11 名前:3/6 :2009/07/09(木) 00:37:39 ID:???

リボンズ『魔王を倒すべく立ち上がった4人の兄弟セレーネ、カミーユ、キラ、刹那。彼らは今、危機的な状況に追い込まれていた……』

セレーネ「……ちょっと黙っててくれる?集中してるから」
リボンズ『集中してスロットが当たれば苦労はしないよ』

カミーユ「亀レースってのは初めてだが、当たればでかいな……」
リボンズ『回りのバニーちゃんに引かれてここに来たんでしょ?』

キラ「ポーカーか……ネトゲだと負けなしだけど……」
リボンズ『チートを使ってだろ?ある意味君の庭みたいな世界なのにね』

刹那「赤色と黒色……なぜ白色はないんだ……」
リボンズ『ルーレットっていうのはそういうものだから』

セレーネ(遊び人)「うるさいわよ」 カミーユ(遊び人)「黙れよ」 キラ(遊び人)「ちょっと静かにして」 刹那(勇者)「ガンダム……!」
リボンズ(ナレーション)『やれやれ』

……そう、彼らはカジノに来ていたのです。
リボンズ『他の兄弟たちは皆、魔王の城を目指しているのに。こんな所で立ち止まっていていいのかい?』
セレーネ「……まぁ最初はちょっと遊ぶつもりだったんだけどね……一等の商品があれじゃあね」
リボンズ『まぁ確かにこれは予測できなかったね』

一等「白いゴーレム」→キャプテン「アイテム扱い……(´・ω・‘)」
リボンズ『うん、この扱いは僕も同情するよ』

セレーネたちはアイテムにされてしまったキャプテンをゲットするまでカジノを離れないつもりなのです。

ギンガナム(ディーラー)「ルーレットがそう簡単にあたるわきゃねぇぇぇだろぉぉぉがぁぁ!!」
刹那「ガ……ガンダム……このままではキャプテンが誰かの手に……!
   ……キャプテンがアイテムなら俺が装備することも可能なのか……!?そうすれば俺はガンダムになれるのか!?」

カミーユ「家族をほってはおけないだろう」
フォウ(バニー)「がんばってカミーユの亀!」
ファ(バニー)「もっと動いてよカミーユの亀!」
ロザミィ(バニー)「お兄ちゃんの亀おそーい!」
カミーユ(ついでに彼女たちを買えないだろうか……いや旅のお供的な意味でだ)



13 名前:3/6 :2009/07/09(木) 00:39:45 ID:???
間違えた

サイドD~巻きでいこう!の巻~

とある村に有名な勇者さま御一行が来ていました。
ヤザン(勇者)「俺が勇者で文句あるのか?」
ジェリド(魔法使い)「俺がこいつの下ってのが納得いかねえ!」
ヤザン「ギャンギャン吼えんなよ。なぁに魔王を倒しちまって有名になったら自由にすりゃあいいさ」
ジェリド「ちっ」

二人は暗い夜道を言いあいをしながら歩いています。
なので後ろから近づく気配に気づくのが遅れてしまいました。

???「動くな」
ヤザン「!?」
ジェリド「てめえ……」
???「はいはい。ホールドアップってね。悪いけど有り金と、あんたの装備してるの置いて行ってもらおうか?」
ヤザン「俺を誰だと思ってやが……」
???「おい!動くなつったろ!」
ヤザン「ちぃ!くそが!ほらよ!」
ジェリド「てめーら、覚えとけよ……お前らは俺の……」
???「はいはい、ありがとうね。じゃあこれお返し!」

 *???は閃光玉をつかった!
ピカッ!!!
ヤザン「ぐ!?」
ジェリド「目がー!目がー!」

 *ヤザンとジェリドは混乱した!
ヤザン「くそー!どこ行きやがったあ!」
ジェリド「まだ遠くに行ってはいないはず……お!おいそこの坊主!今ここを怪しい二人組が通らなかったか?」

???「うーん知ってるような知らないようなー」
ジェリド「おいふざけるな」
ヤザン「まぁ待て、ほらよ坊主。お駄賃だ。あの枯れた声からして俺たちと同じぐらいの年齢の二人だ見なかったか?」
???「声は聞かなかったけど、この道を馬に乗っていった怪しい二人組がいたよ!」
ヤザン「よーし!それだ!ありがとよ坊主!」

14 名前:5/6 :2009/07/09(木) 00:41:00 ID:???
アル(盗賊)「……まぁ、兄ちゃん達二人は僕の後ろにいるけど、たぶん別人だよね?」ニヤリ
ガロード(盗賊)「へへへ、アル、お前も悪だなあ」
ジュドー(盗賊)「ほんとほんと、いくら顔だけ同じで中身は違うっても、あいつらちょろまかすのは根性はあるぜ」
アル「へへへ、まぁね」
ガロード「しかし、あいつらたんまり持ってたぞ金!」
ジュドー「装備品もいいぜこりゃ!」
ア・ガ・ジ「「「ははははははは!!!」」」

シロー(勇者)「本当に感心するなあ」
ガロード「げ!いやあ、あのさこれは違うんだってシロー兄!」
ジュドー「そそ!まさか俺たちの世界でも同じことやってるなんて思ってないよね!?」
アル「そんな警察に捕まっちゃうようなことしてないよ!」
シロー「いや、こっちの世界でも悪いことは悪いだろ」
ガロード「だってさお兄様。俺たちの目的はまずこの世界を脱出することだろ!その鍵は勇者のシロー兄さんにかかってるんだぜ?」
シロー「俺に?」

ジュドー「そう!シロー兄さんが勇者になることで世界は平和になるんだ!だからこれも全部シロー兄さんにより勇者になってもらうためなの!」
シロー「いや、でもなあ、そうかあ?」
アル「そうだよ!兄ちゃんなら勇者の王様にだってなれるよ!」
シロー「……そうだな!俺がなんとかしないといけないもんな!」
アル(なんか兄ちゃんまんざらでもないみたいだ)
ジュドー(勇者に憧れでもあるんじゃねーの?)
ガロード(そういえばガキん頃は勇者ゴッコとかでよく遊んでもらってたもんな)

シロー「よしお前たちの為にも俺が勇者として立派になるしかないんだな!あ、でももう悪いことはなしだぞ!」
弟たち「「「はーい」」」
ジュドー(この金現実世界に持って帰れないのかね?)
アル(MYザクへの夢に100歩ほど近づけた!)
ガロード(カジノとかねえのかな。この金増やそうぜ)

A.R.チップ『あ、このパーティーのナレーションは僕でした。サイドEへ続く』

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最終更新:2014年01月15日 21:01