ロランはあせっていた。友達の
キースにある頼みごとをされたからだ
キース「なぁロラン頼むよ。
学園祭のパンの売り子をしてくれよ。」
ロラン「だからといって親友に女装しろなんてゆうなよ。」
キース「お前の女装は天下一の女装だ。ここだけの話、うちのお嬢様より
綺麗だと思うぜ。あ、誤解するなよ。俺はお嬢様一筋だからな」
ロラン「僕に頼まず、自分でパンを売ればいいじゃないか」
キース「そんなに嫌か?わかったよホントのこと話すよ。
実はアニスさんが倒れちまってな。病院にいかなきゃならないんだ」
ロラン「アニス婆さんが?!」
キース「学園祭の売上は家にとって貴重な収入だけど、アニスさんも
俺にとっては大事な人なんだ。でもあの人のことだから俺が学園祭に
いかなかったことで自分に負い目を感じるかもしれないだろ?
だから安心させたいんだ」
ロラン「わかったよキ―ス。アニス婆さんが安心して眠るために僕の力を貸すよ」
キース「ありがとうロラン。はい、これ衣装な。ちゃんと着ろよ。
パンと車は裏のほうにあるからな」
ロラン「え…?」
キース「なんだロラン?学園祭は今日だってことわかってるよな?」
ロラン「(なんだってーー!!)ああ…わかってるよ。当たり前じゃないか」
キース「じゃあなロラン。俺は病院にいくからな。頼んだぞ」
こうしてロランは急いで学園祭にいかなければならなくなっていまったとさ
ロラン「ユニヴァ――――――ス!!!」
一方キースは…
キース「ごめんよロラン。嘘をついちまって。でも俺には学園祭の売り上げも大事なら
親方一家との家族旅行もだいじなんだ。でも安心しろ。
土産はたくさん買って来るからさ。」
最終更新:2017年05月28日 21:39