841 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/03/10(火) 04:06:56 ID:???
それは突然のことだった・・・
キラ・シン「へっ!?」
アムロ「聞こえなかったか?キラ、お前をシンの働いてる所でバイトさせようと思ってな」
<サテリコンの悪夢>
シン「ちょちょっ!!ちょっと待ってくれ兄さん!なんで俺がバイト先でさえもキラ兄の面倒を・・・」
キラ「おおおおおお、おかしいじゃない!?なんで僕がそんなことしなきゃいけないのさ?お金には別に困ってないよ!?」
キラ・シン「「どうゆうことだよ!兄さん!?」」
アムロ「まぁ、落ち付け、なにもこれは昨日今日考えた事じゃないんだよ」
シロー「俺達年長組も考えてな」
キラ「何を!?」
ドモン「簡単に言えば『
どうすればキラは昔のようにまともに戻れるか』ということだ」
ウッソ「(ドモン兄さんが言えることではないけどね・・・・)」
マイ「キラ、今の君の状態ははっきり言って歳相応とは言えないんだ、君ぐらいの歳はね、もっと多くの人と交わることが必要なんだよ」
アムロ「ちなみに性的な意味ではないぞ、俺としてはそっちでも構わんが」
ガロード「(あれ?これマイ兄ちゃんが言えることじゃなくね?ブーメランな発言じゃね?)」
キラ「か、かといって、なんで銭湯なのさ!もっと僕には頭脳的かつクリエイティブな仕事が・・・
ね、ねぇ、ロラン兄さんもそう思うでしょ!?」
ロラン「い、いや僕も家に籠られるよりは良いかなぁと、掃除もしやすくなりますし」
アムロ「とにかくだ!これは決定事項だ!安心しろ、体験という事で二週間程度で許してやる、汗水流してしっかり働いてこい」
キラ「そ・・・そんな・・・うわぁあぁぁっぁ゙」カタカタカタカタカタ!!
セレーネ「ショックのあまりものすごい速さで動画作りをしてるわね・・・・、まぁいい薬になるでしょ」
シン「ところで」
アムロ・シロー・ドモン・ロラン・マイ「うん?」
シン「なんで俺のところで働かせたいのさ!?バイト先なんていくらでもあるだろ?
兄弟の中でだってカミーユ兄と(ry」
カミーユ「バイト先でエロゲーなんかやられたら俺が困るんだよ!!」
シン「シ、シーブック兄のパン屋とか(ry」
シーブック「カロッゾさんに迷惑かかったら(お義父さんという意味で)俺が困るんだよ!!」
コウ「(見事に私欲に走った図だね、これはシン生贄にされたかな)」
ジュドー「俺達とジャンク屋させれば良いじゃない?よっぽど儲かるよ」
シロー「お前とガロードとキラが組んだらシャレにならないものまでできそうだから真っ先に除外させて貰った」
ジュドー「弟を信じないなんてヒドイ!」
ガロード「グレてやるぞ!!」
ヒイロ「既にグレているだろう・・・・」
シン「だからってなんで俺のバイト先なんだよ!?」
アムロ「まぁ、上記の通りキラをまともな職場には置けないだろうからな、そこでシン、お前に白羽の矢が立ったわけだ」
シン「ちょっと待てよ!こっちだってちゃんとした職場・・・・・・・・だよな?」
ヒイロ「少なくともサウナに出前したり、ボケに対して突っ込むのがまともな職場とは俺には思えん・・・・」
シン「(そー言えば風呂屋で働いてるのに風呂掃除とかよりも
ハムの人とか東方の爺さんと口げんかしてる記憶しかないのは何故だろう?)」
ガロード「それでも給料出てるからすごいよな、あそこ」
カミーユ「ザコは喜んでるらしいぜ?普通の奴だとボケの嵐に耐えられなくて辞めるらしいし」
刹那「つまりシン兄さんは
ガンダムという事か?シン兄さんのガンダム・・・ハッ!?真のガンダム!?」
アムロ「まぁ、最大の理由はだな、キラがなんか粗相をした時躊躇なくトドメを刺せるのはお前ぐらいだという事だ
二週間の辛抱だ、頑張れ」
シン「そ・・・そんな・・・うわぁあぁぁっぁ゙」カチャ!パカ!カチャ!パカ!カチャ!パカ!
コウ「そんなに携帯開いて閉じて繰り返してどうするんだ?」
セレーネ「逃避行動が微妙に似てるわよね、この二人」
かくして「真人間に戻そうinサテリコン」が開始された
842 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/03/10(火) 04:08:14 ID:???
