シロー「蒼く果てない空の片隅で~生まれた夢が今小さくても~♪」

鼻歌まじりでEZ-8の整備をするシロー、テンポや音程が微妙に違うのはツッんではイケナイ
そこへ問題児たちがやってくる

ジュドー「シロー兄さん!」
シロー「お?どうした?」
ガロード「なぁ、ゴルディオンハンマーを貸してくれ」
ウッソ「一回使ってみたいんだ」
シロー「馬鹿言うなよ・・・こいつはかなりエネルギーを食うしパイロットにも負担がかかるんだから・・・」
ジュドー・ガロード・ウッソ「大丈夫だって!」
シロー「・・・悪いがお前たちの考えなどお見通しだ!」
ジュドー・ガロード・ウッソ「ゲ!」
シロー「ニュータイプでなくとも考えは読める!どっかに売り飛ばすつもりだろう!」
ガロード「な、なんでわかったんだ?!」
シロー「ワンパターンだからだ!そういうやつには・・・おぉぉぉぉぉぉぉ!!ガトリングドライバーーーッ!!」
ジュドー・ガロード・ウッソ「ぐわぁぁぁぁぁぁ・・・」
シロー「まったく・・・」
ジュドー「クソ・・・やっぱり無理だったか・・・」
シロー「それにこのゴルディオンハンマーは俺が最初じゃないんだ」
ガロード「へ?」
シロー「詳しくはアムロ兄さんに聞いてくれ」

その日の夜・・・

3人の問題児は一気にアムロの部屋に押し寄せる

ドガァッ!

アムロ「うわっ?なんだ?!」
問題児「シロー兄さんに聞いたんだけど・・・あのゴルディオンハンマーって・・・」
アムロ「(シローの奴余計な事を・・・)わかったよ、話してやる」

そしてアムロは過去の話をした・・・


アムロがまだ15歳の頃、高校生活を送っていたアムロは
学校の職場体験でMS工場に来ていた(といっても志願制なのでアムロ1人)
その時、サイド3に本社があるジオン工業(株)の新型機、ザクが暴走してサイド7内に進入してしまった
その際、アムロは偶然にも見つけたガンダムのマニュアルを発見し、ガンダムに乗り込み起動させてしまう
暴走するザクはガンダムに襲い掛かるが、アムロは速やかに反撃体制をとりザクを破壊する
しかしアムロはこの腕を買われ、ホワイドベース(有)にスカウトされてしまう・・・

ウッソ「・・・かなり波乱万丈な人生を送ってきたんだなぁ・・・」
???「呼んだかい?」
ガロード「うわっ?!」
ジュドー「どっから沸いてきたんだ?」
???「お呼びでない?これは失礼した」
アムロ「・・・まぁともかくそういう事で俺は有限会社で働く事になった、だから高校は1年で中退し大学は行っていない」
ジュドー「まてよ・・・、じゃあアムロ兄さんだって学校に行ってなかったんじゃないか?!」
アムロ「お前とは違う!お前は学校に行かず遊んでばかり!俺は中学も卒業し義務教育も終了している!
    その上で働いたんだ!」
ジュドー「俺はジャンク品を売って金を稼いでいる!俺だって働いている!」
アムロ「お前はガロードと一緒になって地下のMSを売りまくりどれだけ迷惑が及んでいる?!」
???「それに中学校を卒業していない15歳未満の児童は働き手として使っちゃいけないんだ!」
ガロード「だからお前誰だ?!」
ジュドー「お前はオルファン高校に帰れ!でも兄さんは高校も卒業していないんじゃないか!」
アムロ「お前とは根本的なものが違う!俺は才能を目覚めさせてこの仕事を最後までやった!お前は才能も目覚めさせず学校にも行かず!
???「学力を下げてどうするつもりだ?!」
ジュドー「兄貴にそんな事言わせるかよ!俺はジュドー・アージタなんだぜ!」
???「お前なに人のセリフパクってんだよ?!」
ウッソ「早くバイストン・ウェル大学に帰れ!」
ジュドー「結果的にそうだってのは気にいらねぇんだよ!!」
アムロ「(ブチッ!)おぉぉぉぉぉぉっ!!ビルド・アーーーーップ!!」
ガロード「やべぇ、アムロ兄さんがキレた!」
アムロ「愚かな弟めぇっ!!死ねぇぇっ!!」
ウッソ「ア・・・アムロ兄さん?!」
アムロ「ダイナマイト・キィィーーック!!!」
ガロード「ぶべらっ!」
アムロ「ナックル・ボンバー!!」
ジュドー「ひでぶっ!!」
アムロ「とどめだ!スピン・ストォォーーーーム!!」
問題児3人「ぐわぁぁぁぁぁっ!!」
アムロ「まったく・・・話を続けるぞ・・・」

