839 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/08/25(月) 21:27:44 ID:???
チリーン…チリーン…
マリナ「ふぅ…いい風。夜風に涼しさが混じってきましたね」
シーリン「そうね。もう夏も終わりかけなのかしら」
マリナ「高校野球も終わり、オリンピックも終わり、盆踊りも花火大会も終わって夏のイベントも終了ですねぇ」
シーリン「まだ学生さんには残ってるイベントがありますでしょ…夏休みの宿題とか」
マリナ「あぁ…そういえばそうね。まぁ、ガンダムさんところは刹那も含めて皆順調に進んでるから心配ないわよ」
シーリン「ガンダムさんの所はね。でも…」

どさどさどさ

 マリナ「……これは?」
シーリン「これは貴女の夏の宿題よ、マリナ・イスマイール
マリナ「はへ?!」
シーリン「まさか忘れては居ないわよね?私達が何故此処にいるのか」
マリナ「…衰退する私達の祖国の復興計画の為のデータ集め」
シーリン「其の通りよ」
マリナ「で、でも、毎月のレポートはちゃんと仕上げて送ってるわよ?」
シーリン「夏の宿題が多いのは学生も皇女も同じって事よ…頑張れ♪」
マリナ「いやぁあああああああああ」
シーリン「貴女のバイト先にはしばらくシフトを空けてもらうように連絡済よ。
       さぁ、この夏季レポートが仕上がるまで一睡もさせませんから其のつもりで、ね」
マリナ「絶対にノゥ!!」
シーリン「逃がさないわよ!」

ドスンバタンドタンバシン

 シーリン「はぁ…はぁ…梃子摺らせやがって。さぁ、ビッシビシいくわよ~」
マリナ「あぅううう…刹那助けて~」


840 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/08/25(月) 21:44:26 ID:???
839
ピキーン

刹那「はっ!」
カミーユ「どうした、刹那?」
 刹那「いや・・・このコロッケはガンダムだ
ロラン「あ、それロックオンさんにいただいたジャガイモ使ってるんですよ」
 刹那「ん、ガンダム、ガンダム(・・・あとでもってってやるか)」

843 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/08/26(火) 01:05:30 ID:???
マリナ「刹那、助けて! 虐げられている人を、いえ、大切な人を守るのがガンダムでしょう?」
シーリン「刹那君、このままにしておきなさい。成すべき事を滞りなく行うのがガンダムの筈よ」

 刹那「え? あ、うう……」

  一方その頃、ガンダム一家
アムロ「そこは介入一択だろ! なにためらってるんだ刹那!」
ドモン「愛する者のため、立ち上がってこそ男!!」
ガロード「レポートなんて後からどうにでもなるよ。無理を通して道理を引っ込めちまえ」

シロー「いやしかし、やっぱりルールを守らないというのはまずくはないか?」
マイ「周囲の人々にも影響を及ぼす可能性が考えられる以上、報告は上げるべきかと」
ヒイロ「任務の放棄は……認められない」

シーブック「またみごとに意見が分かれたもんだな」
ジュドー「それぞれの個性って奴がはっきり分かるね」
カミーユ「シロー兄さんは女の方を取るかと思ってたんだが…… 意外だな」

ロラン「……とりあえずみんな、ウッソの盗聴を前提にして
     話を転がすのはやめにしませんか?」


844 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/08/26(火) 01:13:48 ID:???>>843
困ったな刹那w
 最終的にこんな手段もあるぜ?
つ喧嘩じゃないけど両成敗
まぁ、あくまでも最終手段だが。

845 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/08/26(火) 01:17:16 ID:???
刹那がマリナのレポート手伝ってやれば万事解決じゃないか。

847 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/08/26(火) 02:34:08 ID:???
そんなわけで、アムロ兄さんにレポートと復興計画書を書いてもらった。
アザディスタンの官僚のコメント
 「マニュアル片手にガンダムを操作してた人が作っただけあって、作業員が重機を操作しながらでも読める簡潔で使いやすい資料です」
 「でも大事なところで『後ろにも目をつける』とか『たかが石ころ一つ押し出せ』とか『人に心の光を見せる』とか、
 無茶なスキルと精神力を要求するのは勘弁して下さい」

セレーネ姉さんに書いてもらった。
 官僚のコメント:
 「『ひとりの囚人は壁を見た』『もうひとりは鉄格子からのぞく星をみていた』あなたはどっち?と聞かれたら星を見ると答える人ですね。
それだけに非常に高い目標、そしてその具体策までも示されています。素晴らしい」
 「しかし上の星ばかり見て壁も鉄格子もまるで見ていません。その高い目標のためにコストも犠牲も度外視していますが、
うちにはそのコストを払う余裕もありません。勘弁して下さい」

マイ兄さんに(ry
官僚のコメント:
 「かゆい所に手の届く詳細なレポートと計画書ですね。読みごたえがありました」
 「でもシミュレーションが何で全部『失敗したプロジェクトX』なオチなんですか。不安になるじゃないですか。紙の上ぐらい夢ぐらい見させて下さい」


850 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/08/26(火) 11:10:02 ID:???
849
一番ダメなパターン書きそうっていうか、そもそもドモンの字がキレイかどうかって問題もw

851 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/08/26(火) 12:37:27 ID:???
いや、むしろドモンは流派東方不敗のアレで古文には強いかもしれん格闘関連限定で

