614 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/12/28(日) 22:31:08 ID:???
ラクス「……くすん」
シュウト「ラクス姉ちゃん、だいじょうぶ?」
ラクス「だ、大丈夫ですわ……心配かけてごめんなさい。私は大……大丈夫……くすん」
アル(重傷だなぁ)


ロラン「さて、戦犯はどこに行きましたか?」
アムロ「トロワスレからスペリオルに速達依頼して、もう届いたはずだが?」
ジュドー「アレ?さっきまでいたはずなんだけど」
ガロード「また逃げたな、ありゃ」
シーブック「今回ばかりはなぁ……さすがに弁護とか擁護できないというか」
Tトロワ「世にも珍しい白ラクスを泣かせたぐらいだからな」
ヒイロ「ああ」

620 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/12/28(日) 23:52:23 ID:???
614
ラクス「……くすん」
フェルト「ラクスさん心配しないで、キラ君はすぐに帰ってくるから。」
ラクス「ほんとうですかフェルトさん。」
フェルト「ラクスさんはキラ君のことが好きでキラ君はラクスさんのことが好きなんでしょ。」
ラクス「は、はい。」
フェルト「ならば直ぐに帰ってくるから大丈夫。」
ラクス「不思議です。フェルトさんに言われるとなんだか安心します。」
フェルト「・・・私も好きな人がいるからかも知れない。向こうは気づいてくれないけれど。」
ラクス「大丈夫です。きっと思いは通じます。だってフェルトさんはこんなに優しいんですものギュッ。」
フェルト「あ、ありがとう。」


ロラン「さて、戦犯捕縛の為、ヒイロと刹那を投入しますか。(ゴールドエクスペリエンス・レクイエム始動)」
アムロ「WチームとCBにも支援を要請しろ。たとえミンチにしてもキラを連れ戻せ。(ニュータイプ覚醒)」

シン「あの2人まじだぜ。怖ぇ~」
ガロード「俺なら彼女(ティファ)を泣かせるような事はしないのに。なにやってるんだキラ兄は」
トロワ「なんにしても」
Tトロワ「・・・始めるかキラの捕縛ショー・・・」

621 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/12/28(日) 23:55:25 ID:???
キラ「助けてアズラン! 皆が僕を追いかけてくる!」
アスラン「すまん、さすがに今回は無理。というか俺の方を助けてキラキュン!」
キラ「やめてよね、僕にアスラン助けられるわけ無いだろ」」

622 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/12/28(日) 23:59:48 ID:???
シン「愛している自信があるなら、自分で取り戻しに行けよ!泣いてりゃ誰かが助けてくれると思ってんのかよ!
   兄さん達も兄さん達だ!何の努力もしない奴を助けて意味があるものか!
   何度助けたってあの屁たれニートがべそかいて逃げて、また一からやり直す羽目になるんだ!」

624 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/12/29(月) 00:09:29 ID:???
アムロ「シン……お前はなんて良い奴なんだ」
ロラン「いつも喧嘩ばかりしてると思ったのに……僕もちょっと感動しちゃいました」
シン「う、うるさいな! あんなのでも一応は俺の兄貴だし……ああ、もう! とにかくキラ兄にちゃんと自分から謝らせないと!」
ジュドー「照れてる?」
ガロード「照れてる照れてる」
シン「お前ら!」
カミーユ「だが仕方ないな、あとはキラ自身に決めさせるしかないか」
コウ「だけど、この空気は……地獄だ」
ドモン「ああ。ラクス嬢のすすり泣く声でいたたまれない気分になるからな」
シロー「キラはラクスさんに3倍返し……いや、100倍返しだな」

627 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/12/29(月) 00:28:11 ID:???
624
シン「…って待てー!俺が今腹立ててるのは、自分で何もしないで人の家でうじうじ泣いてるラクスのことだー!!
   俺は屁たれニートのキラ兄ことなんか全っ然心配してない!あいつは働けばそこそこ稼げるし、
   その上自分に優しくしてくれる女がいれば、誰でもホイホイついて行って、それで安心して満足してしまう安っぽい男なんだ!
   どうせどこかでゴキブリみたいにしぶとく生きてる!」

