369 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/04/06(月) 00:44:36 ID:???
東方不敗「ぬわっはっはっはっ、この程度の酒も飲み干せないのか、この馬鹿弟子があっ!」
シュバルツ「甘いぞドモン!薦められた酒を飲み干せないのは、相手の気概に応えられぬ証拠!!」
アルゴ「いけるな……(ゴクゴクゴク」
ドモン「くっ、ここで退いては漢がすたる…(ゴクゴクゴク)漢がぁ…すたぁ…………(パタリ」
レイン「ドモンっ!」
東方不敗「情けない奴め!…………さてシュバルツ」
シュバルツ「……ああ。寝たことだし始めるとするか」
レイン「えっ?」
アルゴ「……闖入者が現れたか」
シュバルツ「そんなところだ。ドモンが相手の正体を知ったら激して自分を見失うからな、悪いが眠ってもらった」
東方不敗「この馬鹿弟子は、正義感が強すぎて周りの迷惑を省みないところがある。この場で暴れさせるには問題が多すぎるわい」
シュバルツ「各関係者に伝えておいてくれ。『コードネーム【L.A.U.R.A】を狙う不埒な輩を捕獲にかかる』と」
アルゴ「分かった。ナスターシャを通じて各所に回しておく」
そのころ、とある桜の木の上では。
グエン「(……ふっふっふっ、数日前から水と食糧と携帯トイレを持ち込んで待ち伏せした甲斐があったよ。
当日に警戒厳重な周囲から近寄るのは難しいが、数日前から目星をつけて木の上に潜んでいれば問題なし。
そして木の下は格好の荷物置き場になっている。料理を捜して気を取られているローラを狙うのには絶好の機会。
そして今日は素肌に迷彩ペイントを施して、素早くローラとの愛を語れるよう準備済みさ)」
ロラン「あっ、料理が少し足りませんね、ちょっと取ってきますね……えーとえーと(ゴソゴソゴソ」
グエン「(さあ、ついにその時がやってきた……私の愛を舞い降りる花びらと共に受け取ってくれローラ!)」
370 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/04/06(月) 00:49:58 ID:???
ほぼ生まれたままの姿でロランに飛び込むグエン。しかし。
ガシッ!
マスタークロスに絡め取られ、グエンの動きが途中で止まり、宙ぶらりんの状態になる。
グエン「なっ!?動けない!?」
シュバルツ「甘いなグエン」
グエン「潜伏は完璧だったはず!?」
東方不敗「一家が現れてから、お主のいる桜にだけ、異様な執着心を示す『気』が立ち上ったわ。嫌でもわかるわい」
グエン「くっ!離せ!!」
シュバルツ「それはこの方に聞いてみてはどうだ、
グエン・サード・ラインフォード?」
まわりの空気が震えんばかりに、威圧感のある笑みを浮かべた女王様がおひとり。
ディアナ「……ハリー、許可します(ニッコリ」
ハリー「法の裁き、受けてもらおう!!」
ハリーの操るゴールドスモーに掴まれて、遠投のボールよろしく空に飛ばされるグエン。
シュバルツ「随分と遠くまで飛んだな」
ディアナ「ガリア大陸まで届くくらいには手加減しておきました。グエン卿のことですから大丈夫でしょう」
ロラン「(笑顔でそんな恐い事さらりと言わないで下さいディアナ様) )」
レイン「あっちは終わったみたいだけど……ドモン完全に酔いつぶれちゃってるわよー!」
ナスターシャ「桜を見ながら、愛する男の膝枕も一興ってものだろ?役得だと思って受け取っておけ」
アルゴ「……そういうものか?」
ナスターシャ「そういうものさ。お前も今は黙って膝枕を受けておけ」
373 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/04/06(月) 01:58:12 ID:???
370
アルゴが膝枕されるのかw
エルヴィン「あんな大きな人膝枕してて重くないのかな?」
モニク「なぜ…」
エルヴィン「どうしたの?」
モニク「同じ軍服ツンデレキャラのはずなのに!」
エルヴィン「………マイさんを酔いつぶしてみる?」
モニク「…無駄な気がする」シクシク
最終更新:2013年11月07日 20:13