669 名前:バイト その1投稿日:04/11/25 12:16:08 ID:???
ヒイロ 「臨時収入だ、使ってくれ」
ロラン 「助かります!いつもの『火消し』」ですか?」
ヒイロ 「ああ。年末も忙しくなりそうだ」
ロラン 「家計を心配してくれるのは嬉しいですが、あまり危険な事はしないで下さいね」
ヒイロ 「了解」
…
ジュドー 「ヒイロ兄ーその『火消し』のバイト、俺達もやりたいんだけど」
ガロード 「年末はやっぱ色々金が要るしさー頼むよ!」
ヒイロ 「…『プリペンダー』はお前たちには紹介できないが、別のバイトなら紹介してもいい」
ジュドー 「マジで!金になるやつか?」
ガロード 「カトルさんの紹介か?前にやった油田堀りとかデブリ拾いは勘弁な」
ヒイロ 「安心しろ、今回はリリーナから頼まれたバイトだ。」
ジュドー 「よし、決めた!!」
ガロード 「リリーナさんのバイトなんて、俺達がやっていいのかよ?」
ヒイロ 「俺はプリペンダーでいない。バイトは今週末2日間のみだ。
詳細は当日リリーナに聞け」
(続く)
670 名前:バイト その2投稿日:04/11/25 15:51:04 ID:???
-バイト当日の朝食の席-
ガロード 「今日明日、俺とジュドーでバイトに行ってくるから!」
シロー 「真っ当なバイトなんだろうな?」
ジュドー 「やだなー疑りすぎだって!」
ロラン 「泊りがけのバイトですか?偶然ですね、僕もなんですよ」
キラ 「僕も」
ジュドー 「えー!ロラン兄とキラ兄もかよ?聞いてないぜ!!」
ロラン 「内容は聞いてませんが、僕はディアナ様に頼まれたんですよ」
キラ 「僕はラクスから」
ガロード 「まあ、俺らはヒイロ兄の口利きでリリーナさんから頼まれたんだけどさ」
アムロ 「何処に来るように言われたんだ?」
ガ・ジュ・ロ・キ 「サンクキングダム!」
ガ・ジュ・ロ・キ「!!!」
アムロ 「リリーナ・ドーリアン、
ディアナ・ソレル、
ラクス・クラインか…」
カミーユ 「何のバイトだ?怪しいな」
シーブック 「…働き甲斐のありそうなバイトだな」
ドモン 「肉体労働なら俺に言ってくれれば良かったのにな」
コウ 「羨ましいバイトだ…(あっ!)」
アル 「コウ兄さん、鼻血が出てるよ!」
ウッソ 「羨ましいですよ!兄さんたち!!」
キラ 「…本当に羨ましいかは無事帰ってきてから言ってよ」
シロー 「まあ、大丈夫だろう…行って来い!」
ガ・ジュ・ロ・キ「・・・ザクグフゲルググ・・・」
(続く)
671 名前:バイト その3投稿日:04/11/25 18:05:33 ID:???
-サンクキングダムに到着したジュドー・ガロード・キラ・ロラン-
にこやかに迎え出た3人の女性達
リリーナ 「ようこそ、サンクキングダムへ」
ジュドー 「…久しぶり」
ガロード 「…今日は何をやればいいんだ?」
ラクス 「皆さんお待ちしていましたわ」
キラ 「…やあ、ラクス」
ロラン 「ディアナ様!、あのっ…」
ディアナ 「まずはお茶でも飲みながら説明しましょう」
ロラン 「それで、今回のバイトって…」
リリーナ 「もうすぐクリスマスですわね」
キラ 「ええ、まぁ…」
ラクス 「世界の平和を望む私達3人の連名で、子供達にクリスマスプレゼントを
贈る事にしましたの」
ジュドー 「プレゼント、ね…」
ガロード 「子供達って、何処の子供達だ?」
ディアナ 「地球圏全ての…」
ジュ・ガ・ロ・キ 「!!!」
リリーナ 「と、言いたい所ですが、いくらなんでも無理ですから、世界中の施設に贈る事にしましたの」
ロラン 「それで何をですか?(それが肝心です)」
キラ 「ラ、ラクス…ケーキなんかじゃ僕やジュドーやガロードは作れないよ」
ラクス 「大丈夫ですわ、キラ」
ジュドー 「そ、そうだ!俺達菓子なんて作れないぜ!」
ガロード 「いつも食ってるだけだしな!」
ディアナ 「大丈夫です。皆さんでなくては作れないものですから」
(続く)
最終更新:2018年12月30日 23:45