410 名前:ブラザープリンス投稿日:03/09/02 20:48 ID:C3W+BExD
居間。ただいま、
家族会議中。
アムロ 「まずは、これを見てくれ」
アル 「あ、ゲームソフトだ。最新作?ブラ……「ブラザーズプリンス」?」
キラ 「知らない名前だな」
コウ 「俺にも見せてくれよ。どれどれ。『あなたは名家のお嬢様。あなたにある日、突然、12人の兄弟ができます。ドキドキワクワクの毎日が始まる!!原作、原画:あさぎりゆ…』うわー」
カミーユ 「12人の兄弟?まさか、僕たちのことじゃあ……」
アムロ 「その『まさか』だ。知り合いから手に入れたんだが、名前が同じで驚いてな」
キラ 「肖像権侵害じゃないですか。そんなの」
アムロ 「しかも、登場人物が若干、補正がされてて、美形化されている。」
ドモン 「箱に師匠がァァ!!し、師匠がナイスミドルにぃィィー!」
アムロ 「おまえたちの怒りはもっともだ。今日、このゲームソフト会社に抗議をした。返答はなかったが。
とりあえず、ソフトを預かってきたから、誰が出ているか、確認しようじゃないか。今後の抗議のために。」
(プレイ中)
アムロ「ロランの愛情値が上がったぞ!」
ロラン「うわ、勝手に人を口説き落とそうとしないでください。」
ドモン「まずい!師匠の愛情値が0になってるぞ。稽古の相手をしろ!」
キラ「どう返事すればいいんだろ?選択Aの「カミーユって、女みたいな名前ですわね」なのかな?……うわ!怒った」
カミーユ「キラ、僕に恨みでもあるのか?」
アムロ「ロランがディアナに奪い取られるぞ!」
アル「……何が楽しいんだろ?僕、子供だから、よくわかんないや」
ヒロインになって、他の兄弟を口説くという禁断のプレイにはまる兄弟であった。
その後、「ブラザープリンス」は大きいお姉さんを中心に大ヒットして、開発した番台はもうかったという。
411 名前:おまけ:北斗のメモリアル投稿日:03/09/02 20:55 ID:C3W+BExD
すっかりアブノーマルなゲームにはまった兄弟たち。
新発売のゲームを買ってくるのが日常であった。
アル「今度はどんなソフト?」
シーブック「説明書にはこうあるな。『時は宇宙歴199x。世界は核の炎に包まれました。あなたは北斗神拳伝承者候補です。北斗となんとぉーの男たちと熱く語り合い、楽しい世紀末の生活を送って下さい。伝説の阿修羅像の下で告白を目指せ』」
ゲームを起動させる。OPの歌と映像が始まる。
歌「突きとか、気合いとか、最初にやりだしたのは ラオウなのか・し・ら
駆け抜けて逝くー、(駆け抜けて逝くー) 北斗の メモリアル」
キラ「これ、どう進めるんだろ」
ジュドー「説明書によると、目を覚ましたとき、最初に見たものを好きになるという死環白の秘孔を突いて、相手に告白させるみたいだ」
キラ「よし、やってみよう。ええと、縦、横、十字キーの順にコマンド入力を入れて、画面がぴかりと光ったら、すかさずAボタン連打、上、下、ABBBAABAを十回、ブツブツ…」
ジュドー「(キラ、怖えー)」
主人公「兄さん、この愛の拳を受けてくれ!」
拳王「覇者に愛などいらぬわ!!!」
主人公「あべし!!」
(あなたの頭上にさんさんと死兆星が輝いていました。GAME OVER)
ジュドー「強敵(とも)だちから始めましょうってこと?」
全員「……」
カミーユ「ドモンが好きそうだな。ドモンにでも上げるか」
その後、「北斗のメモリアル 伝説の像の下で」はさっぱり売れずに、開発した小波には買収話が持ち上がったという。
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最終更新:2018年11月27日 15:36