そしてホワイトベース社員が総出で出張した北アイルランド、ベルファスト支部での事、
ホワイトベース社のライバル会社、ジオン工業がホワイトベース社のデータを取るため
MS、ゴッグを出撃させた、これに対しアムロはガンダムで発信し迎撃
妙に硬いゴッグに対し行ったのがコレ

アムロ「ちぃっ、強い!」
ブライト「くっ・・・アムロが苦戦しているようだ・・・」
フラウ「アムロのガンダムの損傷率は35パーセントを超えています!」
アムロ「ブライトさん!ハイパーハンマーの発動許可を!」
ブライト「何?!」
セイラ「ハイパーハンマーの起動成功率10%以下です!危険すぎます!」
ブライト「成功率なんてものは単なる目安だ!後は勇気で補えばいい!!ハイパーハンマー!発動承認!!」
セイラ「了解!ハイパー・ハンマー、セーフティーディバイス、リリーヴッ!!」
アムロ「ハンマー・コネクト!ハイパー・ハンマァァァァーーーーッ!!!ハンマァァーー・ヘル!ハンマァァーー・ヘブン!!
    ゴッグよ!光になれぇぇぇぇぇっ!!!」

こうしてゴッグを撃墜したのだった

アムロ「と、まぁこんな感じだ」
ガロード「・・・なるほどね」
ジュドー「で、今はハンマーはシロー兄さんに任せていると・・・」
アムロ「そういうことだ、シローが生まれた日、俺はハンマーをシローに譲り渡した」
ウッソ「じゃあなんで形が違うわけ?」
アムロ「シローの奴、最初はあのハンマーを使っていたが、使いにくいらしくしばらくして特注で製作してもらいあの形になっただけだ」
ウッソ「・・・」
アムロ「さ、これで話は終わり!さぁ部屋帰って寝ろ!」
ジュドー「しかし兄さん!」
ガロード「俺たちにはまだ・・・」
ウッソ「最大の疑問が残ってるんだよ!」
アムロ「?」
ジュドー「俺たちが話しを聞いている間に・・・」
ガロード「何人か沸いてきた人がいたようだけど・・・」
ウッソ「誰だったんだ?!」
アムロ「気にせず寝ろ!さもないともう一度スピン・ストームをブチ込むぞ!」
問題児3人「ハイ・・・」

バタン!!

ウッソ「納得がいかない・・・」
ジュドー「しかしだウッソ、今入っていったらスピン・ストームが飛んでくるぞ」
ガロード「仕方ねぇ、今日は寝よう・・・」
ウッソ「しかし兄さんは何処であんな技覚えたんだろう・・・?」


224 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2005/05/08(日) 21:34:38 ID:???
オマケ

コウ「なぁ、今回俺たちは出番なし?」
シーブック「こればかりは無理だったんでしょう・・・ネタ的に」
ドモン「ええぃ!出番がないなど!」
ロラン「仕方ありませんよ、今回は出る幕なしですよ」
キラ「そうだね、15人+1機もいると配分が大変だから、でもこうした所で出させてもらってるんだし」
アル「我慢我慢、次の話で出番が来るよ」
シュウト「そういう事」
コウ「仕方ないか、ヒイロもなんか喋ったら?」
ヒイロ「別に喋る内容などない」
ドモン「待て!!途中でゴチャゴチャと乱入者がいたじゃないか?!」
シーブック「それじゃ今後も兄弟スレをよろしく!」
ドモン「うおぉぉーーーっ!勝手に終わらすなぁっ!」




シン「お・・・俺の立場が・・・」

               【完】

225 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2005/05/08(日) 22:45:29 ID:???
面白かったが一つだけ・・・
 >アムロ「そういうことだ、シローが生まれた日、俺はハンマーをシローに譲り渡した」
アムロとシローの年齢差は五歳しかないんですけど・・・
まさかアムロは飛び級で五歳で既に働いていたのか!!?w


226 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2005/05/09(月) 17:09:45 ID:???
作者の人、乙
ところでバイストンウェルの人って誰?


227 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2005/05/09(月) 23:36:47 ID:???
226
たぶんトッド・ギネス。
ぐぐった結果は微妙に違う気もするけど。


228 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2005/05/10(火) 03:53:37 ID:???
チェイ・フェンカじゃないか?
香港出身の売れない映画俳優。
それゆえに自己顕示欲が強く、名ゼリフが「俺はチェイ・フェンカなんだぜ?」だったはず。


229 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2005/05/10(火) 13:31:00 ID:???
226-228
おまいら、メル欄もチェックしる

しかし、快男児スレに先駆けてとうとう
アムロが鋼鉄ジークになってしまったw

このままだとコウがベジータになったりしまいそうだww


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最終更新:2019年01月21日 23:27