その頃、一人で部屋の中をぐるぐる回りながら悩む少年がいた

 マフティー「決まってるだろう!ニュータイプの威厳を地に貶めた二人を粛正するんだ!すぐ襲撃するんだよ!」
ハサウェイ「で、でもさ、どうせ襲撃したってすぐミンチになって復活するだけで」
マフティー「それでも何もしないよりずっと意義があるだろう!
       こんな事ばかりしてちゃみんなおかしくなるんだって、誰かが言い続けなきゃいけないんだ!」
ハサウェイ「それより、どうして兄弟のみんなも、父さんも迎えに行かないんだろう?
       ひょっとして全員で口裏を合わせて、もう放置することにしちゃったんじゃ……」
マフティー「アムロ・レイとシャア・アズナブルがそんな事でどうするんだ!
       だから人類の革新の話は途中で放り投げられるしガイア・ギアはなかったことにされるし!」
ハサウェイ「いや、そのXとか∀とか新訳Zとかで終わらせた、つもり、みたいだよ」
マフティー「納得できない!!息の根を止められないのなら二人を助け出して、真っ当な生き方にしてもらう!」
ハサウェイ「助け出して、って、僕が引き取りに行くの?」
マフティー「警察署を襲撃してアムロさんとシャアさんを奪還するんだよ!」
ハサウェイ「結局襲撃するんじゃないか!?」

クェス「一人漫才やっててもつまんないよ」
ハサウェイ「……ごめん」
マフティー「でも、こうでもしないと僕らの出番なんか……」
クェス「そうやってウジウジしてるから嫌いだ、ハサウェイもマフティーも」
マフティー「君がはっきりしないから!」
ハサウェイ「無茶はやめた方がいいって思っただけだ!」
クェス「なんだかなー、もう」

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最終更新:2013年09月25日 21:33