311 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/09/24(水) 22:45:16 ID:???
ある入れ替わりの実験1/2
ある日、神様のいたずらで、バ行とパ行が入れ替わった。
グレミーの前では「プルプルプルー」と歌いながら走り回るプルとそれを追いかける
プルツーという恒例のシーンが展開されていた。
ただし、走り回っているのはヒゲが似合う白髪の紳士シャリア・”プル”で、それを追うのはラテン系イケメンの”プルツー”(オリジン版シャリア・ブル)だった。
シャア「ナナイ、覚えていてもらおうか。今の私はシャア・ダイクンだ。それ以上でもそれ以下でもない」
賢いナナイは、「クワトロ・”パジーナ”」や「シャア・”アズナプル”」や「”キャスパル”・ダイクン」では格好がつかないからですね、とは言わなかった。
クェス「ついでに私もクェス・エアだから」
ギュネイ「バラヤだからか…ジャンバラヤ食いてえ…」
クェス「アンタなんか牛丼並盛で十分よ!」
ギュネイ「何故?!」
トロワ「俺は名無しのピエロだ」
キャスリン「それを言うなら名無しの”ビエロ”」
キャスリン・”プルーム”はトロワ・”パートン”のボケを見逃さなかった。
マリーメイア「ごきげんよう、”ミネパ”・”ザピ”。大変ね急に突然名字が変わって」
”ミネパ”「ごきげんよう、でも私はごきげんななめなのだ。おじい様が「ザピ」ならどうせなら「ザ・ピーナッツ」に改名するのだと言って、
ギレンおじ様が「老いたな父上。中世紀のアイドルですな」と鼻で笑って、大ゲンカになってしまって」
マリーメイア「大変ねw」
アムロ「おい、プライト、プライト!聞いてるのか?」
”プライト”「あ、ああ…」
”プライト”・ノアは一日やる気がおきなかった。
アムロ自身は実害はなかった。しかし、
アムロ「もしもし、やあべ…”ペルトーチカ”。今度の約束の件だけど…」
彼女の何人かの名前が突然変わって戸惑っていた。
さらに夜、なじみの飲み屋に行ったら、店の親父の名前は”ランパ”・ラルになっていた。
(つづく)
312 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/09/24(水) 22:46:12 ID:???
ある入れ替わりの実験2/2
”バトリック”・ザラ「れぇぇぇのあぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ(*´∀`*)」
レノア・ザラ「ばとりっくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ名前が変わってもあなたはあなたよぉぉぉぉ(*´∀`*)」
ザラ夫妻はいつも通りだった。
”シープック”「いいなあ…」
カロッゾ「ふははは、”シープック”君、店長の話に集中していないとはいけないアルバイトだな。私がさっき言っていたことはわかっているかね?」
”シープック”「え、ええと」
セシリー(新商品ザラめパンの宣伝方法について)
シープック「あの、ザラめパンの」
カロッゾ「”ペラ”(=セシリー)め余計な入れ知恵をしおって!つくづく女子供というものは度し難いな!」
セシリー「その呼び方はやめてって言ってるでしょう!」
カロッゾ「ぺ、ペラ、何をするだー!」
セシリー「こういうときに言うんでしょう、『ふははは、怖かろう!』」
ペラ…もといセシリーはカロッゾの首を仮面後と引っこ抜くと、店員の”ザピーネ”・シャルにパスした。
カロッゾ「ええい、私は首から下をサイコミュで遠隔操作できることを忘れたか!」
”ザピーネ”「シープック、パスだ」
シープック「俺が?!…パ、パス!」
シープックは通りすがりのガトーにカロッゾの首を投げた。ラガーマンの”アナペル”・ガトーは反射的にそれをキャッチしてしまい、
ガトー「ぬおわぁぁぁぁぁぁ!!」
カロッゾ「ふははは、怖かろうー!」
いつぞやのように、カロッゾの首から下に一日中追い回される羽目になってしまうのだった。
ヨーツンハイム社は修羅場だった。
”ブロホノウ”社長に”オリプァー”・マイ、”カスベン”部長に”ホルパイン”に”デュパル”…と社の中核の面々の多くが名前が変わってしまい、
名刺の刷り直しやデータの変更などの雑務が急に増えてしまったのだ。こうした変更の諸費用も決して安くはないので、経営基盤の弱いヨーツン社には結構な負担になってしまった。
”カスベン”「これは、私の武勲に対する侮辱であるッ!」
マイ「これは私の”プクン”に対する”プジョク”である、ですね」
ワシヤ「うわ、間抜けだ」
カスベン「黙れ貴様ら!」
”デュパル”「諸君これもジオニックのいんぼ…ぷふー、ジオニックのインポーか!インポテンツ(性的な意味で不能)とは間抜けだぞジオニック!やーいやーいインポー!」
モニク、エンマ
その他女性陣「セクハラだわ!」
この騒動は結局一日で終わった。
張本人の神様自身が名前が”スベリオル”ドラゴンになってしまい、スベって転んで失神ばかりする羽目になってしまったからだ。
ナイトガンダム「あれで経理に怒られてしまって、黄金で弁償させられることになってしまってね。買い戻す資金を稼ぐためにここにいるんだ。何かいい仕事があったら教えてくれないか」
サタンガンダム「余計なことばかり話しやがって。私は10月までずっとアッガイランドのハロウィンパレードの魔王役、その後はXマスまでプレゼント配りで忙しいんだ!もう行くからな!」
アムロ「……(刹那、やっぱり神はいない)」
(おわり)
最終更新:2013年09月21日 22:04