もしキラとカツが入れ替わったら?というネタ。パラレル

キラ「やあラクス」
ラクス「ひっ!誰ですの貴方?」
キラ「キラだけど?…もしかしてからかってるの?」
ラクス「貴方こそからかわないで下さい。キラ様はそんなお顔をしておりませんわ」
そう言ってラクスは駆け出していった。
キラ「顔が?一体どうしたんだろうラクス。……何でーっ?!」
窓に映ったキラの顔はジャガイモのようになっていた。キラはこの顔を知っている。同じ学校のカツ・ハウィンだ。

カツは急いでいるところを二人組みに絡まれた。
彼は二人が学校の鼻つまみ者のイザークとディアッカだと知っていたが、絡まれる理由がわからなかった。
カツ「すいません、急いでるんです」
二人の間をすり抜けようとしたがディアッカに「そう冷たいこと言うなYO!キラ君?」と肩をつかまれた。
二人がカツを連れ込んだのは人通りの無い路地裏。何をされようとしているのかはカツも見当が付いている。
わからないのは自分が「キラ」と呼ばれていることだ。
数分後。ボロクズになった二人を見下ろしてカツは、見えないものが見えた、と思った。体が変わったみたいだ。
そう思ってディアッカから取り上げた鏡を見ると、自分の顔がガンダム兄弟のキラになっているのがわかった。

カツの姿のキラ(キラ@カツ)はしばらく事態が飲み込めずにいたが、ようやく今やるべきことを見いだした。
自分の本来の体を探し出さなければならない。早く収拾をつけないと、何が起こるかわからない。
キラ@カツは自分がもと来た方向を戻って、自分の肉体に乗り移ったカツ(カツ@キラ)の足取りを追うことにした。

カツ@キラが二人組と一緒に裏通りへ行ったのを突き止めたものの、キラ@カツが現場に来た時は遅すぎた。
裏通りのさらに路地裏でイザークとディアッカがボロキレのようになってうずくまっており、
話を聞いてみるとキラ(カツ@キラ)にやられたとのこと。トラブルは既に始まっていたのだ。

ちょうどその頃、カツ@キラはフレイに声をかけられていた。
フレイ「キラ、あなた用事があるとか言ってなかった?こんなところで何してるの」
カツ@キラ(どうなってるんだ?このキラってフレイ・アルスターとも付き合いがあるのか?)
(続く)


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最終更新:2017年06月15日 20:04