861 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/12/03(水) 01:28:26 ID:???
そういや、ゼータガンダム1/2に出てきた、アムロの
影武者やってたそっくりさんの女学者まだ出てないよな。
主役のエドガーがpart19で一度、アムロの後輩役で出てきたが。
居酒屋・
青い巨星。まだ宵の口で客足は少ない。店主のラルは女性の一人客の話し相手をしていた。
女性客「このお店いいお酒揃ってるのね」
ラル「うちは味にうるさい客が多いんでね。自然にこうなったのさ」
女性客「いいね。私もこの店使わせてもらおうかな」
ラル「商売人としてはありがたい言葉だよ。しかしお嬢さんがこの店に来たのは初めてじゃない気がするのだが」
女性客「え?何年も前にこの町に何度か来たけど、おじさんの店は初めてだと思うよ」
ラル「だろうな。そのはずなのになぜか知っていたような気がするのだよ」
女性客「変なの。あ、
ハーフ&ハーフのお代わりもらえる?」
仕事帰りのアムロが青い巨星に顔を出したのは、かの女性客が酒と食事を終えて去った後のことだった。
アムロ「
ラルさん、何故僕を見て、納得した!って感じでうなずいてるんですか」
ラル「いや、ちょっとなww」
なじみ客のアムロを見て、ラルはさっきの女性客が知ってる顔の気がしたことに合点していた。
髪は女性らしく伸ばしていたし、服も女性用のものだったが、顔立ちはアムロに似ていたのだ。
男装させたらそっくりさんで通じるかもしれない。
だが2人とも知らない。その女性客が何年も前に訳あってアムロの影武者をしていたそっくりさんだということを。
…そういうわけでそっくりさん出してみた。彼女の本名は結局明かされなかったはずなので、名前は設定しない。
862 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/12/03(水) 01:52:29 ID:???
アムロのそっくりさんが影武者にされたワケ
その1
まだ零細企業だった当時のラーカイラム社
ブライト「今日は偉い人がわざわざうちの視察に来るのに、アムロはどこ行ってんの!」
リュウ「アムロはカラバに長期出張中だろう」
ブライト「う…呼び戻せ!」
リュウ「正気か?!出張先だって大事な取引先だぞ。第一今さら呼び戻しても間に合わん」
そっくりさん「資料ここにおいて置けばいいんですか?」
ブライト「…彼女は?」
リュウ「今週からインターンで来てる学生だが?…まさか!」
ブライト「君、この服(アムロの作業服)を着て私と一緒に来てくれ!あと一時間後に偉い人が視察に来るので、
君をうちの社員のアムロとして紹介する。いや、君はしゃべらなくていい。商品や施設の説明は私とリュウでやるから、
人見知りする感じで黙って2時間一緒に回ってくれればいい」
リュウ「俺もかよ」
そっくりさん「はあ…しかし…」
ブライト「…バイト代2万出そう」
そっくりさん「やります!」
ブライト(リュウ、バイト代割り勘で1万出してくれ)
リュウ(俺もかよ!)
その2
経営が軌道に乗り、株式を上場することになったラーカイラム社。幹部一同が証券取引所で上場について取材を受けたのが新聞記事になった。
マイ(まだ学生)「おや、新聞にアムロ兄さんの会社の記事が出てる」
シロー(まだ学生)「でも兄さんは出張中じゃなかったっけ?ここにいる天パの人は誰なんだ?」
マイ(まだ学生)「でもアムロ兄さんに見えますよねえ…」
カイ「ちょwwwwwwこのアムロどう見ても影武者wwwwww」
後日、カイはアムロが影武者という記事をゴシップ誌に売ろうとしたが、それを知ったブライトに事情を説明(というより脅迫)され、発表を撤回したという。
最終更新:2013年09月25日 21:50