シーブック「(83参照)……なんてことを兄さん達に言われたんだ。
 …でさ、確かティファちゃんって未来予知もできるんだろ?」
ガロード「そうだよ。いつでも見れるってわけじゃないけどさ。
 まぁ、悪い未来を見ちまっても、覆したことだってあるから
 絶対ってわけでもない…と思うよ」
シーブック「……あのさ、ティファちゃんに頼みがあるんだ」
ガロード「頼み?」

夕方、パン屋の店先にて。
ティファ「…お兄さんの将来を、見ればいいの?」
ガロード「ああ。もうそろそろバイトが終わるから。
 あっ、もし見えなくても構わないっつってたし、
 とにかくティファが見たままを言えばいいって」
ティファ「………そう……。…私の力は、ガロードにとって
 3日分の菓子パンと同じ価値なのね…」
ガロード「うっっ!!!(そうだっ! ティファは心も読めるんだった!)」
ティファ「…ガロード…」
ガロード「ご、ごめんっ!! 俺、そんな風にティファのこと思ってないけどっ!
 でも、ジャンクあさってる時に小腹が空くこともあって、それで…」
ティファ「フフッ……今度、デッサンのモデルになってくれたら許してあげます」
ガロード「ほんと!? ……本当に、ごめんな」
ティファ「その時は、お兄さんのパンも持って来てくださいね」
ガロード「あ、ああっ!!」

シーブック「…話は終わったか?」
ガロード「シーブック兄ちゃんっっ!!! いっ、いつからそこにっ!!?」
シーブック「えーっと、『3日分の菓子パン』ってとこからかな」
ガロード「ほとんど最初っからじゃないかっ! 声かけてくれてもいいじゃんか!」
シーブック「いや~、ドモン兄さんの格言があるからさ~。
 馬に蹴られてなんとやら、ってね((・∀・)ニヤニヤ)」
ガロード「いいから、兄ちゃんはさっさと未来を見てもらってよっ!」
シーブック「はいはい。あ、ティファちゃんにも今度菓子パンをあげるよ。
 栗あんパンとカボチャあんパンとサツマイモあんパンのどれがいい?」
ガロード「あんパンの他はないのかよ!?」
シーブック「新作なんだよっ! ……あれ、ティファちゃん?」
ティファ「*1)))))ガクガクブルブルザクグフゲルググ」
ガロード「お、おいっ! ティファッ!?」
ティファ「………には……」
シーブック「庭?」
ティファ「…私には、言えませんっっ!!」(逃)
ガロード「ティファッ! ティファーーー!!」
シーブック「……言えないような俺の未来って……」

シーブック「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
ガロード「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ(つられ泣き)」
キラ「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ(通りすがり)」


シーブック「(グスグス)…なぁ、ガロード…。お前、ティファちゃんの見た未来を
 覆したことがあるって言ってたよな…?」
ガロード「(ズズッ)あるけど…俺とティファと、仲間のみんなで協力してやっとできたわけだし…」
シーブック(ってことは、最低でもセシリーと協力しなきゃいけないわけか…)
キラ「(メソメソ)シーブック兄さんもガロードも、何で街中で泣いてるんだ…」


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最終更新:2018年11月29日 11:26

*1 (((((;゚Д゚