498 名前:アレルヤさんのちょっと幸せWD1/4 :2012/03/14(水) 22:52:57.12 ID:???
ミン「ついに今日を迎えた!全ての準備は終わっているか!」
人革兵A「例のモノも無事届いております」
人革兵B「対象も予定通り帰還予定です」
人革兵C「
ミン中尉!H、N、W、Zより連絡!無事捕獲したとのことです!」
ミン「よくやった、油断せず戻ってくるよう伝えろ」
人革兵C「了解」
セルゲイ「ミンよ…ここまでする必要はないだろう?」
ミン「中佐、馬鹿を真面目にやることに意味があるんです」
人革兵J「そうです。基本中佐にべったりの少尉と触れ合えるチャンスなんです!」
人革兵D「ちょ…それは言わない約束www」
人革兵A「俺たち終わったwww」
セルゲイ「まったく……諸君、ピーリス少尉を喜ばせるために一ヶ月よく動いてくれた」(人革式敬礼)
人革兵E「!」(人革式敬礼)
人革兵C「恐縮であります」(人革式敬礼)
セルゲイ「ゲストもじきに到着する。油断無く作戦を追行することを諸君に期待する」
ミン「中佐を失望させるな!各員奮闘せよ!」
人革兵達「「「「「「「「「「応っ!!!!!!」」」」」」」」」」
セルゲイ「少尉が帰ってきたら普段通りに戻るんだぞ」
人革兵達「「「「「「「「「「ええぇぇ~……」」」」」」」」」」
セルゲイ(すっかり変わったものだな……)
数分後
アレルヤ「急に連れて来られたんですが一体何事ですか?」
ハレルヤ(連れて来られたってより拉致されたってのが正しいよなぁ)
アレルヤ(黙っててよハレルヤ……)
セルゲイ「すまなかったねアレルヤ君、ホワイトデーを穏やかに終わらせるためにと強行に走った我々を許して欲しい」
店員F「流石にいつもぶっ飛ばされて終わるのはかわいそうというか…」
店員G「めげない姿勢に共感したと言うか…」
店員J「ピーリスの空中コンボ楽しみです!」
ミン「…………」(指パッチン)
店員J「自分が何したって言うんですかあぁぁぁぁぁっっ……………………」(ABに白い扉の中へと連れて行かれる)
アレルヤ「………」
セルゲイ「………本当に申し訳ない」
アレルヤ「あの、気になさらないで下さい」
ミン「それでは今日の趣旨について説明しますのでこちらに…」
アレルヤ「はい」
オレンジハロ「カイセツチュウ カイセツチュウ」
ソーマ「ん、今日は一人か?」
オレンジハロ「ホワイトデー ホワイトデー」
ソーマ「そうか…フェルトに気を使ったのか」
荒熊精肉店頭
店員M「おかえりなさいピーリス先輩」ニコニコ
店員L「抱えてるのはソレスタルビーイングのハロですか?」ニコニコ
ソーマ「ええ、今日一日は暇だと言うので。荷物を片付けてきます(やけに楽しそうだが…まさか、な)」
店員M「お願いします(あれ?ピーリス先輩笑ってませんか?)」
店員L(まさか気付かれたか…)
500 名前:アレルヤさんのちょっと幸せWD2/4 :2012/03/14(水) 22:54:12.73 ID:???
店員W「ミン、どうもピーリスに気付かれたみたいよ」
ミン「やはり顔に出やすいあの二人ではダメだったか」
店員Z「シフトを無理に動かすのも不自然と判断したが仕方ないさ」
アレルヤ「……………」ソワソワ
店員G「落ち着いてください」
アレルヤ「いや、普通に会話できるかもと思うとなんか落ち着けなくって…」
ソーマ「アレルヤ・ハプティズム…何故貴様がここにいる!」
オレンジハロ「オチツイテ オチツイテ」
セルゲイ「抱えているハロの言うとおり落ち着きなさい。私が彼を呼んだのだ」
ソーマ「そう…でしたか」
アレルヤ(なんでハロがここにいるんだろう?)
店員N「そんな顔しないの!今日はホワイトデーでしょ?」
店員K「そうそう私達をもてなしてくれるって言うんだから楽しみましょう」
ソーマ「はい」
ミン(見られてますよ店長)
セルゲイ「(わかっている)彼も落ち着いて話をしたいとも言っている。今日くらいはお互い穏やかにしないか?」
ソーマ「セルゲイ店長がそうおっしゃるなら…」
アレルヤ「あ、あのm…」
オレンジハロ「ソーマハナシテ ソーマハナシテ」
ソーマ「ああ、気付くのが遅くなった。すまない」
オレンジハロ「キニスンナ キニスンナ」
アレルヤ「…………
ソーマ・ピーリス、これクッキーなんだけど」
ソーマ「手作りか?」
アレルヤ「うん、刹那やロックオン、ティエリアと一緒に作ったんだけど」
ソーマ「そうか……ありがとう」
ハアレルヤ(ハロが遮らなきゃ速攻で空を飛ぶところだったなぁ!アレルヤ!)
アレルヤ(そうだねハレルヤ、あとでありがとうって言わないとね)
ハレルヤ(ケッ…)
ソーマ「黙りこくってどうした?」
アレルヤ「こうやってゆっくり話せるのっていいなと思って」
ミン「良い感じで会話ができてますね」
セルゲイ「そうだな」
店員W「ひょっとして店長寂しいんですか?」
セルゲイ「まったく何を言っている。それよりも皆で準備したピーリスへのお返しはどうしたんだ」
店員A「ここにあります、よっとと」ドサッ
セルゲイ「随分と大きいな…一体なにを渡すつもりだ?」
ミン「ある会社と提携してグッズ化したぬいぐるみです」
店員S「と言っても特別に作ってもらったんですけどね」
ミン「では代表して店長がピーリスに渡してください。ピーリス!セルゲイ店長から渡すものがあるから来てくれるか」
ソーマ「はい!今日は特別だ。ゆっくりしていけ」
アレルヤ「そうするよ」
501 名前:アレルヤさんのちょっと幸せWD3/4 :2012/03/14(水) 22:55:49.58 ID:???
