シャア「諸君、多忙なところ御参席いただき、まず礼を言わせてもらう!」
シュバルツ「何、君ほど忙しくはない身でな!」
ゼロ「……フン」
ドレル「差し入れのパンだ」
カナード「また腕を上げたようだな、ドレル・ロナ!」
スティング「一人で食ってんじゃねぇ!」
ヨハン「ミハエルとネーナの為に、ありがたくテイクアウトさせて貰う!!」
ゼクス「……本題に入ろうか」
ガンバイカー「この会合は通称"兄イズム"。下に兄弟を持つ兄達が集まる会合だ
この会合に参加しているのは、厳しい審査を経て選ばれた兄イズ兄なのだぞ
資格は"弟・妹の幸せを重視すること""
ガンダム家と弟。妹が関わっていることなのだ」
シャア「そもそもガンダム家でなければ、こんな席など設けないのだ。あの家こそ、妹にとっての鬼門
……このままではアルテイシアはいき遅れてしまう。私は毎年アルテイシアの為にウェディングドレスを用意しているのだぞ」
シュバルツ「ウェディングドレスにも流行廃りがあるからな!レインの溜息を何度聞いたことか!!我が愚弟が!!」
ゼロ「カミーユはフォウの事を本気で考えてるのかすら危うい。ドモン・カッシュなど本命一筋で後一歩じゃないか」
ドレル「ふ……後一歩がどれだけ遠いことか、シーブックも苦労する」
カナード「結婚すると言うことは女を養っていくということだ。あのスーパーコーディネーターにそんな甲斐性があるものか」
スティング「しかしよぉ、実際そうなったとして下の弟が煩そうなんだよな」
ヨハン「いや、全くだ。しかしそうはならないだろう。ネーナも刹那君に迷惑をかけるのはやめないか……ハァ」
ゼクス「ヒイロ君とリリーナは、あれはあれで完結しているように思えるが……いや、しかし……」
ドレル「兄が身を固めない内は遠慮しているってこともあるのでは?」
ガンバイカー「つまりアムロがしっかりせんといかんということか!」
シャア「その通りだガンバイカー!!アムロがアルテイシアと籍を入れさえすれば、ガーベラもきっとキャプテンと仲良くできよう!」
カナード(アンタは人のこと言えるのかよ……)
ゼロ(そもそも俺やフォウに籍が存在してるんだろうか?)
シャア「アルテイシアは良い女になった……だが優しい子なのだ……」
ゼクス「リリーナは立派になった……だが料理の腕だけは壊滅的なのだ……」
ヨハン「ネーナはちょっと心配な子になった……だが声だけはツンデレなのだ……」
シュバルツ「ドモンは未熟!未熟!未熟千万!!」
スティング「なんか結局いつもこういう流れになって、具体的な対策が出ないんだよな……」
ハロ「ハロ!ハロ!ハロ!ハロ!!」
ガンバイカー「おお、流石ハロ(1st)どの!良いことをおっしゃる!!」