628 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/12/29(月) 00:30:19 ID:???
627
キラ「ぶえええっくしぃ!!」

629 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/12/29(月) 00:36:33 ID:???
人影の無い砂漠上空を、高速で移動する機影があった。
「ふう、本気のアムロ兄さん達に追われるなんて、生きた心地がしないよね」
「トリィ」
その機影、ストライクフリーダム(以下Sフリーダム)に乗ったキラは、
敵影の無いレーダーに数時間ぶりの安堵を覚え、操縦をオートにして目を閉じた。
「うーん」
安心して余裕が出来ると、同時に後悔も沸いてくる。
自分の安直な言動が、最愛の人を傷付けてしまったのだから、当然である。
「今回は流石にまずかったかな・・・・・ほとぼりが冷めたら、戻ってちゃんとラクスに謝らないと・・・・・」
さて、それじゃあそれまでは孤児院にでも世話になろうか。
そんな事を考えた瞬間、警報と共に衝撃がキラを襲った。
「な、何!?レーダーには何も・・・・!?」
飛び起きたキラの目に入ったのは、よく見覚えのある白い機体だった。

「エクシア、目標を捕縛する」

「エクシア・・・・?そうか、GN粒子のせいでレーダーに!」
「おおッ!」
一気に間合いを詰めたエクシアが鋭い蹴りを放ち、それを皮切りにさらに畳みかける。
「く、エクシア相手に接近戦は不利か・・・・・・こうなれば、刹那!」
「キラ兄さん、投降してくれ!今の兄さんはガンダムには程遠い!
 今のままではニートやフリーター以下の呼び名を考えなければならないとアムロ兄さんが!」
「ぐ、それは嫌だなぁ・・・・そ、そんな事よりホラ刹那!あんな所にガンダムが!」
言うと同時にエクシアを突き飛ばし、高速で逃げるSフリーダム。
そう、刹那はガンダムを餌にすれば食いつかないはずが無いのである。
(刹那の純情さ(?)に漬け込むのは心が痛むけど、今は逃げ延びないと!)
「ああ、ガンダムだ
「へ?」
その声に、宵闇の中に目を凝らすと、確かに数機の機影が空と砂漠とに・・・・。
「こちらヒイロ、ターゲットロックオン、行くぞ、トロワ」
「こちらトロワ、了解した」
「死ぬぜー!俺様の姿を見た朴念仁は、みんな死んじまうぜー!」
「マグアナック隊のみんな!僕に力を!」
「「「「「オオオオオオオーーーー!」」」」」
「デュナメス、目標を狙い打つぜ!」
「ヴァーチェ、目標を破砕する」
「ヒャッハハー!キュリオス、目標を爆撃するぜぇぇぇ!(ハレルヤ!あくまで捕獲だからね!撃墜じゃないからね!)」
「ガンダァァァァァァァム!!」

「やややややや、やめてよね!本気で交戦したら、ガンダム×8+マグアナック隊相手に、
 いくらラクスのくれたSフリーダムだって一機で敵う訳ないじゃないかぁ!!」


634 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/12/29(月) 00:59:19 ID:???
刹那「さすがセーフティシャッターはガンダムだ。無傷で捕獲した」
キラ「……もう、いっそミンチにして……」

