105 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/27(月) 12:39:51 ID:???
シャギア「ふ……アヅランよ」
アスラン「ヅラじゃないアスランだ」
オルバ「そこまで言うのなら僕たちも偶の慈善事業をしないでもないよ」
アスラン「どういうことだ?」
シャギア「簡単なことだ。某ライダーでクウキ…クウガが自分の世界からキバの世界に連れてこられたように」
オルバ「キミを別の世界へと逃がしてやってもいい。チリソースの権化となったカガリの居ない世界に」
アスラン「お前達がなぜ俺にそんなことを……」
シャギア「ふ、キミがイージスガンダムのパイロットだからだ」
オルバ「あのイソギンチャクは僕たちゲテモノ海産物
ガンダムの会のメンバーに相応しいからね」
アスラン「そ、そんな理由で……だが断る!」
シャギア「何……このままだとキミはチリソースの被害に遭うのだぞ!」
アスラン「それでも……それでも俺は……」
オルバ(彼女のコトを
愛しているか……ふ、微糖だね、兄さん)
シャギア(そのようだな、オルバよ)
アスラン「俺がチリソースを食べないと他の人がカガリのチリソースの被害に遭うんだ!
俺は……俺の人生が例えチリソース塗れだとしても……キラやラクスや、ニコルやラスティや
ヒタイダーのみんなが平和に暮らしている世界を……守りたい。だから俺はこの世界に留まり続ける!」
シャギア「これは、砂糖ではなく熱血!?」
オルバ「溢れんばかりのヒーロー臭。このアスランは高山版かジエッジ版だとでも言うのか!?」
シロー「お前の勇気、確かに見届けた!!」
アスラン「貴方はキラのお兄さん!?」
シロー「キミは勇者だ!そして俺も勇者だ!だから共に戦おう!!」
アスラン「でも!」
シロー「デモもムービーも関係ない!一人では致死量に至るチリソースも、二人なら胃薬で済む!」
オルバ「霊界の秘宝の理屈だね」
アスラン「俺は……もう一人じゃないのか……こんなに嬉しいことはない……」
カガリ「なんだ、キラのお兄さんや
変態兄弟いるのか!よぉし!四人前のチリソースだな!すぐ用意するぞ!!
トダカ、オーブの国家予算を使うんだ!!一番新鮮なチリソースを超特急で直送だ!!」
シロー「バカなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
アスラン「キラぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
シャギア「ここは命を捨てるステージではない。ひくぞ、オルバよ」
オルバ「わかったよ兄さん」
114 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/27(月) 19:08:10 ID:???
105
カガリ「あれ?変態兄弟は帰ったのか?まあ4人分作ってしまったから2人でわけてくれ」
シロー「俺がしゃしゃり出たせいで…1人で2人前食べる羽目になってしまったことを…本当に…すまないと思っている」
アスラン「そんな…顔を上げてください。俺はあなたに気付かせてもらったんです。
今の俺に必要なのは鉄の胃じゃなく、ともに戦ってくれる仲間だと言う事を。
1+1は3にも4にもなると言う事を思い出させてもらったんです」
シロー「アスラン君…そうだったな!俺達の体に流れるこのチリソースのように赤く熱い血をたぎらせるか!」
アスラン「はい!さあ一緒に食べましょう!」
ルイス「ねえルナ、ほっといていいの…?なんか変なノリになってるよ?」
ルナマリア「あー、いいのいいの。どうせすぐ元に戻るから」
カミーユ「俺はそれより兄貴が心配だ…」
ファ「ええ…一口ごとに顔がみるみる赤くなっていくわね…」
115 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/27(月) 19:14:12 ID:???
114
シロー「……」
口に運び、食べるフリをして巧妙に懐の袋に落としこむ。
シロー「(俺達の演技も中々のものだな」
アスラン「(春日局みたいですね。……だけど、やはり罪悪感が……」
シロー「(……そうだな。愛を見て受けざるは義無きなり…俺とした事が迂闊だった」
アスラン「では……」
シロー「あぁ……これが!」
アスラン「俺達の!」
シロー「愛だぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!バクバクバクバクバク」
カガリ「おぉ、そう言ってくれると嬉しいぞ!まだまだ追加で作ってるからな!」
シロー「
アスラン「
カミーユ「さよなら、兄さん……」
キラ「ムチャシヤガッテ……(ホロリ」
116 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/07/27(月) 19:43:06 ID:???
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マイ「胃もたれやむかつきには、“ガヅダー10”をどうぞ!」
エルヴィン「ちなみにまだ試作品です(大丈夫かなぁ?)」
最終更新:2014年01月27日 17:47