347 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/05(月) 13:53:33 ID:???
カミーユ「シーブックはさ、よく10年後の呪いなんて言われるけど……」
シーブック「誰が言ったんだよ、誰が!」
ジュドー「ララアさん?」
ガロード「誰だよ」
ヒイロ「ゼロも教えてくれない……」
ララア『うふふ……』
カミーユ「でも10年経ったら俺達27なんだぞ」
ガロード「俺25」
ヒイロ「一番下のシュウトもハタチになっているな」
シーブック「逆にアムロ兄さんなんて39歳だ。40手前だよ」
ジュドー「オッサンじゃん」
カミーユ「アムロ兄さんはいいさ。でもセレーネ姉さんなんて38だぞ?」
ガロード「うわぁ……」
ヒイロ「大丈夫だ。セレーネ姉さんにはスウェンがいる」
ジュドー「大丈夫かよ。スウェンさんだって愛想尽かすかも知れないぜ」
ヒイロ「大丈夫だ」
ガロード「似たようなタイプのヒイロが断言するってことは大丈夫なんじゃない?」
シーブック「かもなぁ」
カミーユ「じゃあ姉さんは嫁に行くとして。シロー兄さんもアイナさんと結婚して独立しているだろうな」
ヒイロ「シロー兄さんは次男だし、サハリン家もギニアスが継いでいるから必然だ」
ジュドー「マイ兄さんは……無理だな」
ガロード「ああ。きっと家に残ってる」
シーブック「ドモン兄さんもレインさんと一緒に独立?」
カミーユ「いや、レインさんはあれでいて古風なところあるから、嫁に来るかも」
ガロード「所帯もって定住するドモン兄の姿も想像できないしなぁ」
ジュドー「んじゃコウ兄さんは?」
ヒイロ「シーマ=ガラハウに捕食」
シーブック「カミーユはどうするんだ?」
カミーユ「一応、自立するつもりではいるさ」
ガロード「誰と?」
カミーユ「別に誰かと一緒じゃなくたっていいだろ!」
ジュドー「ファさんと一緒に開業医でもしたら? 親戚に医者いると便利だし」
ガロード「レインさんも医者だって」
カミーユ「シーブックの十年後はカロッゾさんのパン屋を継いでいるんだろうな」
ヒイロ(話題を逸らしたな)
シーブック「え!? あ、そ、そうなるのかな……ははは……」
ヒイロ「問題はロラン兄さんだ」
カミーユ「え? ディアナ様の所に住み込みで就職じゃないのか?」
ガロード「待てよ、それはソシエが可哀想だぜ!」
ジュドー「……俺、10年後もロラン兄はこの家に居るんじゃないかと思う」
シーブック「……確かに。アムロ兄さんとロランはセットだよな。グエン的な意味じゃなくて、俺達家族からしてみれば」
ヒイロ「この家を離れるロラン兄さんを想像できないのは確かだ。いや、したくないのかも知れない」
カミーユ「ヒイロ……」
シーブック「今もロランが台所で夕ご飯の支度をしているけど……」
ジュドー「あの音が聞こえてくると家に帰ってきたーって気がするもんな」
ガロード「うんうん」
348 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/05(月) 13:54:53 ID:???< キラ「ふぁあ~~~」
< ロラン「キラ、今起きたんですか?」
< キラ「ううん。今から寝る。ミクを調教してたら夢中になってて……晩ご飯になったら起こして」
五人「「「「「駄目だアイツ……はやくなんとかしないと……」」」」」
ガロード「アレのドコがいいんだ、ラクスさんはーー!」
ヒイロ「キラ兄さんがパラサイトを脱却する未来をゼロは教えてくれない……」
シーブック「キラだってラクスさんと一緒になれば……ほら、ラクスさんってクラインカンパニーのお嬢さんだし」
ジュドー「社長の仕事なんて家でもできるよね……なんて言うに決まっているじゃないか!」
カミーユ「ラクスさんだって忙しいアイドルの身なんだぞ? 結婚してさっそく別居かよ!」
ヒイロ「いや、これまでのラクス=クラインのパターンからして結婚を機にアイドルを卒業する可能性も充分にある」
ジュドー「クラインカンパニーは?」
ガロード「キラと一緒になれるのでしたら、アイドルの生活も、社長夫人の生活も要りませんわ……なんて言う勢いはあるぞ!?」
カミーユ「まるっきり駄目夫と尽くす妻じゃないか!!」
シーブック(女ったらしは駄目じゃないのか、カミーユ……)
ガロード「その点、シン兄は似たような顔してしっかりしてそうだよな」
シーブック「ああ。シンならちゃんと真面目に働いてステラちゃんを食わせていけるよ」
ジュドー「マユちゃんじゃないの?」
カミーユ「ルナマリアって聞いたぞ?」
ヒイロ「………ハァ」
ガロード(ヒイロが溜息をついた!?)
