666 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/03/10(木) 19:06:35.81 ID:???
グォォォォォオォオォオォオオオォオオオ

ドモン「この唸り声は…まさか!」
ジュドー「うわ、デビルガンダム!?こんな街中に…」
ロラン「とにかく僕たちも止めに行きましょう!」
ジュドー「え~これからジャンクヤードに…」
シン「そんなところにいっている場合か!」

シロー「クソッ…なんていう強さだ!」
カレン「普段の奴とは比べ物になってない!」
デカルト「フッ…あんな金属生命体など、私のガデラーザを持ってすれば!行け、ファング!」
ブォォン ビュウン
ミケル「…全然効いてませんけど?」
デカルト「バカな…ならばGNブラスター!」
シロー「バカ!あんなものデビルガンダムに撃ったら…!」
キュオオオオオン
デカルト「何!?防がれた!?」
シロー「全機退避行動に移れ!来るぞ!」
ギュオオオオオオオオオオン
デカルト「ぐっ…まさかはじき返したというのか?」
シロー「おい、右!」
デカルト「何!?うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ガシッ ギギギギギギギ バキッ ドカーン
エレドア「や…焼いもみたいに真っ二つに割りやがった」
シロー「俺たちだけじゃ無理だ!援軍を呼んでもらうぞ!」
ロックオン「苦労しているみたいだな」
アレルヤ「でも僕達のガンダムなら!」
ティエリア「ラファエル、目標を駆逐する!」
刹那「世界のゆがみは…排除する!」
シロー「気をつけろ!こいつはいつもの奴とは段違いだ!」
刹那「こっちも最新型のガンダムだ!」
アレルヤ「まずはけん制する!(ハレルヤ「それにしても複座式なのに一人で乗っているのは哀れだな!アレルヤァ!」)
      オネガイダマッテテ…」
ダダダダダダダダダダダダッ
ロックオン「完全に無視して進行してやがる!ハロ!目標を蜂の巣にするぜ!」
ハロ×2「リョーカイ!リョーカイ!」
ティエリア「GNクローで外部装甲の破壊する!」
グギュギュギュギュギュ ブォォォォォォォォォォォン
ロックオン「チッ…ビットが…!」
ティエリア「対空砲火だと!?自己進化したか!」
刹那「ならば!トランザムライザー!」
ブォォォォォォォォォン ガキィィィィィィィィィィン
刹那「く…クアンタのライザーソードが!?」
シロー「…あのデビルガンダムのサーベル、どこかで見た気がする」
刹那「クッ…パワー負けする!」
パァァァァァァァァァァン
刹那「量子化しなければ即死だったな…」
シロー「それはシャアの台詞だろ。ところで刹那、あのデビルガンダムのサーベル見た事無いか?」
刹那「あれはDXのハイパービームソードに良く似ている」
シロー「そういえばあのデビルガンダムも何処と無くDXに似ているな…」
刹那「…………………」
シロー「…………………」
刹那「…兄さん、誰がコアユニットか情報はあるのか?」
シロー「…いや、まだわかっていない」
刹那「…………………」
シロー「…………………」

ミケル「え~と、本庁から通信?『取り込まれたのはガロード・ラン。
出来る限り救助するよう健闘を祈る』ですって、隊長」

667 名前:2/3 :2011/03/10(木) 19:07:47.47 ID:???
シロー「おい!どうしてガロードがデビルガンダムに取り込まれてんだ!」
刹那「わからない。だがあの機体にできる俺たちに唯一残された選択肢がある」
シロー「…俺は減俸になるぞ」
刹那「わかっている。しかしそれ以外に道は無い」
シロー「わかった…皆、逃げろー!」

ドモン「ガロードがコアユニット!?一体何故…」
ジュドー「ティファに振られたとか…」
アムロ「いや…まずあり得ないしまず万が一あったとしても
デビルガンダムに乗り込むような奴じゃない」
ジュドー「んじゃどうして…」
ロラン「事故ですか?」
アムロ「その線を考えたがジャンクヤードには今日は行っていないらしい」
ドモン「…あのデビルガンダム、何かの意思を持って行動している気がする」
シン「何でそう思うんだ?」
ドモン「あれがもしデビルガンダムであるならば辺りのMSを無差別攻撃しているはずだ
だが奴は必要最小限の抵抗しかしていない」
シン「でもMAへし折ったぞ?」
ドモン「進路妨害をしてくる奴らを殲滅はしているがそれ以外はとことん無視している」
アムロ「…つまりあれはガロードが動かしているのか?」
ドモン「レインの時のようにあのデビルガンダムがガロードそのものになっているのだろう」
ジュドー「じゃあ目的は一体…」
ドモン「もともとアルティメットガンダム…デビルガンダムの事だがMFとして開発されていたもので
感情をフィードバックするシステムを搭載している」
アムロ「つまりあそこまでの強い意志をもつほどの目的があると?」
ロラン「…ティファさん関連ですね」
ジュドー「じゃあ何で振られた線は無いの?」
アムロ「振られてすぐにあんな化け物になるほどの気合は出ないからな」
ジュドー「つまりティファが連れ去られて追いかける時にデビルガンダムに取り込まれたの?」
ロラン「その線が一番有力ですね」
アムロ「よし、グループを分けるぞ!ガロードには悪いがティファちゃんを助けないと
デビルガンダムは止まらないからな」

