875 名前:ミーアのクリスマス :2010/12/21(火) 03:06:59 ID:???
リーン・ホース国技館 控え室
ミーア「これでいいんだ。私は影武者として、ラクス様を支えるためだけの存在なんだから。クリスマス、かあ。私には、縁がないよね。あはは…」

ガチャ(ノックなし)
ドズル「ご苦労だったミーア・キャンベル。では、行くぞ」
ミネバ「コンサート、とってもよかったのだ。さあ、ザビ家でパーティするから、行こう!」
ミーア「え、…ドズル閣下?ミネバ様?」
ドズル「警戒せずともよい。アスランたちもあとから来る。俺はなミーア、おまえほど尽くす人間に、敬意を表したい」
ミネバ「父上ズルい!わ、私も、ヒタイホワイトくらい、ミーアが好きだぞ!お歌が上手で、優しくて、綺麗で。私はこんなお姉ちゃんになりたい!」
ミーア「でもミネバ様。私は整け──」
ドズル「子供の夢を壊すな」
ミーア「ですが。それに、私は立派な家庭に生まれたわけでもありませんし、何より、これは私自身の野心から──」
ドズル「だからなんだという。俺は今の貴様を評価している。来るのか来ないのか、はっきりせい!」
ミーア ビク
ミネバ「父上!ミーアを脅かしたら、このミネバ・ラオ・ザビが、黙ってはいないのだ!」
ドズル「おお、すまんすまん。ゼナがな、貴様を心底気に入っている。会ってやってはくれんか?」
ミーア「ですが。…ミネバ様、私の正体をご存知なのですか?」
ミネバ「ん?正体とは、なんだ?そうだ、ハマーンが教えてくれたことがある。それは、悲しい運命にある人を、一所懸命に生きている人を、ちゃんと見るようにとな。ザビ家にある者として、私だって、人を見ているのだ!」
ミーア「わああああああああ」泣き崩れた
ドズル「メリークリスマス、ミーア・キャンベル。さあ、行こう」
ミーア「はい…っ」

このスレでくらい、ミーアが報われてもいいんじゃないかと思って便乗した

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最終更新:2014年12月17日 18:43