「ある夏の日」
その日はとても蒸し暑い夜だった。

ある港付近の倉庫・・・。
けたたましい非常ベルとともに一体のMSが動き出した。
???「フッ、この機体とこの装備は貰っていく!ジオン再興の為に!!!」
監視カメラには銀髪の青年が映っていた・・・。
そして事件は起きた・・・。


その日ガンダム兄弟の家にチラシが入っていた。
「夏!毎年恒例の花火大会!3連覇なるか!?連邦社!
 今夜7時30分よりソロモン川にて開催!」
アムロ「仕事の休みもらってるし、みんなで行くか」


7時30分、ソロモン川、兄弟のほとんどが集まっていた。
ジュドーとガロードは出店を出していた(見回りのおまわりさんは商品で買収)。
大会は初盤から盛り上がりをみせたが、ラスト一つ前の連邦社が、
物量の違いを見せつけ、観客をどんどん引き込んでいった。
審判員も連邦社の勝ちと判断していたようだ。

そしてラストのデラーズ・フリート社の番。
「来年度の出場は辞退し、今年に賭ける!」(来年度分のお金も使うので)
というスローガンに恥じぬ勢いであったが、観客はやはり連邦側であった。
静寂の後、一体のMSが高空を飛びつつ何かを発射するようだった。
観客の目は釘付けになった。何日か前に盗難されたあのMSに・・・。


ガトー「あのような作品を許すとは!!!これは散っていった花火への冒涜だっ!!!
    ソロモンよ!私は帰ってきたーーーーー!!!!!!」
放たれる閃光。その瞬間、花火大会を中継していた取材班のカメラはノイズおよび砂嵐状態になった。

その光を見た兄弟達
アムロ「あれは光らせちゃいけない!あれは妨害電波の光だ!!!」
カミーユ「誰だ、撃ったの!修正してやるぅ!!!」
シロー「でかい花火だ・・・。まるであの時のような・・・。」
キラ&ウッソ「ハロが壊れちゃったぁ・・・!?」
電話中のシーブック「でさぁ、」ブツッ、「・・・・・なんとぉぉぉぉぉ!!!」
ヒイロ「無線が切れた!?心配だ・・・、奴らは大丈夫か・・・?」
ジュドー&ガロード「商売道具がーーー!!!」
ビルギッド「電気製品だけ狙うのかよ!」
コウ「ガトーーーーーー!!!」


混乱の中、MSのパイロットは逃走。
大会はとうとう結果が発表されなかった。
連邦社の記者会見で後のティターンズの幹部は
「ジオンの残党(デラーズ・フリートなど)狩りでもするか」
とつぶやいていたそうだ・・・。


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アナベル・ガトー 花火

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最終更新:2018年12月07日 17:39