ジュドー「刹那兄もなんとかなるだろ。セレーネ姉がなんとかなるなら」
シーブック「でもマリナさんって王女だろ?」
ガロード「ってことは刹那兄は王様に!?」
カミーユ「マリナさんは割烹着でウチの台所にいる方がそそられるなぁ……」
ヒイロ(アムロ兄さんに似てきたな、カミーユ兄さん)
ガロード「っていうかアザディスタンってマリナさんがコッチに出稼ぎにきてても国が回ってるってことは……要らないんじゃね? マリナさん」
シーブック「それ、本人の前では絶対に言うなよ」
ガロード「ヒイロは……」
ヒイロ「俺はリリーナの傍にいる」
カミーユ(言い切った)
シーブック(言い切った)
ジュドー(ゾッコンって奴だ!)
カミーユ「ガロードはどうするんだ? 独立するのか? ジャミル=ニートの婿養子になるのか? ティファ=アディールを嫁に向かえるのか?」
ガロード「―――」
シーブック「……ティファちゃんとの生活を妄想して頭がショートしちゃったな、コレは」
ヒイロ「メタな事を言えば、本編では二人で旅を、
日登町や後日談では一家の主になっているな」
ジュドー「ガロード次第でしょ? ホラホラ、目を覚ました、目を覚ました!」
ガロード「え……いや……前にさ、ティファを家に呼んだとき、ウチってば大家族で疲れたろって言ったら、ティファがこう答えたんだ。
ガロードの大切な家族は私にとっても大切な人だから……って。ティファってジャミルに拾われる前は孤児だったろ?
だから逆に羨ましいって。自分もこんな賑やかな家族が増えたら楽しいだろうなって思う時があるって――(以下三十行ほど略)」
シーブック「そっか。それならガロードは家に残ってもいいかもな」
ヒイロ「……どうした? カミーユ兄さん、ジュドー?」
カミーユ・ジュドー「「――」」 ←砂糖になった人達
ガロード・シーブック・ヒイロ「「「?」」」 ←耐性のある人達
シーブック「そういえばトビアが一緒に木星に行かないかって言ってたぞ」
ジュドー「俺に?」
シーブック「もちろん将来的な話だけどな」
ジュドー「リィナがちゃんと卒業するのを見届けてだな、俺の場合は」
カミーユ「あの子はお前よりしっかりしているだろ」
ガロード「っていうか、ジュドーはハマーン先生とかルーとかどうするんだよ?」
ジュドー「どうするって、なんでソイツらの名前が出てくるのさ? 俺の将来とは関係ないでしょ?
俺はカミーユ兄と同じで自立はするつもりだけどさ」
ヒイロ「夜道には気をつけるんだぞ、ジュドー」
349 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/05(月) 13:56:42 ID:???
<キラ兄さん! 僕の調教したレンのデータの上にミクのデータを上書きしましたね!
<やめてよね、ウッソ。僕が本気で調教したミクのデータに敵うと思ってるの?
カミーユ「……アレも10年もすれば落ち着くかな」
シーブック「シャクティちゃんもいるしね」
ヒイロ「本人のスペックは高いから就職にも問題ないだろう」
ジュドー「トロワスレに就職しないことだけを祈ろうぜ」
ガロード「そうだな」
<ふはははは! この晩ご飯美味しいよ! さすが
ガンダム家の食卓!!
<ギンガナムさん、摘み食いしないで下さい!!
<
ロラン君、みそ汁には赤味噌を使いたまえ!
<シャア! ウチは白味噌と決まっているんだ、口を出すな!
<ウチは合わせ味噌ですよ
<なんだってーー×2
ジュドー「あれは10年経っても変わらないだろうな」
カミーユ「10年後は43歳ですよ、大尉……」
シーブック「ギンガナムさんって歳とるのかな?」
ガロード「っていうか今何歳なんだろ……知りたいような、知りたくないような……」
ヒイロ「それよりも10年後もアムロ兄さんは元気にハンマーを振り回せるかどうかが心配だ」
ララア『そうね。今でも時々腰を痛めてたりするから』
350 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/05(月) 14:16:04 ID:???
