ぼくにはなにもわかりません。根性がねじまがっていない人間も、悪の性質を持たない人間も存在するはずがありません。ぼくは信じません。ぼくは、あるがままの快楽を求めます。ぼくは、弱い者いじめをするために生きています。

―――――

「「「ゆっくりしていってね!!!」」」

 家に帰り扉を開けると、そこには数十匹のゆっくりが待っている。みんな、ぼくが慈しんで育てているゆっくりだ。
 嗚呼、愛おしい。抱きしめた腕に思いきり力を込めて潰して殺してしまいたくなるほどに、愛おしい。

 好きだから、殺すのか。憎いから、殺すのか。面白いから、殺すのか。
 全部が全部、正解で不正解なんだろうなぁ、なんて餌をやりながら思った。


      完
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10/27 00:48 W52SH(e)

[200]ポポ
>>199
何だかゆっくり虐待スレとは思えない深さだ(ゴクリ…
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10/27 19:20 N03B(i)

[201]炎魔大帝ゾロリ
【隠れんぼ――火炎地獄――】

 秋の風に冬の気配が混じり始めた頃。
 
 森の奥のゆっくりの群れで、隠れんぼ大会が催されることになった。
 発案者は長ぱちゅりーだ。
 鬼は長ぱちゅりーを含めたぱちゅりーたちで、隠れるのは他のゆっくりたちだ。隠れる場所や行動範囲はとくに定めない。自分たちで行ける範囲に限界があることなど、彼らにもわかっている。
 鬼はひ弱なぱちゅりーたちだ。あまり危険なところに隠れると鬼のほうが危ないから、その辺りもお互いに考える。

 日没まで見つからなかったゆっくりには、綺麗な石や栄養満点の秋の味覚が贈呈される。鬼側が全てのゆっくりを見つけた場合も同様だ。
 陽が中天に座す頃、隠れんぼは開始された。

―――――

 隠れる側では、大半のゆっくりが岩の陰や自分の巣、茂みの中などの隠れやすく見つけやすい場所に隠れた。
 彼らには捕まる余裕がある。これはあくまでレクリエーションであって、食料争奪戦ではない。冬の近いこの時期、巣には越冬に充分な備蓄がある。自分たちは適当なところで見つかり、食料を溜め込んでいないゆっくりに譲ってやろう、そう思っているのだ。
 長ぱちゅりーの意向がわかっている彼らには、寛大な精神があった。

 しかし、である。余裕のないゆっくりたち――――越冬の準備もろくにせず、遊んでばかりいた者たち――――は意気込んでいた。周囲の木々は既に葉を落としている。数日のうちに寒風が吹きだすだろう。
 この大会は、余裕のない者にとっての命綱だった。
 なら、他のゆっくりが食料を分け与えてやれば良いなどという考えはできない。自分が精一杯集めた物を、何の苦労もしていない者に遣るのは誰だって不満なのである。
 だから、このレクリエーションは名案と言えた。与える側も楽しめ、貰う側も気兼ね無く参加できるのだから。

―――――

「むきゅ! れいむをみつけたわ!」

「ゆゆぅ、みつかっちゃったね!」

 ぱちゅりーたちは、順調にゆっくりたちを見つけていく。陽は傾きはじめている。そろそろ日没だろう。
 広場に戻って、勝者側ヘ渡す物を準備しようか、そんなことを話していたとき。

「ゆわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
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10/27 20:36 W52SH(e) [202]炎魔大帝ゾロリ
 悲鳴。何事かとあちらこちらを見渡す。すると、彼方に立ちのぼった赤いものが木々を舐めるのが見えた。
 長ぱちゅりーは衰えた眼を凝らし、それを見た。そして、言う。

「むきゅきゅきゅ! あれはやまかじさんよ! むかしよんだまどうしょにかいてあったわ!」

 山火事と聞いて、ゆっくりたちは混乱を起こす。こうなったら隠れんぼどころではない。一刻も早く避難しなければならない。
 ゆっくりたちは、いずこともなく逃げ去っていった。

