226 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/08/13(金) 05:22:50 ID:???
先生「えー、野郎どもに淑女諸君。
   今日からこのクラスに教育実習生が来ることになった」

ざわ・・・ざわ・・・

キラ「先生! その教育実習生の人は美人ですか!?」
先生「女性であることを前提でその質問をする根性は評価しよう。
   質問の答えだが、なかなかの美人だ」
シン「妹っぽいキャラですか!?」
先生「どちらかというとお姉さんっぽかったぞ」
刹那「ガンダムでしたか」
先生「多分、ネオスウェーデンに行けばお前の望むものが見られるぞ。
   とりあえずお前らは廊下に立ってろ」
バナージ「教育実習生かぁ。どんな人だろうな?」
オードリー「自分の身内が廊下に立たされたことはスルーするのね」
先生「というわけで、紹介しよう。彼女が実習生の……」
マリーダ「マリーダ・クルスです。よろしくお願いします」

ガタッ

バナージ「オ、オードリー? 大丈夫!?」
オードリー「だ、大丈夫。ちょっと足を踏み外しただけだから」
バナージ「椅子に座ってるのに!?」
マリーダ「姫様、どうかしましたか」
オードリー「ああもう、隠そうとする気さえないんだからこの子は!」
バナージ「……ひょっとして、知り合い?」

227 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/08/13(金) 05:23:30 ID:???
~放課後~

バナージ「……そうか、ドズルさんの差し金で……」
マリーダ「姫様がちゃんと学業に励んでいるか、間近で見てこいと」
オードリー「それだけではないのでしょう? 大方、バナージのことも
      監視するつもりで貴女を寄越したのでしょうし。
      まったく、我が父ながら呆れてものも言えない」
バナージ「ねぇオードリー。気になってるんだけど、さっきから姫様って……」
オードリー「お父様の兄弟の中で子供がいるの、お父様だけだから。
      使用人の人達はみんな、私のことをそう呼ぶの」
バナージ「なんかすごいな、ロランがバイトしてるハイム家でだって、
     お嬢様を姫様だなんて呼ばないのに」
オードリー「やめて。子供の頃はよかったけど、今は恥ずかしいだけよ」
バナージ「……俺は、そういうオードリーも好きかな」
オードリー「バナージ……」
バナージ「ほ、ほら、その……オードリーってそういうの、すごく似合うし、
     きっと可愛いだろうなっていてててててててててててててて
     マリーダさん何で無言で俺の腕を捻り上げてるの!?」
マリーダ「ラブコメっぽい展開になったら問答無用で阻止しろと言われている」ギリギリ
バナージ(あ……でもマリーダさんってなんかいい匂いがする……)
オードリー「…………」ギリギリ
バナージ「痛ッ!? ごめんオードリー! よくわからないけどごめん!」



この日から実習期間が終わるまでの2週間、
バナージはほぼ毎日オードリーとマリーダに関節を極められていたという。

228 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/08/13(金) 06:34:00 ID:???
迂闊にオードリーに近づくとハマーン先生までお仕置きに参加することになるな
さあバナージ君、補習の時間だ

229 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/08/13(金) 06:36:12 ID:???
キラ「バナージ……匂いフェチだけじゃなくてマゾヒズムまでこじらせたんだね」
ヒイロ「だから自爆癖くらいで止めておけと言ったんだ」
刹那「ああ。ガンダム愛なら世間一般の受けもいいだろうに」
シン「いや、その理屈はおかしい」

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最終更新:2014年09月21日 20:14