397 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/11/25(火) 03:01:11 ID:???
シャクティ「………」


シャクティ「ウッソ…その、私も湯たんぽが欲しいなーって、思うんだけど」
ウッソ「え゛っ」
シャクティ「ほ、ほら、最近夜はとても冷えるじゃない?だから…」
ウッソ「わかったよ!シャクティ」
シャクティ「ほ、本当?それじゃあ、今日の夜から早速お願いできるかしら」
ウッソ「今日の夜か…難しいけどやってみるよ」
ウッソ「それじゃ急いで取り掛からないとー、『湯たんぽ式ハロ』を!」

シャクティ「…えっ?」




 一方、その頃
シーマ「さあ、コウお選び。『あんた(コウ)が湯たんぽになる』か『あたし(シーマ)が湯たんぽ』に
     なるのかを…ふふっ、あたしはどっちでもかまわないんだけどねぇー」
コウ「そ、それは一体なにがどう違うんですかぁーーー!」
シーマ「おや、口で説明させる気かい?それなら言うk(ry

400 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/11/25(火) 03:26:13 ID:???
シャクティ「……湯たんぽ式ハロじゃなくって」
ウッソ「ご、ごめんねシャクティ、ちょっと気が動転してたんだ。やっぱりおかしいよね」
シャクティ「うん、それでね……」
ウッソ「作ってみてから気付いたけど、これ『ハロ型湯たんぽ』だよね」
シャクティ「え?できちゃったの?」
ウッソ「シャクティが喜ぶと思って急いで作ったんだ」



アムロ「裏はないのか?本当に善意で作ってああだったのか?」
ロラン「普段が普段とはいえ、あまり邪推するのはやめましょうよ」

401 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/11/25(火) 04:21:59 ID:???
シャクティ(考えてみたらウッソが私のためだけに何かしてくれたことって…)
ぎゅっ
 シャクティ「ありがとうウッソ。大事に、大事にするわね」
ウッソ「喜んでもらえて嬉しいよシャクティ」

アムロ「なんだか良い話で終わりそうじゃないか」
ロラン「たまにはいいですよ」

ウッソ「シャクティが喜んでくれたので兄弟の分も作ってみました」
アル「僕ザクカラーの!」
シュウト「僕はガンダムカラー」
シャクティ「ウッソの馬鹿ー!」

アムロ「わざとか?」
ロラン「ウッソもまたマイ兄さんの弟だった、ということでしょう…」


407 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/11/25(火) 11:50:16 ID:???
401
シャクティ「ウッソのバカバカバカバカバカ……でも…あったかい」

ギュッと『ハロ型湯たんぽ』を抱きしめ、いつもより優しい顔をして
眠るシャクティの姿があった


 たまにはきれいなシャクティでも

408 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/11/25(火) 12:02:28 ID:???
401
ウッソ「何でシャクティ、あんなに怒るんだろう。ちゃんとシャクティのは特別制なのに」
アムロ「なんだ、そうなのか」
ウッソ「ええ。兄さんたちのはただの湯たんぽですけど、
     シャクティにあげたのにはAIが入っていて話し相手になってくれます」
アムロ「……やっぱお前もセレーネの弟だな」
セレーネ「どーいう意味よ?」

409 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/11/25(火) 12:25:35 ID:???
408
シャクティ「ウッソ……ポカポカ」
ハロんぽ「ハロハロゲンキ!」
シャクティ「うわっ!喋った!!」
ハロんぽ「ゴシュジンサマ、ゴメイレイヲ!」
シャクティ「え?何?何なの、これ?と、とりあえず…踊って!」
手足を出して、ハロダンス中
シャクティ「こ、この子、踊ってる…じ、じゃあ…ウッソをやっつけろ(はぁと)…なんt
ハロんぽ「リョウカイ、リョウカイ!ピューッ」
シャクティ「あ…行っちゃった……ま、良いか…」

数日後
シャクティ「おはようございます。あれ?ウッソはどうしたんですか?」
アムロ「あぁ…野良ハロに襲われて死にかけてるよ…全く、誰だ…あんなハロを捨てたのは……」

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最終更新:2013年09月25日 19:25