アムロ「シャア! みかんの渋皮を残すとはそれが貴様のやり方か!」
シャア「ええい! 人が人のみかんの食べ方を示すなどと……!」
アムロ「この白い部分は栄養なんだ。それが分かるんだよシャア!」
シャア「栄養ならば皮が一番多いのだ。ならば貴様はみかんの皮ごと食べなくてはならん!」
アムロ「それはエゴだよ!」
リボンズ「そんな風だから器用が小さいのさ、未来の僕」
デュランダル「デスティニープランに従えば人にあったみかんの食べ方も示されるぞ、パイロットの私」
アムロ・シャア「「帰れ!!」」
アムロ「シャア! ここは俺の家だ! 貴様が帰れなどという資格はない!」
シャア「家という重力に惹かれたか、アムロ! 嫁さんの一人も貰えん貴様が家を語るなどと!」
アムロ「俺には養うべき弟達がいるんだ! こんなに嬉しいことはない」
リボンズ「いつも兄弟に結婚とか身を固めろとか言っているくせに、それがホンネなのかい? 未来の僕」
デュランダル「少年はいつか大人になって家を出ていくものだからな。そして一人には広すぎる家だけが残る……」
ララア『それはとても苦しいことなのよ』
アムロ「やめろ、ララア! 僕はそんなことは考えてはいない!」
シャギア「ふ……ファーストニュータイプといえど所詮は人間だな」
オルバ「老いて孤独死かい? ユニコーンも老いては乙女も寄らないということだね」
アムロ「チェーンやベルはそんな薄情な娘じゃない!」
キャプテン「……最低の発言だ、アムロ」
コマンビー「結婚もせずに老後の面倒を彼女達にみさせようというのか……」
キャプテン「絶望した! 人の道を踏み外した畜生のマスターに絶望した!」
アムロ「そういう意味で言ったんじゃない!」
シャア「ならばアムロ、この婚姻届けに判子を押すのだ! アルテイシアも喜ぶ……」
シャギア「まあ冷静に考えてみれば、ファーストニュータイプの弟の彼女の中には嫁にくる女性もいるだろう」
オルバ「ティファとかそんな感じだね」
シャギア「弟嫁達が老後の面倒をみてくれるのだから安心して独身でいるがいい! ははははは!!」
オルバ「このニュータイプすごいよ! 流石はガンダム家のお父さん!」
リボンズ「そうか、だから未来の僕は弟達に結婚を迫らせているんだね」
デュランダル「人生計画とは二手三手先を読んでやるものなのだな」
シャア「いやな大人になったのだな、アムロ……」
コマンビー「マスターに言われるとは、おしまいだなアムロ=レイ」
キャプテン「私はシュウトが独立するときの為に備えて積み立て貯金をすることにしよう」
アムロ「お前ら……!!」
ララア『アムロは一人じゃないわ。ここの人たちが十年も二十年もこうして居てくれるから、寂しくないでしょう?』
アムロ「……それは地獄だよ」

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最終更新:2013年10月02日 20:12