アムロは会社の長期出張、
カミーユ、シーブック、キラ、ヒイロ、ガロード、ジュドー、ウッソ等は修学旅行へ、
(前スレpart5の修学旅行、修学旅行宴会ネタを参照)
家の留守はシロー、ドモン、コウ、アルが守る事に、
はてさて四人はどうなることやら…
218-232の設定をお借りしています)

無事、夕食も終わりくつろぎの時間
シロー「さて、食べたばかりでこんなことを言うのもなんだが、明日の朝食はどうする?」
コウ「シロー兄さんはただでさえハードな仕事だから無理言うのは悪いし、ドモン兄さんはあれだし…(炊飯器を見ながら)」
ドモン「ぐっ…しかし任せろと言えんところが情けない」
コウ「まさかアルってわけにもいかないし、僕が作るよ。」
シロー「そうか、すまんな。悪いが頼む。」
責任重大、気合を入れたコウでしたが…


翌日AM6:30

ピピピ・ピピピ・ピピピ…
コウ「んん、もう朝か…。え?六時半?またアルが目覚ましいじったな…」
カチッ
ZZZ・ZZZ・ZZZ…

同AM7:15

コウ「ふあぁぁ、目が覚めちゃったよ。まあたまには早起きもいいよね。」
居間に向かいながら
コウ「ロラ~ン、たまには朝食の準備手伝うよ。って、あれ?そういえば昨日からロランたち…」
(僕が作るよ)(僕が作るよ)(僕が作るよ)
コウ「やばい!!すっかり忘れてた!!どうしよう。後15分もすれば兄さん起きてきちゃうよ」
慌てるコウ。しかし、米も炊いていない状態からコウが15分で何を出来るというのか、いや、出来はしない(反語)
ピンポーン
コウ「こんな時に誰だよ…はーい、どちら様ですか~」
玄関を開けると、そこに立っていたのは怪しげな鉄仮面の男
カロッゾ「ふはははは、お届けだ」
男は紙袋を突きつけてきた。手に取ると、ほんのり暖かい。
カロッゾ「ふはははは、昨日シーブック君から電話があってね。兄弟たちのために朝食向けのパンを4人前注文したいと。
  事情はわかったが朝食にパンだけというのも味気ないと思って、出張でパンをメインにした朝食を4人前作りにきたわけだ。
  キッチンをお借りしても良いかな?」
コウ「シーブックがそんな事を…。ありがとうございます。ぜひお願いします」
さすがカロッゾ、パン食にあう料理は得意らしい。馴れた手つきでサラダやカリカリベーコンを作っていく。
カロッゾ「ふはははは、上手かろう」
コウ「でも、ここまでしていただいてなんだか申し訳ない気分ですよ」
カロッゾ「何、これで君らが朝パン主義のすばらしさに気づいてくれれば安いものだ」
コウ「はぁ」(朝パン主義?なんだそりゃ。それより間に合うか?)
カロッゾ「ふはははは、詳しくはシーブック君に聞くがいい。っと、これで完成だ。ジャスト15分」
コウ「!なんで思ってることがわかったんですか?」
カロッゾ「ふはははは、秘密だ。代金はシーブック君のバイト代から差し引くことで話がついているから安心したまえ。それでは」

同7:30

シロー「おはよう。って、コウこれお前が作ったのか?ずいぶん豪勢じゃないか」
コウ「ま、まあね。約束しただろ、僕がきちんと作るって」
さすがに怪しい仮面の男に作ってもらいましたとも言えずにごまかすコウ。
シロー「これだけできるなら、これからロランがいないときはコウが朝食当番だな」
コウ「いやそれはちょっと…出来ないわけじゃないけど、やっぱりきついしね」
シロー「それがわかれば上出来だ。毎日文句も言わずやってるロランに感謝しろよ」

これがきっかけでコウもカロッゾさんのお店にちょこちょこ行くようになるのですが、それはまた別のお話



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最終更新:2017年07月05日 09:00