久々に再会し、飲みにきたアムロとセイラ。
「プルプルプルプルー」
アムロ「(誰だ? こんな着メロにしたの)すまない、弟からだ」
携帯を取り出すと、アムロは席から離れた。
セイラ「兄弟、か……」
途端に表情が曇るセイラ。アムロは何も言わないが、シャアの行状は
イヤでも耳に入ってくるものだ。
セイラ「バカな兄さん……」
と、恰幅のよい男がセイラの隣に座り、肩に手を回してきた。
男「
オヤジ、まずはうまい酒をくれ。おごらせてもらうよ」
セイラ「あなたにおごっていただく理由はありません」
男「これは一本とられたな。いい度胸だ。ますます気に入ったよ」
と、男はセイラの顔をじっと見つめる。
430 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 03/01/16 01:44 ID:tDKdJXpg
男「あっ、ひ、姫様か? 間違いない。私をお忘れか?
あなたの父上にお仕えしたジンバ・ラルの息子
ランバ・ラルですぞ」
セイラ「アルテイシアと知ってなぜ肩に手を回すか!」
ラル「し、しかし……」
ハモン「あなた! 何をしているのです!?」
ラル「は、ハモン! なぜここに……」
ハモン「最近帰りが遅いので、アコースとクランプに付けさせたのです」
ラル「くっ。ランバ・ラル、ハモンの前でハモンを忘れた……」
ハモン「帰りますよ、あなた。分かっているでしょうね?」
ハモンは恐ろしい怪力でラルを引きずっていく。
アムロ「な、何だ?」
ラル「よく見ておくがいい。浮気がバレるとはこういうことだぁー!」
アムロ「僕は……あの人に勝ちたい……と思わないな」
ごめん、兄弟どころかアムロも絡んでないや。逝ってくる。
最終更新:2017年06月06日 19:56