アムロ「たまに土いじりしてみるのも、悪くはないな」
ウッソ「はは。そうでしょう? 作物たちは毎日、表情を変えてくれます
みんなと対話しながら世話をして、収穫するのは、とっても癒されるんですよ」
アムロ「重労働な部分が多い作業なのに、ウッソはイヤな顔ひとつせず、こなしてくれている
家計的にも大助かりだよ」
ウッソ「お金の話もありますけど、好きでやってることですから」
アムロ「そうか。お、このピーマンは、鮮やかな色だな」
ウッソ「それ収穫してください
夏野菜たちは栄養的にも優れていますので、みんなの夏バテ予防に役立ってくれます
ロラン兄さんが料理してくれるから、ウチの野菜たちは、何倍にも美味しくなります
ある意味、ウチの作物たちは幸せ者ですよ」
アムロ「そういうものか?」
ウッソ「そういうものです。あ、そこのピーマンも収穫してください
僕たちは、生きているんじゃない。命をいただいて、生かされているんです
肉や魚と同様に、植物たちにだって、命があります
だから僕は、この農作業と真剣に向き合い、命を育み、収穫させていただいてるんです
だから、ロラン兄さんが食べ物を無駄にすると本気で怒るのも、よく分かるんです
なのにへんな主張をして難クセをつける団体の多さに、悲しみを覚えます
自分たちの都合で命を主張する人たちと、僕は、戦います!」
アムロ「ウッソは間違いなく、俺の自慢の弟だよ
あわよくば、趣味の範疇を、もう少し年齢相応にしてもらえたら、最高なんだが」
ウッソ「無理ですね」
アムロ「即答かっ!」
最終更新:2014年02月04日 20:08