ティファ「ガロード…」
カロン「彼の助けを待っているの?無駄よ、今ごろ醜いゾンビになっているわ」
ティファ「いえ、絶対助けに来てくれます!」
カロン「そうかしら…でも完璧な作戦だったわね。
バリアで動きを封じてDG細胞に感染させる…復活も出来ないわ」
操縦士「そうか…ならあれを見ろ」
カロン「操縦士の癖に生い…デビルガンダム!?こんなところに!?」
ティファ「ガロード…!」
操縦士「そうだ、奴はお前への強い想いであの悪魔を従わせここまで来たんだ
お前を助けるために」
ティファ「………………」
カロン「貴方何を言って」バタッ
操縦士「だが奴だって人間だ。ミスはする。許してやってくれ」
ティファ「いえ…私は最初から怒っていません」
ヒイロ「そうか…なら奴に無事を知らせに行くぞ」
ティファ「お願いします」

668 名前:3/3 :2011/03/10(木) 19:09:41.96 ID:???
アムロ「そこの飛行機!今すぐ止まれ!」
ヒイロ「止まるつもりは無い、今からデビルガンダムのところへ行く」
アムロ「何でお前がそこにいるんだ!?」

ジュドー「カミーユ兄、もう限界…」
カミーユ「耐えるんだ!ガロードを助けるまでは金縛りにしないと…!」
ドモン「キラ!刹那!ビットを使って動きを封じるんだ!」
キラ「やめてよね!ただのドラグーンで闘気の嵐なんて出来るわけ無いでしょ!?」
刹那「俺は…ガンダムになれない…」
ロラン「トリモチ代わりのナノマシンももう持ちません!」
アムロ「大丈夫か!」
ヒイロ「ティファを連れてきた」
ティファ「ガロード!私は大丈夫だからもとにもどって!」
ガロード「ティ…ファ……よかった…」
カミーユ「あ、デビルガンダムがガロードを排出した…?」
ティファ「ガロード!」
ドモン「近づくな!今触ればDG細胞が感染する!」
アムロ「コアを失えば弱体化する…今がチャンスだ!」
カミーユ「スイカバー!」
ジュドー「ハイメガキャノン!」
ウッソ「光の翼!」
キラ「とにかくてきとーに撃ちまくる」
刹那「トランザムライザー!」
ヒイロ「俺は…死なない!」
ドッカーン
アムロ「…ヒイロ、いい加減特攻自爆癖を治してくれないか…」

ロラン「早くガロードを病院へ…!」
ドモン「いや、ここで治す。キング・オブ・ハートの名に賭けて!」
カミーユ「医術も会得していないドモン兄さんがどうやって…!」
ブォォォォォォォォォォォォォォン
カミーユ「あ…DG細胞が消えていく…」
ドモン「この紋章にはDG細胞を消す力があるんだ。だがしばらくは安静にしていたほうがいい」
ジュドー「にしても半端なく強かったよなこのデビルガンダム」
アムロ「基本性能も確かに高いがこいつが強かったのはまったく別の力だな」
カミーユ「どんな力なんですか?」
アムロ「人の意志だよ。強い意志は時に奇跡を起こす。
俺たちのガンダムの強さもそこにあるんじゃないか」
ロラン「…普段しょーもないケンカをしている時じゃ全く出てませんけどね」
全員「すいません」
ジュドー「でもさーアムロ兄ってシャアと戦っているときが一番強いんじゃないの?」
カミーユ「確かに…想像絶するほどしょーも無い事で喧嘩して
仲裁に入ったMSをディアス2機で殲滅していたっけ」
アムロ「………お前ら今月の小遣い抜きだ」

End

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最終更新:2015年01月21日 21:09