シャア「十年後のお前と私、か……」
アムロ「出来れば今のままの関係でいたいがな」
シャア「まぁー…お前も私も40近くになる…身を固めねばなぁ?」
アムロ「………頭痛い。チェーン…ベル…アリョーナ…うぅ」
シャア「群がっている内が華だぞ?私は…若妻クェス、熟女ナナイ、ツンデレハマーン…フフ、より取り見取りという奴だ」
アムロ「ナナイさんに怒られるぞ……まぁ、弟達が独立するまではな…」
シャア「いつまでもそう言ってる訳にはいくまいよ」
ララァ『あぁ…あなた達二人の刻が見える……』
シャア『それでこそ私のライバルじゃ、アムロ!』
アムロ『シャア!わしの飯を取るなっ!』
看護師『はいはい、アムロ爺さんもシャア爺さんも喧嘩しないの』
シャア『す、すまぬのう。妻もおらんでな…』
アムロ『こいつとは腐れ縁じゃわ』
シャア「うわぁぁぁぁぁぁああああああ!!!!!!!」
アムロ「うぎゃぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!!!!!!」
ララァ『フフ…これは数ある未来の一つに過ぎないわ…未来は自分達の手で変えてゆくものですもの……』
シャア「ハァ…ハァ……冗談ではない……老人ホームまで貴様と一緒などと……」
アムロ「ハァ…ハァ……み、未来は俺達の手で少しずつ変えていけば……良い……」
ララァ『ふふ。私は今の大佐とアムロが大好きですよ』
352 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/05(月) 15:02:32 ID:???
アムロ「レインさん、僕だけおかずが一品足りないんだけど……」
レイン「義兄さんはお歳ですからね、塩分は控えさせて貰います」
アムロ「大丈夫だよ、まだ僕は若いんだ……」
アムロ「ラクスさん、机の上に置いてあったチップがどこにあるか知らないかな?」
ラクス「あらあら、義兄さんったら。その手に持っておられるものは何ですか?」
アムロ「あ!?あはははは……もちろんジョークさ、ジョーク」
アムロ「マリナさん、お弁当を作ってくれるのはいいけど流石にワカメ御飯は飽きたよ」
マリナ「え?そ、そうですか。なら明日から椎茸御飯はどうでしょう?ナッツあえとかも」
アムロ「ところで洗面台に育毛剤が置いてあったけど、誰のだい?」
アムロ「ティファさん、香水ありがとう。パーティとかに出るときに使うよ」
ティファ「いえ……普段から使って下さい」
アムロ「でも、この匂いは普段から使うにはキツ過ぎないかい?」
リボンズ「とまあ、20年後には弟嫁ズに健康とボケと頭髪と加齢臭を気遣われるお義兄さんになっているわけだね、未来のボクは」
353 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/05(月) 15:24:57 ID:???
352
アムロ「…お前がどれくらい過去の俺なのかはしらんが、
つまり、その姿がさらに未来のお前な訳だな?」
リボンズ「………」
刹那「大丈夫か? まるで滝のような汗だが…」
367 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/05(月) 18:54:41 ID:???
OUT セレーネ・シロー・コウ・カミーユ・シーブック・シン・ヒイロ・ジュドー・アル・シュウト・キャプテン
IN レイン・ラクス・マリナ・ネーナ・ヨハン・ミハエル・リボンズ・ティファ・マドナッグ
リボンズ「なんだ、十年後でも差し引き-2に過ぎないじゃないか
それに甥っ子姪っ子が増える可能性もあるし、まだまだこの家は狭いままだね」
アムロ「待て!ネーナ君の後ろ三人がおかしい!」
ミハエル「ネーナと離ればなれになる訳にゃいかねーんだよ!」
ヨハン「すいません、すいません」
リボンズ「僕は彼らのお父さんだしね、ふふん二世帯住宅って奴だよ」
シン(あれ?俺ってそうなるとステラの所の兄弟やムゥって人も世話しないといけない?!
でもムゥって人の親ってキラ兄をストーカーしている変態仮面さん!?あの人がお祖父ちゃん!?
つかあの変態仮面ってレイの義父っていうか本人で、俺はレイとも親戚になって……)
368 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/05(月) 19:19:34 ID:???
367
もう今の家壊して敷地内にマンションでも建てろよw
369 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/05(月) 19:31:31 ID:???
367
グエン「難儀しているな。ならば、ローラは私が引き取らせてもら……」
シャア「待て。私が引き取る」
グエン「むっ…貴様と争っても永久に解決はしない。一週間に何日、引き取るか定めようではないか」
シャア「公平を期す、か。悪くはないな」
グエン&シャア「私が四、貴様が三だ」
………………
シャア「私は社長だ。彼を充分幸せにしてやれる」
グエン「ふ。御曹司たる私はローラに相応しいと思うがね?」
シャア「む……このままでは平行線だな……お互い三で日曜はガンダム家と言うのはどうかな?」
グエン「仕方ない……と、言うことだ」
シャア「アムロ、ロランを引き取らせてもらうぞ」
アムロ「帰れ!貴様らのどっちにもロランは渡さん!」
ロラン「兄さん!僕は兄さんの物じゃありませんよ!」
370 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/05(月) 19:31:33 ID:???
ロラン「うちにそんな資金があると思います?」
ウッソ「これ、通帳です」
慰謝料がっぽり。もちろんとられる方。MS整備料が半端ない。
最終更新:2013年10月03日 21:52