5人は作られている孤島に上陸しようとしていた。
キラ「…で、何でこんな格好をしてるの?僕達。」
アスラン「何故判らない?キラ!上陸といえば全身タイツのような格好がセオリーだという事を!」
二コル「というか僕がブリッツで先にこっちで待っていて4人がきたと同時に工場破壊、持ち逃げの方が確実だったんじゃないですか?」
イザーク「そんな腰抜けな作戦、出来るかぁ!」
ディアッカ「…グゥレイトな
ガンダムは手に入れるときもグゥレイトにてに入れるのさ。」
(小声)
キラ「馬鹿ばっか…。」
二コル「…言わないで下さい。何か悲しくなってきますから。」
その頃、逆側で…。
トロワ「ガンダム奪取作戦、開始する。」
デュオ「…災厄、急襲、禁断…俺たちのためにあるような名前だからな。」
ヒイロ「任務了解…作戦開始する。」
その頃、社の応接間では…。
カガリ「よっ…。」
ラクス「こんばんわ、フレイ様。」
フレイ「あ、2人とも来たのね。…あ、サイ。長くなるけどあんまり広められない話だから
別室で護衛の人達にもお茶出してあげといて。」
サイ「判ったよ。フレイ。」
カガリ(何時の間にかサイがこき使われてる…。)
ラクス(あらあら、仲がよろしいんですのね。)
フレイ「…早速本題に入るわよ。私たち3人、本編ではかなり扱いが酷いじゃない。」
カガリ「フレイは出番はあっても扱いそのものが酷い、ラクスは怒涛の放置ラッシュ、」
ラクス「カガリ様は1クール放置の上、又放置の噂…ですわね。」
フレイ「…そういう事。私もあんた達と手は組みたくはかったけど、この際だし仕方ない…と言う事で、」
カガリ「私とラクスで先にフリーダムとジャスティスを試作して、」
フレイ「そのデータを元にあの3機を作ったのよね。名前が禍禍しいのは私たち3人の怨念が篭ってるから。」
ラクス「で、それがやっと完成したんですわね。…ハロシステムに引っかかりました。侵入者ですわ。それも、北と南から同時に。」
フレイ「私は南、ラクスは北のほうの見張りの指揮をお願い。カガリはイザという時の為に1機だけでも乗り込んでおいて。」
ラクス「判りましたわ。」
カガリ「判った。」
フレイ「そう…」
3人「種ヒロインの扱い向上の為に!」
二コル「あれ、こんな所にハロが…。」
ハロ「ミトメタクナーイ、ミトメタクナーイ。」
キラ「ハロ?…さわっちゃ駄目だ!」
アスラン「別にハロ位、どうって事ないじゃないか。ほら。」
イザーク「ハロ如きに怯えるな腰ぬけぇ!」
ハロ「シンニュウシャ、シンニュウシャ、ハケーン、ハケーン。」
キラ「…だから言ったのに…。前、アムロ兄さんに頼んでラクスのハロを高性能にしてもらったんだ。
データリンク、警報システム
その他もつけて。」
アスラン「…って事は…。」
二コル「急ぎますよ。」
ディアッカ「あそこの五人を撃ったぜグゥレイト。さっさと制服奪おうぜ。」
二コル「そうですね。」
(小声)
アスラン「それにしても、ディアッカ…あの五人の味方になって俺たちを狙うつもりで撃てっていったら向こうの五人に…。」
キラ「……流石伝説の誤爆王…。」
ラクス「…アスラン達にキラ様…例え貴方達でも今日だけは邪魔はさせませんわ…。
新しく東から侵入者が来ていますので、お願いしますわ。そちらは。」
オルバ「判ったよ。ね。兄さん。」
シャギア「勿論だ。」
トロワ「…なんだ?この物体は…。」
ハロ「シンニュウシャ シンニュウシャ ハケーン ハケーン」
ヒイロ「クライン家の警報ロボだ。それ自体に害はない。」
デュオ「じゃ、急ぐぜ。とりあえずあそこの3人を気絶させてくれ。」
ヒイロ「任務了解。」
フレイ「させないわ…絶対に。何があってもね…。」
東では…。
ジュドー「ここだったな。新型ガンダム作ってる所ってのは。」
ガロード「そういう事だな。さ、さっさと奪取しようぜ。」
ハロ「シンニュウシャ、シンニュウシャ、ハケーン、ハケーン」
ジュドー「ハロ?又敵が増えそうだぜ…。」
ガロード「…参ったな…。」
二コル「…まだばれてませんよね…。」
ディアッカ「ほんと、グゥレイトだぜ…。」
アスラン「待て…あそこから歩いてくるの、ラクスじゃないか?」
キラ「ラクス?…そんな…。」
ラクス「あらあら、皆さんおそろいで不法侵入してどうなさいましたの?」
アスラン「少し遊びにきただけです。ラクス…。」
ラクス「嘘をつかないでも良いですわ。…わたくし達、出番の無さを補う為にこっそり機体を作っていましたのに…皆様そろって邪魔なさるんですのね…。」
キラ「そ…そんなことは無いよ…ラクス…。」
ラクス「なら、私たちを手伝ってくださいますの?嬉しいですわ。キラ様。」
キラ「……という訳で御免。…ここは通さないよ…。」
イザーク「裏切るか、ストライクゥゥゥ」
ディアッカ「俺たちのグゥレイトな野望はどうした!」
キラ「…御免。」
(小声)
二コル「キラらしいというかなんと言うか」
アスラン「ラクスもあれが作戦じゃなくて素だからな…。俺がキラを足止めするから後は任せた。」
二コル「判りました。先にあの2人を連れて行っています。」(乗り気じゃないですけどね…。)
フレイ(この3人が侵入者ね…。)「あの…。」
ヒイロ「何か用事か?」(社員の振り…。)
デュオ(馬鹿!口調が…!)
