ロラン「ふんふんふんっと、お風呂は気持ちいいなぁ」
シャア「ハァハァハァっと、覗きはやめられないなぁ」
アムロ「・・・・」
シャア「ホゲェ!」
ロラン「?」
カミーユ「また、貴様か、どうしていつもいつも」
ジュドー「よう、赤い彗星さんよぉ、あんたも、もう若くないんだ、
きちんと払うもん払ってもらおうか」
アムロ「シャア毎日毎日人の弟を・・いったいどういうつもりなんだ!」
ガロード「アムロ兄さん、こいつやっちまいましょうよ」
ドモン「去勢しておくか、ロランに間違いがないように」
シャア「……………ガクガクブルブル」
アムロ「とにかくみんな、これは僕のほうで処理する、さぁこいシャア」
シャア「ドナドナドーナ」
アムロの部屋にて
アムロ「シャア、もういい加減クロンボばかり追うのはよせ」
シャア「私には癒しが必要なのだ」
アムロ「?」
シャア「私には家族もいない(様なものだ)し、仕事場においても
心を許せる友もいない」
アムロ「・・・ハリーや、グエン卿がいるじゃぁないか」
シャア「あれは嗜好が同じだけであって、いわば裏の同好会にすぎん
日常生活を持ち込むことはタブーだ」
アムロ「ゼクスは?」
シャア「あれはパクリだ」
アムロ「・・・・・」
シャア「結局私は常に一人なのだよ」
アムロ「・・・・まぁ、飲めシャア」
シャア「頂こう・・・・」
シャア「がはっはっは、で常務に言ってやったんだよ」
アムロ「なんて?」
シャア「常務は本当に社長の息子ですかって?」
アムロ「ほほぅ」
シャア「そしたら、ドズルめ、私を子会社に出向させやがった」
アムロ「口は災いの元ですな」
シャア「全くだ、もっとも今の上司のキシリア社長には可愛がってもらっているがな」
シーブック「ロランなんだいそれは?」
ロラン「おつまみですよ、アムロ兄さんの部屋に持っていくんです」
シーブック「それはそれは・・・どれ、おひとつ、ん、おいし」
ロラン「はは、ありがとう」
こんこん
アムロ「開いてるぞ」
ロラン「兄さん、これ作ったから、食べてください」
シャア「ろらーん!」
ロラン「ひゃぁ!」
アムロ「フィンファンネル!」
シャア「ほげぇ!」
ロラン「・・・・・」
アムロ「言ってる端からこれだ、大体お前は・・・・」
ロラン「それじゃあ」
ロラン「何だかんだいってあの二人、仲がいいなぁ、そういえば
アムロ兄さんの友達って、シャアさん以外にはうちに来たことはないし
アムロ兄さんも、対等に話せる人が来てくれて本当は嬉しいのかもしれない、
あんなに楽しそうに酔っている姿なんて久しぶりに見たな・・」
次の日の朝、
アムロ「あーーー、いちち」
シャア「ううぅ、」
ロラン「朝ごはんですよ、二人とも、」
アムロ「あぁ、今行くよ、ほらシャア、しっかりしろ」
シャア「
認めたくないものだな・・おえ」
アムロ「ん?俺たちのはこれか?」
ロラン「ええ、今日はいつもみたいに食欲がないと思って
お粥と梅干、味噌汁にしました」
アムロ「ありがとうロラン」
シャア「ん?私のものもか?」
ロラン「ええ、一人だけ出さないわけにもいきませんしね」
シャア「かたじけない・・・ん、おいし」
アムロ「じゃぁ、いってくるよ」
シャア「・・・」
ロラン「いってらっしゃい、二人とも、はいお弁当」
シャア「私の分もか?」
ロラン「はい、10人作るのも、11人分作るのも一緒ですから」
シャア「・・・・」
ポン
アムロ「行こうか、シャア」
シャア「・・あぁ」
ロラン「いってらっしゃい」
アムロ+シャア「いってきます」
シャア「アムロ、家族とはいいものだな」
アムロ「ああ、今度は風呂場からではなく、玄関から来い、歓迎するぞ」
シャア「・・・・・うぅ」
完
815 名前:
アムロ君の友達4+α 投稿日: 03/01/14 09:22 ID:???
おまけ)
トゥルルルルルー
「こちらグエン」
「ハリーだ、赤い彗星が裏切った」
「・・・そうか、至急対策が必要だな」
「あぁ、いつもの場所に今夜」
「あぁ、・・・・ローラ、・・必ず!」
いつの日にかへ続く
最終更新:2017年05月29日 09:02