キラ「はっ!夢か!?」
シン「夢じゃねぇよ」
~大衆浴場サテリコン~
ザコ「シン君のお兄さんザコね?アムロさんから話は聞いてるザコ
短い間だけどよろしくザコ」
キラ「んー、あー、よろしくねザコ君。
ところで僕ここで働いてるってことにして黙っててくんない?バイト代いらないからさ(ry」
シン「オラァ!!」バキィ!!
キラ「痛っ!!な、なにすんだよ、久々に家族以外と喋ってあげたのに!」
シン「上司に向かってなめた口聞いてんじゃねぇー!!ザコさん、すんません!
ホントもー、すんません!!」
パーラ「わはははwすげぇ焦ってやんのシン」
ザコ「こ、個性的なお兄さんザコね・・・じゃあ業務はシン君教えてあげてザコ」サササササ
シン「(あの人ホント良いタイミングで逃げるよなぁ・・・・)」
キラ「ふぅ、全く世話しないねぇ」ゴクゴク
シン「そして俺は頭下げてるのにお前は何故フルーツ牛乳飲んでるー!!」
シン・パーラ「金払えコラァ!!」ドカドカッ!!
キラ「ぐほっ!!」
<残機3>
シン「おーい、キラ兄、頼んどいた風呂場の掃除やっといてくれたかー?そろそろ客が来るぞー!」
キラ「あぁ、もう大丈夫、完璧だよ。きっとお客さんも満足さ」
シン「(満足?)ふーん、まぁ良いや」
ガラララ
ジェリド「おい!おまえこれはどういう事だ!?」
シン「な、なにかございましたか!?」
ジェリド「何かもナニじゃない!この風呂場の壁を見てみろ!!」
シン「壁っつったってどこにでもある富士山の絵しか・・・・ってなんじゃありゃー!!」
ジェリド「全裸の美少女萌え絵なんて風呂の壁に描いてどーすんだ!ナニがナニしちまうだろうが!!」
キラ「このぷにぱん氏の芸術がわからないなんて、だから君はジェリドなんだよ、
風呂の湯を真っ白にしてあげた僕の心づかいがわからないとはね。」
シン・ジェリド「一辺死ねぇっ!!」ガガガガガッ!
<残機2>
ガトー「イカ焼き2つ、ラーメン3つ、チャーハン2つ、カレー4つ頼む、ドリンクはクリームソーダ、食前に頼む。」
シン「はい、かしこまりましたー!!パーラ、調理頼む!」
パーラ「あいよぉ!!」
キラ「えーっとイカ焼き2つ、ラーメン3つと・・・・・・めんどいから全部カレーで良いよね」
数分後
ガトー「これはどういうことかね?」
シン「申し訳ありません、申し訳ありません!」
キラ「武人の癖に器がちっちゃいねー」
シン・パーラ・ガトー「てめぇが言えることかぁ!!」ドガガガガガガッ!!
<残機1>
サウナ内グラハム相談室にて
グラハム「どうしたのかね?風呂場のガンダムの兄よ」
キラ「最近弟のDVが酷くて・・・・」
シン「働かないで・・・・風呂に入って何やってんだよアンターーー!!!」
キラ「ちょっ、アロンダイトはやりす(ry」ドスゥ!ザク!ビシャァア!
843 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/03/10(火) 04:10:05 ID:???アムロ「で、結局効果はあったのか?」
ロラン「様子を見る限りではあまり・・・・というかシンが髪真っ白になって寝込んでますよ」
刹那「アムロ兄さんは白い悪魔・・・ハッ!?もしやシン兄さんは真のガンダムの境地に!?」
ドモン「流石に無茶させすぎたか・・・・」
ジュドー「ここ数週は東方の爺さんやギンガナムも来ててスゲー忙しかったらしいよ」
シーブック「キラのミス全部背負っておまけに全員に突っ込み入れたらしいしな」
ガロード「それはまた・・・・」
カミーユ「でもキラ自身はそんなまんざらではない気がしたけどな、帰って来てからは妙にウキウキしてるし」
コウ「そういやそのキラは?」
マイ「今は部屋にいるみたいですよ」
シロー「アイツも汗水流して働くことの素晴らしさに気づいたか」
ヒイロ「それは無いだろう・・・・」
ウッソ「リアルな体験でエロゲーのネタができたって喜んでましたよ」
セレーネ「転んでもただじゃ起きないわね」
シン「う~ん、う~ん、申し訳ありません、申し訳ありません Zzz」
キラ「はぁ、せっかく帰ってきたってのに看病なんて手間掛けさせないでよね、まぁそりゃ多少は悪かったかなと思うけどさ」ブツブツ
♪~~~♪
キラ「はい、キラです、あーラクス?うん、コンサート?今?いや、ちょっとヒマじゃないかな、どーしても無理っぽい
弟が寝込んじゃったからさ、見てあげないと、うん、また今度ね」ピッ!
ほんの少し成長したキラであった
最終更新:2013年10月20日 22:04