885 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/07/18(月) 22:27:17.99 ID:???
市民プールにて
刹那「
ガンダム……ガンダム……」ばしゃばしゃ
コウ「そうそう、良い感じだぞ」
刹那「真のガンダムになる為には背泳ぎもマスターしなければいけないと聞いた。
ガンダム……ガンダム……」
コウ「よし、到着。だいぶ上手くなってるよ。そろそろヘルパーも取れるかな」
コウ「なあ刹那。さっきから、妙な視線を感じるんだけど……」
刹那「誰だ?」
コウ「ほら、あのプールに入らずに腕立てしてる人。なんか怪しくないか?」
ラッセ「148、149、150……」じーっ
刹那「ああ、ラ赤の他人だ」
コウ「(途中まで言いかけて目を逸らした!?絶対知り合いだ!!)」
刹那「そんな事より、泳ごう。早くしないと日が暮れてしまう」
コウ「(必死に隠してる!?まだ11時なのに!?)」
ラッセ「よう刹那。お前も来てたのか」
コウ「(ばれたーーー!!)」
刹那「……紹介しよう、彼はラッセ・アイオン。CBのメンバーだ」
コウ「(なんなんだこの『良い人だけどプライベートで会ったらウザい』オーラ漂う感じは……)」
ラッセ「コウって言ったな、話は聞いてるぜ。この前はありがとうな」
コウ「……この前?(超気まずい!怪しいって言っちゃったよ!!)」
ラッセ「part62スレで『マッスルを考える国際フォーラム2011』に行った時に代わりをしてくれたんだろ?」
コウ「ああ、そういえば!」
ラッセ「いやー、デギン氏の演説は素晴らしかったなあ、刹那にも聞かせたかったぜ」
刹那「……ああ」
コウ「(刹那が、見るからに嫌そうな表情を!?)」
886 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/07/18(月) 22:27:39.05 ID:???
ラッセ「しかしお前さん、良い筋肉だな」がしっ
コウ「え゛!?」
ラッセ「一緒に筋トレしようぜ!」
コウ「い、いや、僕は今日は刹那のお守りで……」
アフランシ「背泳ぎの練習?いいよ」
刹那「ありがとう」
コウ「逃げた!?」
コウ「(どうしよう、彼から逃げ出す方法は……)」
バニング「おい、待て。そいつは俺の後輩だ」
ラッセ「っ! そりゃ悪かった」
コウ「バニングさん……助かっ
バニング「俺も混ぜるのが筋だろう?」
コウ「え?」
ラッセ「なかなかやるじゃねえか!」ふんふん
バニング「お前こそ!戦友(とも)に会えるなんて、今日は良い日だな!そうだろう、ウラキ!」ふんふん
コウ「え、ええ……」ふんすか
ラッセ「よし、今日はフルコースだ!」
バニング「望むところだ!」
ラ・バ「「うおおおおおおおおおっ!!!!」」
アムロ「……で、朝まで筋トレをして帰ってきたのか」
コウ「ジムをはしごして……最後はラッセさんの家のトレーニングルームで……」
キラ「アッーとかウホッとか性的な意味でな展開は無かったんだからいいじゃない。
はい、サロンパス」ぺたぺた
コウ「ありがとう……うう、体中が痛い……」ずきずき
刹那「さっきラッセからメールがあった。『また一緒にマッスルしたいから、宜しく言っといてくれ』だそうだ」
コウ「もう2度とやりたくない……」
ppp
アムロ「コウの携帯鳴ってるぞ。メールみたいだ」
バニング『時間が出来たら、またラッセとマッスルしようぜ!』
キラ「どうやら、2度目がありそうだね……」
コウ「うう、ちくしょうー!!」ずきずき
最終更新:2015年04月05日 00:45