アスラン「あれ? ここに置いてあったはずの、ハロのパーツがない
おかしいな、どこいったんだ?」
クリス 「あ、ごめん。ちょっと見せてもらってたの」
アスラン「ぶ──っ。クリスさん、もう着替えていいですから///」
クリス 「あ……///
秘密基地にいるときは、これを着てないといけないのかと思って」
アスラン「そんな決まりはありませんし、あったとしても、いちいち従う必要なんかないです
俺があとでX総帥にかけあって、クリスさんを辞めさせるように説得しておきます
ただ、これだけはもう仕上げないとセレーネさんに輪切られるんで、
今すぐは無理なんです、すみません」
クリス 「た、たいへんなのね、アスラン君も
じゃ、じゃあちょっと着替えてくるわね」
アスラン「そのまま帰っちゃっていいですよ。それと、もう二度と来なくていいですから」
クリス 「ムっ。その言い方、ちょっとトゲがある
アスラン君だって、私に来てくださいって、頼んだじゃない」
アスラン「あ、すみません。そういうつもりじゃないんです
確かに、クリスさんが来てくれたら助かります
けど、もうクリスさんが見てられなくて……
よくよく考えたら、イベントとかありますから、このままだとクリスさん、
お客さんの前に立たなくちゃいけなくなるんですよ?」
クリス 「う……、そうだった。それもあったんだ……」
セレーネ「ちょっと、まだ完成してないのっ? こっちのAIはもう準備万端なんだから、
一刻も早く作りなさいよ」
アスラン「うぅ、すみません。いま作ってますから、どうか
輪切りだけは……」
ルース 「アスランてめえ! 演習にも出ず、麗しきヒタイホワイトと、楽しい時間を過ごしやがって!」
ガトー 「猛魂を注入してくれるっ。そこへ習えヒタイレッド!」
五飛 「俺と決闘しろヒタイレッド。腐った性根を叩き直してやる」
カクリコン「お、俺にはアメリアがいるんだ。見蕩れちゃいけねえ、見蕩れちゃいけねえ……」
クリス 「ちょっと待ってみんなっ。アスラン君は悪くないの!
セレーネさんも、そんなにアスラン君を追い詰めたら、可哀想ですよ!」
セレーネ「あら、アスランに乗り換える気? バーニィに言いつけちゃおっと♪」
クリス 「そ、そんなんじゃありませんよっ
……って、ああもうっ! アンタたち、これ以上アスラン君をいじめるな!」
ルース 「ど、どこからバットを取り出──グフっ」
五飛 「お、俺の青龍刀が叩き折ら──ザクっ」
ガトー 「ジオン公国に、栄光あれええ──ドムっ」
クリス ギロリッ
カクリコン「お、俺は何も言ってねえし、してねえっ! アメリアァッ」(消し炭になった)
セレーネ「ア、アスラン。ハロは、ゆっくり作ってくれていいから!」(ヅダダダダッ)
アスラン「……」
クリス 「ハァ、ハァ……ッ!
もう吹っ切れた。大丈夫、アスラン君は、私が守ってあげる」
アスラン「コウさん、台詞借りてもいいですか?
ここは、……地獄だ」
最終更新:2013年12月28日 14:31