ソーマ「お待たせしました店長」
セルゲイ「うむ、これは我「セルゲイ店長からの」プレゼント…………」ジロッ
ミン「ピューピュピュー」
ソーマ「ありがとうございます!」
セルゲイ「ああ(ミンの奴め)」
ソーマ「リ○ックマ?じゃないですね」
店員J「アラックマとコアラックマですよ。お二人に似せるのに苦労したんですから」
店員I「先方に打診したときは難色を示されたんですけどね」
ミン「サンプルを持って行ったら意外と受けが良くて実際に販売もされることになりましたので」
セルゲイ「何も聞いてないが……?」
ミン「言ったら許可してもらえませんからね。どうだいピーリス」
ソーマ「すごく可愛いです」
店員N(アラックマを抱きしめるピーリスも可愛い!)
店員L(ばっちり撮影してるんで後で見直しましょう!)
ハロ「ミンナウキアシダッテル ミンナウキアシダッテル」
アレルヤ「わからなくもないけどね」
ソーマ「あの、セルゲイ店長」
セルゲイ「どうした?」
ソーマ「私の部屋に2体置くのは厳しいのでこちらのコアラックマをセルゲイ店長の部屋に置いていただけませんか」
セルゲイ「50cm近い大きさだからわからなくもないが…なぜ私の部屋なのだ?」
ソーマ「えっ………」
ミン(やっちまった!)
店員Q(ここ一番でなんてことを!)
店員Y(男の人はこれだから…)
アレルヤ「だったら僕が!」
店員J「なに言ってんです!自分が貰います!」
ソーマ「ふんっ!!」
アレルヤ・店員J「「はぷしっ!!」」
ミン「空気読めなかった二人の介抱よろしく」
店員Q・Y「「ラジャ」」
ミン「さて、歯ぁ食いしばれ!
セルゲイ・スミルノフ!」ゴッ!
セルゲイ「ぐうっ………」
ソーマ「中佐!?何をするんですかミン中尉!」
ミン「いいか少尉、たとえ上官であっても殴らなければいけない時がある。それが今だ」
ソーマ「だからと言ってこんな…」
セルゲイ「いいんだ少尉…ミン中尉、例を言う」
ミン「いえ、自分は自分のすべきことをしたまでです」
セルゲイ「少尉。今更
こんなことを言えたものではないが、コアラックマを私に貰えないだろうか?」
ソーマ「…………」
セルゲイ「…………」
ソーマ「ダメ、です」
セルゲイ「そうか」
店員一同))))))))
ソーマ「今の中佐は惰性で受け取ろうとされているだけです。本当にこの子を受け取っていただける気になるまで渡せません」
ミン「いやいやピーリス少尉、ちゃんと中佐わかってるよ」
ソーマ「ダメです」
オレンジハロ「オトメゴコロ オトメゴコロ「違う!」アーッ!」コロコロ
ソーマ「まったく……(ちゃんと受け取りに来てください、中佐)」
セルゲイ「私のせいですまなかった、折角色々と用意したのだ。皆、気分を切り替えて楽しもう(ああ、必ず受け取りに行く)」
502 名前:アレルヤさんのちょっと幸せWD4/4 :2012/03/14(水) 22:58:10.64 ID:???
アレルヤ「なんですかね、あの雰囲気……」
ミン「アイコンタクトで会話が成立してるみたいだな」
オレンジハロ「キタルベキタイワ キタルベキタイワ」
アレルヤ「違うと思うよ、ハロ」
ミン「ああ違うな」
オレンジハロ「そうね、どちらかといえば喧嘩したけどお互いすぐに謝れない熟年夫婦って感じかしら。ね、アレルヤ」
アレルヤ・ミン「「普通に喋った?!」」
オレンジハロ「ふふっ、元気そうなあなたと話せてよかったわ」
アレルヤ「まさか…マリー?」
オレンジハロ「マリージャナイ マリージャナイ」
アレルヤ「…………このために来てくれたんだね、ハロ」
オレンジハロ「シラナイ シラナイ」
ミン「君にも色々あるみたいだな」
アレルヤ「ええ、ありすぎます」
ソーマ「セルゲイ店長、この後も仕事があるんです。お酒は控えてください」
セルゲイ「むっ…そうだったな。すまない」
ソーマ「まったく、こちらに飲み物と食料を取り分けておいたので食べてください」
セルゲイ「ありがとう」
店員W「心配したよりも早く元に戻ったわね」
ミン「なんだかんだでお互いを大事にしてるからな」
ソーマ「アレルヤ・ハプティズム、お前にも取り分けたが食べるか?」
アレルヤ「うん、頂くよ」
セルゲイ「飲み物も自由に飲んでくれたまえ」
アレルヤ「はい」
ハレルヤ(アレルヤ!肉だ肉!!ガンガン食え、つか俺に変われ!)
アレルヤ(嫌だよ!それに普通に話せてるんだから今日くらい静かにしててよ!)
ハレルヤ(つまんねぇ!つまんねぇ!!つまんねえ!!!)
オレンジハロ「ハレルヤ びんぼーくじ びんぼーくじ なんてね」
一期のソーマのパイスー姿こそ最高である、ゆえに基本一期仕様で呼び合ってます
最終更新:2015年06月12日 22:01