―――――

「あづいぃぃぃ! ひさんやめてね! れいむこげちゃうよ!」

「ばかなひはさっさときえるんだぜ! まりささまのすーぱーたいあたりはいたいのぜ! ゆんっ! ゆぎぃぃぃぃぃぃ!?」

「どぼぢでれいみゅをいじめりゅにょぉぉ!?」

「わがらないよぉぉぉぉぉぉ!」

「ありすのとかいはなおうちがぁぁぁぁぁぁ!」

 逃げ遅れて戸惑う者、無謀にも火に立ち向かう者、ただ泣き叫ぶ者……。火炎は、全てを平等に燃やし、焦がしていく。

―――――

 結局のところ。足早に逃げた者たちも、皆すぐに死んだ。火は幾重にもゆっくりを取り囲み、その逃亡を防いだ。
 綺麗な石も食料も、思い出の詰まった住み処もゆっくりたちの命も、なにもかもが灰燼に帰したのだった。
 
―――――

「隠れんぼなんてやってたみたいですね。隠せ隠せって騒ぐから殺しちゃいましたよ。私たちもどうですか、隠れんぼ」 

「ここにはもう隠れるところなんてないけどね。まあ、彼らは決して見つからない場所に隠れてしまったけど。きみも、隠してあげようか?」

「……遠慮しておきます。しかし、ゆっくりを駆除するために山の大半を燃やしてしまうなんて、やはりあなたはやることが違いますね」

「……。趣味だからね」

「え?」

「そういうことだ。さあ、新しいゆっくりたちを放すとしようか。次は、どんなふうに焼け死んでくれるのかなぁ」


      完
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10/27 20:43 W52SH(e)

[203]囮
>>201まさか…「命の価値と意味」の所長様ですか?
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10/27 21:01 P03B(i)

[204]神 長門
「マタンゴ」を元ネタに
遊星からの物体Xとかこういう寄生物は好きだわ
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10/27 23:30 Windows(PC)

[205]ラクシー
虐待鬼意惨に捧げます。
ゆっくりしていってね!
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10/29 01:08 820P(s)

[206]アキちゃん
下がってたので
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10/30 18:53 K002(e)

[207]甘辛ゾロリ
【対饅頭生物殲滅戦闘型ゆっくり・番兵めーりん】

「じゃおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!」

 一匹の傷ついためーりんが、勇ましき雄叫びをあげる。それに応じて、後ろに居並ぶ百匹のめーりんも、天に轟くときの声をあげた。

「「「じゃおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!」」」

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 村があり、大規模な畑がある。
 畑は、一箇所の出入口を除き、周囲を濠で侵入を阻み、柵で囲ってある。
 何者の侵入かといえば、むろんゆっくりである。この村の近くの山に棲息するゆっくりによる食害が絶えない。毎年の収穫期にゆっくりが畑を荒らし回るのだ。
 困った人々は一計を案じた。それが、この巨大な畑である。各自があちこちに畑をつくって散発的に食われるなら、畑をひとまとめにしてみんなで守ろう、という発想であった。これなら、出入口以外の周囲に塹壕を掘って障害物を建てるだけでいい。それでも重労働ではあったが。
 しかし、これにも問題があった。   村人の数より、圧倒的にゆっくりのほうが数が多いのだ。相手はゆっくりだから、壮健な男子であれば数十は簡単に殺せるだろうし、数百は退治できる。だが、数千数万数十万のゆっくりの群れが襲い掛かってきたらどうだろうか。

 村はすでに爛熟の時を過ぎている。若者の数が少なくなっている。たとえゆっくりが相手でも、足腰の弱った老人では戦うことはできない。
 ならば、戦力を補強するしかない。そうして開発されたのが、「対饅頭生物殲滅戦闘型ゆっくり・番兵めーりん」である。
 村長自らがめーりん種の長と交渉し、契約と従属を締結したのだ。
 めーりん種は独特の言語を用いるために、他のゆっくりたちと相入れないし、迫害される。それなら、人間側について共存するべきだ。畑を守って戦ってもらう代わりに、めーりんたちには栄養豊富な野菜を分配する。
 なお、戦力を増強するために「めーりんの体を少し改造」することを付け加えた。
 交渉はスムーズに行われた。人間側が条件を提示し、めーりん側は是か否を首肯で表す。頭……全身を縦に振れば是認、横に振れば否認だ。二つの老体は酒を酌み交わしながら、話し合う。長めーりんは人間側の条件を全て受け入れた。長めーりんとしては、ゆっくり側にいても良い事など一つとしてないのだから、それも当たり前かもしれなかった。
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10/31 20:30 W52SH(e)


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最終更新:2010年11月01日 14:17
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