シーブックがパン屋で働いてるときのこと
セシリー「パンの納入に行ってくるから留守番はお願いね」
シーブック「いってらしゃい」
ザビーネ「いってらっしゃいませ、ベラ様」
セシリーが出かけてから数分後…
シーブック「なあザビーネさん。なんでセシリーのことをベラ様って呼ぶんだい?」
ザビーネ「ザビーネでかまわんよシ―ブック君。私が何故べラ様をべラ様と呼ぶのか、か
     君は何も知らないんだな。よし、無知な君の為に一つ教授してあげよう。
     それには『朝パン主義』の掟が関係しているのだ」
シーブック「掟?」
ザビーネ「そう、『朝パン主義』を掲げる者がパン職人を目指す時、一つの掟が課せられる
     それは、名を捨てなければならないのだ」
シーブック「え?!それじゃあセシリー・フェアチャイルドっていうのは…」
ザビーネ「カロッゾ様がべラ様に与えたお名前だ。
     ベラ様が一流のパン職人になった暁には本名のべラ・ロナを名乗れるのだ」
シーブック「初めて知ったよそんなこと。セシリーも大変なんだな」
ザビーネ「君もパン職人を目指してるのだろ?だったら今度カロッゾ様に相談してみよう
     君にも名を与えてくれるはずだ。
     そしたら君もれっきとした『朝パン主義』の一員だ」
シーブック「え・・いや…あの・・」
ザビーネ「照れなくてもいい、これを聞いたらカロッゾ様もよろこぶ」
シーブック「はぁ・・(朝パン主義の人ってみんな自己中なのか?)」
ザビーネ「はっはっはっは。今日はなんていい日だ!フンフンフン♪」


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ザビーネ・シャル シーブック・アノー

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最終更新:2017年05月31日 12:41