296 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/03/13(土) 22:00:21 ID:???
ネーナ「ええと、お肉にお魚に野菜…あと何だっけ………あ、せっちゃんだ………え?」
刹那「あれなんかどうだ?」
ルイス「だからなんでそこでプラモデルなのよ?まるで女心がわかってない!」
刹那「そうか、難しいな…じゃあお前はどういうのが欲しいんだ?」
ルイス「そうね、例えば指輪とか洋服とかフリスクとか…」
刹那「…おんなごころと言うのは難しいものなんだな」
ネーナ(あれ…?なんで二人で…?まさか…いや…でも…そんな………)
ネーナ「ただいま!!!」
ヨハン「あ、ああ…おかえり…どうかしたのか?」
ネーナ「なんでもない!はいこれ!」ドバンッ
ミハエル「お、おい?何怒ってんだよ?…って、お前これ卵割れてんじゃねーか!」
ネーナ「なんでもないって言ってんでしょ!勉強してくるから入ってこないでよ!」ドタドタ
ミハエル「なんなんだ一体?あいつが勉強って…絶対何かあったに決まってんぞ?」
ヨハン「…まあ悩み事の一つや二つあってもおかしくない年頃だからな…」
ルイス「こんばんは~!ネーナいますか?」
ヨハン「ああ、君か。居るには居るんだが…今はちょっとね…」
ミハエル「いや、いいじゃねーか。こいつなら引っ張り出してくれるかもしんねーぜ?」
ヨハン「ふむ…それもそうだな…ではネーナなら部屋にいるはずだから入ってくれ」
刹那「ではお邪魔する」
ミハエル「うお!?クソガキ!てめーはお呼びじゃ…いててて!」
ヨハン「この際だろう?お前は大人しくしてろ」
ルイス「(コンコン)ネーナ?入るよ?」
(ぐすっ…ルイスのバカヤロー…………!)
ルイス「ちょっと!なんで私がバカ呼ばわりなのよ!つーかなんで泣いてんの!?」
ネーナ「あっ!?なに…?とどめでも刺しにきたの…?」
ルイス「はぁ?だからなんでそうなるのよ?」
ネーナ「とぼけないでよ!昼間せっちゃんとデートしてたでしょ!」
ルイス「
デート?何それ?ああ…あれ見てたんだ。ええと、あれはデートなんかじゃなくて」
ネーナ「うるさーい!そんな話聞きたくない!帰れ帰れ帰れーー!」
ルイス「うわっ!あぶなっ…!枕振り回すな…痛っ!刹那君早く入ってきてよ!」
刹那「おおお落ち着け…俺達はデートしてたわけじゃないぞ…」
ネーナ「じゃあ…じゃあなんで二人で買い物してたのよ…?」
刹那「チョコを貰ったらお返ししろとアムロ兄さんに言われた…でも俺はどんなの物がいいのかわからなかったから…」
ルイス「私もあんたにもらったからさ、せっかくだし一緒に買いに行ってたの」
ネーナ「……へ?」
ルイス「ほんと思い込み激しいんだから!」
刹那「ほら、ありがたく受け取れ」
ルイス「結局無難なとこでお菓子にしちゃったけどね」
刹那「食い意地が張っているお前にはぴったりだろう。だが食べ過ぎると豚になるぞ」
ネーナ「う……ううぅ……」
ルイス「な、なに…?」
ネーナ「うわぁ~~~ん!ありがと~!疑ってごめんね~!」
ルイス「うぷっ…!わ!わかればいいって…!こら…苦しっ…!」
ネーナ「せっちゃんは一言多いけどね!」
ルイス「ふぅ…でもまさかいきなり枕投げつけられるなんて思わなかったよ」
刹那「お前も以前沙慈に投げてなかったか」
ルイス「何か言った?」
刹那「あ、いや、何も」
ミハエル「おーい!晩メシできたぞ!いっぱいあるからお前らもついでに食ってけ」
ネーナ「今日は玉子づくしなんだ?」
ヨハン「お前が乱暴に扱って全部割れてしまったからだ。捨てるのはもったいないだろう」
ミハエル「殻取り除くのすげー面倒だったんだからな」
ネーナ「ごめんごめん…」
刹那「モグモグ……(ゴリッ)……うっ……殻が……」
ミハエル「おい…なんだよ?みんなそんな目で見んなよ…わざとじゃねーぞ?いくらなんでもそんな嫌がらせしねえって!」
最終更新:2014年07月16日 18:04