134 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2008/05/24(土) 19:01:37 ID:???
パラレルパラレルルルルルルー
アダルトタッチで、もうどうにでもなれー
流れを読まずに投下!
スマヌ、このあと仕事なんだ… orz
チボデー「へーい、レイーン!あと、おまけのジャパニーズ!」
レイン「あら、チボデー」
ドモン「チボデー?それに、みんな…どうしたんだ?」
ジョルジュ「いえ、皆こちらに用事があったもので…一緒になったのは偶々です」
アルゴ「………」
サイサイシー「なー、アニキ」
ドモン「ん?」
サイサイシー「アニキって、なんか楽器できる?」
レイン「楽器?」
チボデー「(お、おい。ちょっとストレート過ぎないか)」ボソボソ
アルゴ「………」
ドモン「まあ、俺だって、楽器の一つや二つは………」
サイサイシー「いょおしっ!俺の勝ちぃ!」
ジョルジュ「………サイサイシー………」ピクピク
ドモン「なんだ、また人をダシにして賭けでもやったのか?」
ジョルジュ「人が、せっかく、さりげなーく、ごく自然に聞きだせるようにと気を利かせたのに…」
アルゴ「お前は、変に気を回しすぎだ。特に、ドモン相手なら、余計なことをしない方がいい」
サイサイシー「へっへー、さー三ツ星レストランでフルコースだぜ!」
チボデー「いやいや、ちょっとまて!コイツのことだから、カスタネットとか、
トライアングルとか、
そんなサルでも出来るような楽器にちがいない!そんなのは無効だ!」
ドモン「姉さんに言わせれば、カスタネットも立派な楽器だがな。
まぁ、お前が、俺のことを、どう思ってるかは!よく!判ったよ!!」ギリギリ
チボデー「ノオオオゥ!チョーク!チョーク!」
ドモン「そこまで言うなら、見せてやるよ!
………しかし、なんだか最近その手の話が多いなぁ」
135 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2008/05/24(土) 19:02:43 ID:???
ドモン「一応、子供の頃に兄さんからピアノを教えてもらったんで、
今でもエチュードの簡単なものなら弾けると思うが…
まあ、その程度じゃチボデーが認めないだろう」
ジョルジュ「ドモンが、ピアノ…」
サイサイシー「うわ、にあわねー」
ドモン「ほっとけ!(←自覚はあるらしい) 昔は内向的で物静かな少年だったんだよ!」
レイン「それが、今では………」タメイキ
アルゴ「…まあ、よく聞く話ではあるな」
チボデー「タイソンが子供の頃はいじめられっこだったってヤツか?ハッハッハ」(←微妙にトラウマ)
ドモン「後は、これだ」
ジョルジュ「ドラム?」
ドモン「ボンゴと言う。昔ネオ・キューバのファイターと戦ったとき、貰ったんだ」
チボデー「なんだ、おもちゃじゃねーか。やっぱり賭けは俺たちの勝ちだな」
ドモン「ほう、ならばお前にはコイツが使えると?」
チボデー「フン、軽い軽い。貸してみろ」
チボデーは二つならんだ小さな太鼓を小脇に抱えると、右手で殴りつけるように叩いた。
ごつ!
アルゴ「………」
ジョルジュ「おやまぁ…」
サイサイシー「……えっ!今の、鳴らしたの?」
チボデー「ちょ、ちょっとまて、今のは失敗だ。ミステークだ」
あわてて持ち方を変えたり、叩く手の形を変えたりしてみるが…
サイサイシー「どー聞いても、机を殴りつけてる音にしか聞こえないね」
ジョルジュ「ふぅ…」
アルゴ「………」
チボデー「こんな…い、いや、これは壊れてるんだ!不良品だ!」
ドモン「壊れてない!っていうか、乱暴に扱うな!ホントに壊れる」
強引に奪い返すドモン。
ドモン「コイツはこうやって使うんだ」
椅子に腰を下ろしたドモンは、両膝でボンゴを挟み込む。
そして縁に手を置くように構えて……
たん!
サイサイシー「お」
たんとこたたんとこたたたたたたん!
チボデー「ラテン系のバンドで良く聞く音だ!」
アルゴ「………なんだか、踊りだしたくなるような音だな」
ジョルジュ「いやはや、これは確かに、お見事ですね…」
思わぬ名演奏に聞惚れる一行。
レイン「(黙ってれば、かっこいいんだけどなぁ…)」
136 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2008/05/24(土) 19:03:15 ID:???
アルゴ「独学でここまでやったのか?」
ドモン「いや、正直言うと弟にこの手の楽器が得意なヤツがいてな。
色々と教えてもらったよ。
やってみるとリズム感を養うのに具合がよくて、コイツだけは今も続けてる」
チボデー「ああ、俺がMJのステップ練習してるみたいなもんか」
オチなかったので悪あがきの蛇足。
ロラン「ドモン兄さん」
ドモン「ん?なんだ?」
ロラン「そろそろ夕飯の用意をするんですけど、皆さんはどうなさいますか?」
ドモン「そうだな、みんな食っていくか?
三ツ星レストランのコースとは行かないが、ロランの飯も充分旨いぞ」
ジョルジュ「噂は聞いてますよ。かの食通で知られるシナプス氏が絶賛したと言うその腕前…
正直、興味をそそられます」
アルゴ「ほう…それはうまそうだ」
チボデー「うん、そうしよう!いやあ、持つべきものは出来た弟だなぁ、ドモン!」
サイサイシー「あー、うやむやにしようとしてるなー、チボデーの旦那。
まあいいや、賭けの負け分として、おかず一品没収ね」
チボデー「うぐっ…」
ドモン「じゃあ、決まりだな。ロラン、すまないがみんなの分も頼む」
ロラン「はい。それじゃあ、皆さん食べられない物とかありますか?」
ジョルジュ「申し訳ありませんが、私は、あの、“納豆”だけは…」
アルゴ「俺はサシミが苦手だが…少し火を通してもらえれば大丈夫だ」
チボデー「日本人って、デビルフィッシュ食うって、ホントか?」
サイサイシー「オイラは机と飛行機と潜水艦が…」
レイン「…そんなもの出ないわよ。
ロラン君、私も手伝うわ」
ロラン「ありがとうございます」
ドモン「レイン、ロランの邪魔をするなよ」
レイン「言ってなさい」
ロラン「兄さん、そういう失礼なことを言ってると、スペシャルメニュー出しちゃいますよ?」ニッコリ
ドモン「ごめんなさい、私が悪うございました。心より反省し、以後、軽挙妄動を控えます」
サイサイシー「はやっ!」
アルゴ「(ドモンをここまで追い詰めるとは…この少年、やるな)」キラリン!
そして。
シャア「ロラン君、今日こそ私の母に…」アレ?
グエン「ローラ!君のためにピンクダイヤの指輪を用意……」オヤ?
チボデー「ほーう、ロランを付けねらう変態ってのはこいつらか」
ジョルジュ「なんとも美しさに欠ける相手ではありますが…」
サイサイシー「一飯の恩は返しておかないとな」ウマカッタシ
アルゴ「………」ボキベキバキ
シャア「な、なんだか…」ガクガク
グエン「いつもより出迎えが豪勢ではないか、な?」ブルブル
シャッフルっていじるとたのしーw
おかげで他のキャラが出し難いですがw
137 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2008/05/24(土) 19:06:04 ID:???
うわぁ…サイサイシーの一人称が「俺」になってる…orz
「オイラ」だね…
最終更新:2013年09月17日 00:15