ひゅっ・・・すとっ。
心地良い音とともに的にナイフが刺さる。
ひゅっ・・・すとっ。
休憩しながらそれを見物するデュオとトロワ。

デュオ「ちゃんと体勢を崩さず投げてるな。コントロールもいい。」
トロワ「・・・しかも速い。」

そこにヒイロが現れる。
ヒイロ「・・・うまくいっているようだな。」
デュオ「お互い様さ!それより、あのお嬢さん見てみな。」

ひゅっ・・・すとっ。

ひゅっ・・・すとっ。
デュオ「ヒュ~!・・・一体何キロでてんだあれ?」
ヒイロ「・・・丁度スピードガンがある。それを使う。」

ひゅっ・・・すとっ。
ヒイロ「135km/h・・・!」
デュオ「おいおい!実戦じゃ、一般人が的なんだろ?何考えてんだ!」
三人「・・・」

ふと、ヒイロが口を開く。
「大丈夫だ。あいつなら巧くやる。」
残り二人「・・・そうだな。」

準備は続く。そして夜は更ける。

学園祭まで、あとわずか。


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最終更新:2017年05月22日 21:06