シャア・アズナブル
登場作品
機動戦士ガンダム(1st)
機動戦士Ζガンダム(Ζ)
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(CCA)
年齢:19~20(1st)、28~29(Ζ)、34(CCA)

兄弟スレでの扱い

みなさんご存じ赤い彗星。
大企業ネオジオン社の社長で、ラーカイラム社のアムロとは公私ともにライバル関係にある。
この年齢で大企業の社長という地位にいるあたり、アニメで見せた政治力やカリスマは健在のようだ。

社長秘書のナナイや秘書見習い?のクェス
社員だが何してるかよくわからないギュネイ、モビルシチズンのコマンダーサザビーらとともに忙しい日々を送る。

大企業の社長ゆえの悩みも多く、熱狂的な自社商品の愛好者たちや商標の無断使用、
たびたび変な製品を作ってはリコール騒ぎに発展する子会社には辟易している様子。

ガンダム家の面々とも親しい間柄にあり、特にカミーユからはクワトロ大尉と呼ばれ慕われている。

ハマーンは原作通り元カノであることが多い。

彼の分身たちは非常に有能で、時折自身の仕事を任せているらしい。
自身の分身にいいようにイジられることが多いアムロとは対照的である。

と、ここまでなら完全無欠を絵に描いたような人間なのだが有名キャラの宿命か、やはり変態キャラと化している。

マザコンロリコンに加え、変なところで迷いを断ち切ったらしくロランを狙うなど
ますます変態に磨きがかかった。ロランに好意を持っている理由は褐色肌+母性に惹かれたからという説が有力だが
やはりネタによって違うこともあるかもしれない。この辺りは職人の自由意思に任せるところか。

同じくロランを狙うグエンとは同志の間柄。

アムロとは永遠にして宿命のライバルで、些細なことで喧嘩したり競ったりしている。そして周囲に甚大な被害を出す。

上記のようなダメっぷりを発揮しているため、実妹アルテイシアとの仲はあまりよくないようだ。

表向きすごい人なのに実は割と普通の人間
こう書くとアニメにおける印象とあまり変わらない気もする

そんな人だが締めるべきところはしっかり締める。彼も兄弟スレを代表する立派な『大人』である。

原作での扱い

機動戦士ガンダム

ジオン公国軍、新進気鋭の若手仕官であり、本稿人物乗艦が連邦軍の新造艦ホワイトベース(木馬)を捕捉した事から、物語が動き始める。 以後、ガンダム奪取を任務としてホワイトベースの前にたびたび立ち塞がり、彼らを追い詰めてゆく事となる。
指揮官として、そしてパイロットとしても優秀で、何度と無くホワイトベースを危地に追いやるもその性能の前に苦戦させられる。

そんな中、舞台が北米に移る事で、本稿人物の野望が詳らかにされる。
仮面で顔を隠し、シャア・アズナブルを名乗るその人物は、真の名を「キャスバル・レム・ダイクン」。
「ジオン公国」にその名を残す、ジオン建国の功労者「ジオン・ズム・ダイクン」の長子であった。

父の死をザビ家の陰謀と見た(オフィシャルではこの事について真相は語られていない)本稿人物は顔を隠し、名を変えてジオン公国軍に参加。 栄達することでザビ家に接近し、復讐を果たさんとしていたのである。

ガルマ・ザビの謀殺に成功するものの、その責任をドズル・ザビに問われて軍を追放処分とされ、ここで一時物語から姿を消す。
しかしまもなくキシリア・ザビの旗下として軍務に復帰。 
ニュータイプの少女ララァ・スンを伴い再びホワイトベースの前に立ち塞がる。

激化する戦争の中で、中立コロニーでのアムロとの対面、愛した少女ララァの戦死などから「ニュータイプ」と言う存在そのものに強い意識を持つようになり、以後、本稿人物の行動理念として大きな意味を持つようになる。

宇宙要塞「ア・バオア・クー」での最終決戦にてアムロと対決。 両者共に乗機を失い、ついにはサーベルを用いた肉弾戦に及ぶもセイラ・マスの仲裁と、陥落目前の要塞内部での爆発事故により未決着。
この後も、永い因縁が続くこととなる。

作中終盤、脱出するキシリアの乗るザンジバル艦橋に向けてバズーカを放ち、殺害。
この時点で既にドズルが戦死、デギンギレンが血を分けた家族の手にかかっており、これにより本稿人物にとってのザビ家への復讐は完遂した。
(正確にはドズルの子ミネバ・ラオ・ザビが生存していたが、『機動戦士Zガンダム』以降の言動を見るに、彼女に対しては隔意を持ってはいない模様である。)

TV本放送ではこれ以後の本稿人物の生死は不明であったが、後の劇場版では脱出するグワジン級戦艦の艦橋に、本稿人物のシルエットがはっきりと確認できた。


機動戦士Ζガンダム

一年戦争から七年。クワトロ・バジーナ大尉と名を変えて反ティターンズ組織エゥーゴへ参加していた。
赤いリック・ディアスに乗り込み、部下のロベルト、アポリーとともにガンダムMk-2の強奪作戦を実行。
そこでカミーユ・ビダンと出会い、彼とともにエゥーゴのエースとして数多の作戦に参加する。

この作戦の中でかつてのホワイトベースクルーであったブライトカイハヤト
そしてアムロと接触している。一年戦争時は敵同士であったものの、おおむね良好な関係を築いていた。

物語中盤、エゥーゴの指導者であったブレックスが暗殺されてしまい、彼の後継者となることに。
最初はシャア・アズナブルであることを認めたがらなかったものの、あるきっかけによりシャアに戻ることを決意する。

終盤は元恋人であるハマーン・カーンが摂政を務めるアクシズが登場するなど
戦局は混迷を極めたが、最終的には多大な犠牲を出しながらもティターンズ打倒に成功した。
しかし、最終話でハマーンと一騎打ちを行うも敗北。死ぬかハマーンに下るかの選択を迫られる。

クワトロはこれを拒否し、戦いの舞台となった戦艦の残骸を爆散させ逃げ延びた。
しかし、彼が希望を託したカミーユが精神崩壊したことを感じ取り人類に絶望。
後の第二次ネオジオン抗争へとつながっていく…

機動戦士ガンダムZZ

直接は登場しないが、前期オープニングで彼の姿が確認できる。
最初はZZに登場する予定だったらしいが変更され、彼の代わりにグレミーが登場することになったとか。
余談だが、本作の序章ともいえる「プレリュードZZ」では、彼と同じ声の人間がMSの解説をしていた。

主な乗機

機動戦士ガンダム


MS-06S シャア専用ザク
MSM-07S シャア専用ズゴック
YMS-14 (MS-14S) シャア専用ゲルググ
MSN-02 ジオング

機動戦士Ζガンダム

RMS-099 リック・ディアス
RX-178 ガンダムMk-II
MSN-00100 百式

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

MSN-04 サザビー
MSN-04-2 (MSN-04II) ナイチンゲール(「ベルトーチカ・チルドレン」においてサザビーの代わりに登場)


主に登場したネタ


主な関係者



関連項目

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最終更新:2014年02月12日 21:46