リボンズ「彼女達もため込んでいるといつ暴発するか分からないからね
      こうやって適度な所で吐き出してあげているのさ
      つまりボクは未来のボクの協力者なんだよ。あまり邪険にして欲しくないな」
アムロ「簀巻きにされて言うことはそれだけか」


リボンズ「じゃあ、言い残した事を言っておくよ。セレーネ、君がいつだったか無くした
      AIのデータは机の三番目の引き出しの一番奥で埃を被っている」
セレーネ「どうしてそれをアンタが知ってるのよ?」
リボンズ「AIに没頭するとますます婚期が遅れるだろって未来のボクが
      それから、陸戦型ガンダムがこの前動かなくなってたのはちょっとパーツを拝借してたから
      RX78を動かさなきゃならない事情があったんだけどパーツがなくてね。後で返すつもりで、未来のボクが」
シロー「あの日、俺はボールで出勤したんだぞ!?」
リボンズ「マイの報告ノートのページに、寝ぼけてペガサスガンダムの設計図を描いたのも未来のボクだ」
マイ「兄さん……」
リボンズ「ドモンのマントを風呂敷代わりにしてたのも未来のボクだ
      というか、ボロボロだったからマントだとは思わなかった」
ドモン「兄さぁぁぁん」
リボンズ「コウの寝癖が凄かった時があったろう?あれも実は未来のボクがムシャクシャしてやったものだ
      自分がサラサラストレートの弟の髪が許せなかった」
コウ「そんな……あれ三日ぐらい戻らなかったのに……」
リボンズ「あと、時々ファとかフォウとかロザミアとかと一緒にお食事している」
カミーユ「アムロ兄さぁぁぁん」
リボンズ「未来のボクがちょっとエアグライダーしたら、そのまま落下して怪我した
      使ったシーブックのエアグライダーは大怪我した。こっそり返した」
シーブック「なんとぉー」
リボンズ「実は畳の下にへそくりがあって、未来のボクが貰っているお給料はロランに言ってるのより多い」
ロラン「ぼ、僕がどれだけ家計をやりくりしていると……」
リボンズ「キラを婿入りさせることでクラインカンパニーのハロ商権問題を解決させようという動きが
      本人に無断で水面下で進行中だけど、その中心は当たり前のように未来のボク」
キラ「人身御供じゃないか……」
リボンズ「弟達のガンダムもちょっと気になって使ってみたら、フリーダムでマユをミンチにしちゃった未来のボク」
シン「あんたって人はーー」
リボンズ「未来のボクが刹那と一緒に初めて乗ったMSはデイジェ」
 刹那「ガンダーーーーム!?」
リボンズ「ヒイロのスパッツに穴が空いてるのを見付けたけど、この機会に恥ずかしい格好は止めて欲しいと思いつつ
      面白いので言わずに放っておいたのも未来のボクだ」
ヒイロ「さいきん任務にいくとデュオやカトルが笑いを堪えていたのは……自爆する」
リボンズ「ティファにララアを降霊してもらって、デートしたりしてるのも未来のボク」
ガロード「ホールドアップもさせないよ……アムロ兄さん」
リボンズ「某ロボット大戦にΖΖが参戦してないのも、実は未来のボクが小隊制で一人ぼっちになるのが嫌だから」
ジュドー「そんな理由!?」
リボンズ「ウッソのハロの盗撮画像は没収しているが処分はしていないのも未来のボク」
ウッソ「理不尽ですよ、兄さん!」
リボンズ「アルが買ってきたシャア専用ザクのプラモをジョニー専用ザクにすり替えたのも、未来のボク」
アル「僕が間違えて買ってきたんじゃなかったんだ!?」
リボンズ「セーラちゃんのケーキを、その時家に居なかったシュウトの代わりに御馳走になったのも未来のボク」
シュウト「セーラちゃんのケーキ……」
リボンズ「キャプテンワンダム、キャプテンニャンダムに続いて第三弾としてキャプテンハムハムを計画中なのも未来のボク」
キャプテン「拒否する!」

リボンズ「ふう……これで僕にはもう言い残すことはない
      好きにするといい、未来のボク」
アムロ「それはエゴだよ!」

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最終更新:2013年09月22日 22:29