 アムロ「ドモン…お前の習字の技量が高いことは認める。」
ドモン「ふん、何せこの程度の事は流派東方不敗の修業で相当やったからな。」
ガロード「なんでやってるの?」
マイ「自分が新しい物を生み出したとき、後世に伝えるように記録することは大切なこと何ですよ、ガロード」
ジュドー「で、見栄えも良くなるように筆で書いているって事か…」
シロー「伝統は守らなくちゃいけないからな」
アムロ「まあ、お前の数少ない良いところを見ることが出来たのは兄としてとても嬉しい…
    だがな、なんでレポート用紙に書くんだ!!!!!」
ドモン「半紙では危ないだろう」
アムロ「だったら元から筆で書くな!!しかも内容が全くマリナさんのことに関係してないし…
    途中から超級覇王電影弾のやり方とか書いてあるし!!!!!!」
ドモン「すまない…書くことがなかったんだ」
アムロ「しかも七割方東方不敗先生の事じゃないか、何で最後の頁に『私と師匠の出会い・完』って
    漢文でかっこよく書いているんだ!!!?そこはレインだろう!!!!!!」

セレーネ「ふぁあああ~~おはよ~~(ぼかっ!!!!)」
アムロ「(起きたついでのセレーネチョップを受けて気絶)」
セレーネ「どしたのみんな。何か騒いでいたみたいだけど…」
シロー「ね、姉さん。もうお昼過ぎておはよ~はどうかと…」
ガロード「しかもアムロ兄さんのランニングとトランクスって、服無かったのかよ。」
セレーネ「手頃なのがこれしかなくて…もう良いでしょ、家族なんだし」
やもうえん「とりあえず早く着替えてきなよ。もうすぐロランが帰ってくる。月光蝶は怖くないのか?」
ウッソ「おかしいですよ!!!!!!なんでこんなにナチュラルに自宅にいるんですか!!!!!」

898 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/08/27(水) 01:00:37 ID:???
839 843

刹那「とっ、とりあえずマリナ・イスマイールのバイトに介入する。」
シーリン「さあ、貴女のバイトは刹那君が代わってくれるそうだからさっさと残りのレポートも終わすわよ。」
マリナ「お腹がへって力がでないのよ~。だから刹那。バイトよりもレポート手伝って。」
 刹那「…ガンダムコロッケを支援する。」
   つ840コロッケ

 マリナ「あっ、ロラン君の手作りコロッケだ。 ウマウマ。」
シーリン「(さっそくパクついてやがる。このお子(姫)様は)
刹那「(コロッケを素早く持っていくマリナが見えなかった。)ガンダムorz」


902 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/08/27(水) 01:41:46 ID:???
898
シーリン「ところで貴女の最近のバイトはたしか。」
マリナ「ウマウマ。女性下着売り場の担当。ウマウマ。」
シーリン「………まあ、お店の方でシフトチェンジくらい考えてくれるでしょう。」

[某女性下着売り場]
刹那「こちら刹那・F・セイエイ!!緊急支援を要請する!!」
   「繰り返す!!こちら刹那・F・セイエイ!!緊急支援を要請する!!」
 「こちら刹那・F・セイエイ!!だっ誰も応答しないのか!!ガンダーーーム!!!!」

906 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/08/27(水) 03:32:25 ID:???
勝手に902の続きw


ティファ「ガロード…」
ガロード「ティファ、俺に用事って…シャクティ? それに…」
シャクティ「お待ちしてました、ガロードさん」
 刹那「俺が支援要請を出した」
ガロード「刹那兄、マリナさんの所に行ったんじゃ…」
 刹那「俺ではマリナの手伝いができない…お前の力を貸してくれ、ガロード」
ガロード「刹那兄が俺頼るって、珍しいな…いいぜ。 んで、なにやるの?」
ティファ&シャクティ「「………(握り拳」」グッ!

ルマーク「あなたがガロード?はじめまして。 アタシはルマーク・カウト。
      このビルのオーナーよ」
ガロード「あ、ども。 ガロード・ランっす。
     (このタッパでおネェ言葉しゃべられると迫力が…)」
ルマーク「ふむ…話で聞いてたのとずいぶん違うわネェ。
      もっとサルみたいなのかと思ってたけど、これなら行けそうね」
  ガロードの顔を両手で挟むと、右を向かせ、左を向かせるルマーク。
ルマーク「おっけー、マリナちゃんのピンチ・ヒッターとして認めましょう」
シャクティ「やったぁ!」
ティファ「♪」
 刹那「……(安堵」
ガロード「ありがとうございます! んで、俺は何やれば…」
ルマーク「まぁ、お待ちなさいな。 その格好じゃナンだから…ミハルちゃん!ちょっと来て頂戴!」
ミハル「は~い! なんですか?オーナー」
ルマーク「こちら、マリナちゃんの代理で入ってもらう…ガロード、じゃナニねぇ。
      ガ…ガ…ガー、ガーネット、が良いかしら? ガーネットちゃんね。
      上から下まで、ウチの店にあわせて可愛くしたげて」
ガロード「ガーネット? …可愛く?」
ミハル「もう、オーナー、またですか? …でも、この子なら、可愛くなりそうですね♪」
ガロード「あの~、俺は…いったい何を…」
ティファ「お手伝いします!」

 刹那「どうやら、任務は果たせそうだ…」
シャクティ「言った通りでしたでしょ? ティファさんを引き込めれば、ガロードさんは断れませんから♪」 

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最終更新:2013年09月19日 22:45