362 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/12/08(木) 20:31:00.34 ID:???
ネーナ「あれ?ギリ、何やってんの?客いないのに~」
ギリ 「何って、まかないだが?貧乏皇女様に許可はもらってある」
ネーナ「ちょっとぉ~?一人で食べるつもりだったんでしょー!
    一人で接客やってあたしもお腹空いてるのに!ひどーい」
ギリ 「何も無いと入ってないだろう。ほら」つ【エビフライ入りオムライス】
ネーナ「え!やったー!さっすがギリ!わかってるぅ!」(厨房から出て、二人分の皿をカウンターに置いたギリに飛びつく)
ギリ 「ま、まて!いきなり飛びつくな!僕の料理が溢れるだろ!」(いきなり首筋に抱きつかれて顔を真赤にする)
ネーナ「おいしそうだったからつい!えへへ♪ほら早く!冷めちゃうじゃない!」
ギリ 「全く、食い気より色気だな」(カウンターに皿をおく)
ネーナ「なによー!お腹空いてるんだから仕方ないじゃない!
    ・・・ん~~!さっすが!まかないって言っても商品と変わんないくらいじゃん!」
ギリ 「当たり前だ、この天才の僕が作ってるんだ。まかないだろうと手を抜くわけがないだろう」
ネーナ「しかも、今日なんか豪華じゃない?」
ギリ 「そ、そうか?今日は二人で店番だったからな。と、取り分が多いだけだ」(ネーナから視線を外して)
ネーナ「ふぅん。まあ、おいしいならなんでもいいし~♪
    それにしても、メイリンもルナもいなくてよかった~」
ギリ 「よかった?ランチタイムにあんなにヒーヒー言ってたのに、それも忘れるとは飛んだ馬鹿だな」
ネーナ「え?・・・あ、まぁ、そうだけど!こんな美味しい賄いが出るの今日ぐらいでしょ!?」(ちょっと焦りながら)
ギリ 「いつも美味いだろう?僕が作ったものがまずいわけがない」
ネーナ「まあそうだけど、いつもはホントありあわせのパスタとかじゃん。
    こんな手の込んだ・・・・まさかあんた・・・・」(顔をギリの鼻先まで近づけて)
ギリ 「な、ななんだ」(ちょっと顔を背けながら)
ネーナ「賞味期限ぎりぎりのやつとかの処分だったりシないわよねー」
ギリ 「・・・・この僕がそんなことするわけないだろう!」
ネーナ「そうよねー。・・・あ!エビフライあたしのより大きい!ずるい!」
ギリ 「はぁ?何だ、交換するか?」
ネーナ「うん!」
ギリ 「ほら、刺しちまったから・・・あー」(エビフライが刺さったフォークをネーナに差し出し)
ネーナ「あーん♪」(そのまま、エビフライにかぶりつき)



  トビア「・・・・・・・あれでギリのやつ付き合ってるとか言わないんですよ」
シーブック「・・・・・・砂糖が振りそうなんだけどな」
  トビア「ぼ、ぼくだって・・・・ベルナデットとしたこと・・・・」
シーブック「ないのか」
  トビア「そ、そういう雰囲気になったことはあるんですけど・・・なんか、緊張しちゃって」
シーブック(奥手だな)

371 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/12/08(木) 22:41:48.36 ID:???
362
ギリ「デザートのパフェだ。ほれ」
ネーナ「やーりぃ!」
ギリ「もっと上品に食えよ」
ネーナ「固いこと言わないの!おいしいわね、これも」
ギリ「天才だからな」

ギリ「ごちそう様でした」
ネーナ「お粗末様でした」
ギリ「お前が言うな」
ネーナ「まぁ、美味しかったわよ…また太りそうだけど」
ギリ「その時はまたダイエット食を作ってやるよ」
ネーナ「ふふ。ありがと」
ギリ「……ん。口もとにクリームがついてるぞ。みっともない(フキフキ」
ネーナ「んんっ…あんただってついてるわよ」
ギリ「何だと?」
ネーナ「ほらっ(ペロッ」
ギリ「っ!?!?」
ネーナ「この味はッ!動揺している味だぜ…ギリ・ガデューカ・アスビス!!」
ギリ「な、何ぃ~…!!」
ネーナ「フフ………」

ゴゴゴゴゴ


キンケドゥ「なぁ。なんでバトルっぽくなってんだ?」
トビア「僕に聞かないでくださいよ」

374 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/12/08(木) 23:23:52.14 ID:???
371
ルナマリア「にやにやにやにや」
ネーナ「何よ…?まだ何か付いてる…?」
ルナマリア「いや~、若いっていいな~と思ってさ」
ギリ「はあ?お前もこいつと同い年だろ?急にオバサンになったのか?」
ルナマリア「なるわけないでしょ!」
ネーナ「え…じゃあ前からオバサン…?」
ルナマリア「ちーがーう!!私を何だと思ってんのよ」
ギリ「何ってアホ毛だろ?」
ルナマリア「よーし表出なさい。今日こそ決着つけてあげる」
ギリ「ああ、いいぞ。射撃勝負な」
ルナマリア「…参りました」
ネーナ「早っ!!」

375 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/12/08(木) 23:24:05.66 ID:???
371

ギリ「この僕が、動揺してるだって!」
ネーナ「かわいい乙女に唇奪われて動揺とか、もしかしてあんた、これがファーストキス?」プププ
ギリ「!! そういう貴様はどうなんだよ」
ネーナ「まさか違うわよ!初めてはもちろんせっちゃん!」
ギリ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうか」
ネーナ「え?なによ、いきなり黙って!お腹壊したの?」
ギリ「・・・・・・・・・・・・うるさい」
ネーナ「ほんとどうしたのよー!」
ギリ(なんでこの僕がこいつの初めてのキスの相手があのガンダム少年ってきいてショックを受けてるんだ!!)




トビア「付き合っちゃえばいいのに」
シーブック「そんな簡単にはいかないんだよ」

376 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/12/08(木) 23:35:00.57 ID:???
375
刹那「あの時の俺と変わってくれ」
ギリ「す、素っ頓狂な事を言うな!」

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最終更新:2015年05月06日 00:15