トロワ「…何か用事でしょうか?」(攻めて俺だけでも…。)
フレイ「あなた方がGを奪いに来た侵入者だという事は判ってるの。…で、彼らに協力してもらうことにしたの。」
五飛「……俺が正義だ!俺が間違っているというのなら力でそれを示して見せろ!」
カトル「…行くよ…。彼女の邪魔をする者は皆倒すんだ…。」
フレイ(ちょろいものね。五飛は、相手を全員始末した場合の成功報酬でジャスティスG、カトル君は垂らしこんで…。)
ヒイロ「…この場は任せてもらおうか…。」
デュオ「トロワは先に行ってな。」
トロワ「了解した。」
アスラン「キラ、何故なんだ!何故お前が裏切らなけれなならない!」
キラ「…ごめん。でも…負けない。」
アスランとキラが常識外れの身体能力で飛び回っている。只アスランがキラを圧していた。
焦ったキラの拳をアスランが受け止め、そのままアスランが投げ飛ばす。かろうじてアスランも巻き込み、
転倒させたが依然アスランの優位である。
キラ「…くそっ…。」
アスラン「…負けるわけには…いかない。」
そこでアスランの肩に手がおかれる。何故か傍観に徹していたラクスの手が。
ラクス「あらあら、アスラン…おつよいんですのね。」
アスラン「すみません…ラクス。でも…あいつらも出番が少ないんです。貴方が邪魔をなさるなら…
あいつらの為に貴方を倒します。」
ラクス「あら、そうですの。判りましたわ。つまり、貴方は元婚約者の私を捨ててカガリ様に流れただけでは飽き足らず、
更に私とカガリ様よりあの三人を選ぶと…そういう事ですのね。」
アスラン「…え……?そういうわけでは…。」
ラクス「…では、私とカガリ様に 協 力 し て い た だ け ま す か ?」
アスラン(こうなったら仕方ない…。)「…わかりました。ラクス…。」
ラクス「判っていただけて嬉しいですわ。」
キラ(気のせいかな…。今…一瞬だけラクスからフレイ以上に強烈な威圧感が…。)
カトル「さぁ…負けないよ。」
五飛「さぁ、盗みが正義だというのならその正義を俺に見せろ!」
デュオ(実も蓋も無い言い方だな…。)
ヒイロ「…正義…悪…今は関係ない。お前を倒す。」
2箇所で一対一でやっていたが、突如五飛とカトルが同時にデュオに殴りかかってくる。
デュオはそこでノックダウンしてしまった。
ヒイロ「任務失敗…爆破する。」
その付近が爆砕、焦げた
ミンチが酷くなった状態の四人状態が残される。それを少し離れてみていたフレイ。
フレイ「ミンチより酷いわね…。これは。さ、次いくわよ。」
ガロードの方は、フロスト兄弟が現れて苦戦していた。
オルバ「MSならともかく、素手で僕らには勝てないよ。」
ガロード「くっ…。」
シャギア「さあ…死ね!」
ジュドー「ガロード、あれを使うぞ!」
ガロード「おう!」
…催涙ガスが散布され、周り一面白い煙で塗れるが…。
ジュドー「くっ…!弓?」
ガロード「おいおい、何でこの中で正確に狙えるんだよ?・・・あぶね。」
ジュドー「そんなこといってる場合?さっさと撤退するよ。」
ガロード「そうだな。チャンスは幾らでもある。」
キサカ「…2人。」
最終更新:2018年11月05日 10:25