636 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/12/29(月) 01:07:07 ID:???
デュオ「いやーさっすがチート装甲だよな。気兼ねなく本気でデスサイズで戦えたぜ」
カトル「ほんとだね。マグアナック隊の総攻撃と僕のサンドロックで襲い掛かってもあんまり傷がつかないんだからさ」
五飛「ナタクのドラゴンファングを受けきるとはな、やはりガンダム兄弟なだけある」
トロワ「ああ、楽しかった」
ヒイロ「任務完了」
ロックオン「あー、良い運動したぜ」
ティエリア「そもそも、僕らには関係ないはずなんだがな。あと、アレルヤ・ハプティズム、君は本気で殺す気じゃなかったか?」
アレルヤ「違うよ? 全然違うよ?(でも楽しかったよなぁ、アレルヤアアアアアア!!!!)」


638 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/12/29(月) 01:31:36 ID:???
627
ラクス「それでもキラのことが好きなんです。」
フェルト「耐えて待つのも恋」
ラクス・フェルト「「シクシク」」

シン「ダァーーーッ!!」

641 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/12/29(月) 02:36:36 ID:???
アムロ「本格的なのは後回しにするにして、とりあえず略式にお仕置きだ」

キラinサイコガンダム「うわああ、止めて出してごめんなさい黒は嫌だああああああ!!!」
アムロ「このあとデストロイとガイアに乗せて、締めにティターンズカラーのmk2だからな」


653 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/12/29(月) 08:44:04 ID:???
数日後

ラクス「こんにちは、アムロさん」
アムロ「やあ、ラクスちゃん。この間は、うちのキラがすまなかったね」
ラクス「いえ、そのことを謝ろうと思ってきたのです。あれは私の責任でした」
アムロ「え?」
ラクス「元々あれは、キラにつかっていただくために差し上げたもの。
    それをキラが気に入らないということは、つまりキラの戦い方を考えず、
    私の好みを押し付けていてしまったということです。
    あの時はショックで気が動転してしまいましたが、よくよく考えて
    そのことに気がつきました」
アムロ「え?いや、そうかもしれないけど、そこまで考えなくても」
ラクス「いいえ。私はキラのことを十分に思いやっていなかったのです。
    なのにそのことを棚に上げてキラを責めるようなことをしてしまいました。
    お許しください」
アムロ「い、いや、ああいう場合、悪いのは常に男の方で……」
ラクス「恋人を傷つけてしまうことに、男も女もありませんわ!
    ですから私、今度こそ自分の全身全霊善能力を込めて
    キラにふさわしいMSを……」

バン!

キラ「ラクス!!」
ラクス「キラ!!」
キラ「ごめんよラクス、君をそこまで追い詰めてしまっただなんて、僕……」
ラクス「いいえキラ、悪いのは私です。使いにくいMSをお渡しして
    いい気になっていただなんて、はずかしいですわ」
キラ「ううん、使いこなせない僕が悪いんだ!許してくれ!」
ラクス「いいえ、私が……」
キラ「ううん、僕が……」
アムロ「ええいうっとおしい、両方悪かったで二人で新しいの作ればいいだろうが!」
キラ&ラクス「それだ!」「それです!」

ガロード「で、二人してとじこっもって設計中なわけ」
アムロ「新しい機体は、エターナルストライクフリーダムにするんだと」
ガロード「バカップルだねえ」
アムロ「いや、お前にだけは言われたくないと思うぞ」

654 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/12/29(月) 11:54:42 ID:X4AXmR5N
アムロ「使った瞬間相手は死ぬ、なんて寝ぼけたようなことを
   言うんじゃないぞ」
キラ「それどこの名前が長ったらしい駄目魔法?やめてよね、
   そんな間抜けた設計するわけないじゃないか」
アムロ「じゃあ俺が試してやろう」
キラ「ええっ?!ちょ、やめ」

アムロ「ええぃ!もっと早く反応してくれ!」
キラ「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ
シーブック「だから、アムロ兄さんの常識にかかればあの手のMSは
      まずいんだってば…あ、マイ兄さんが手もつけていないのに
      空中分解しちゃった」
キラ「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
ロラン「ターンエーだと元気にハンマー振り回していましたけどね」
刹那「アムロ兄さんは真のガンダムだからな、当然の結果だ」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2013年09月30日 22:16