948 名前:1/3 :2012/04/08(日) 08:50:16.42 ID:???
セルゲイ「只今より肉屋『頂武』新商品会議を始める。コロッケに次ぐヒット商品を生み出すのだ」
店員「「Урааааа!!」」
シン「ロラン兄が頼んだ肉を取りに来たら会議に参加させられていた……な…何を言ってるのか以下略味わったぜ…」
セルゲイ「客の意見も大事なのでな。丁度良い機会だと思って拉t呼んだのだ」
ウッソ「今『拉致』って言いかけませんでした!?言いましたよね!」
ピーリス「では始める。まずは大佐、お願いします」
ウッソ「スルーですよ……」
セルゲイ「うむ、私の提案はもっちり生地とヘルシー餡の『乙女の肉まん』だ」
すっ
ウッソ「こ、これは……」ちらっ
ピーリス「?」
セルゲイ「ウッソ君、例えやましい事であろうが言いたい事があるならはっきりと言いたまえ」
ウッソ「そんな!誰も『ピーリスさんのおっぱいなら肉まんよりおやきだなあ』なんて思っていませんからね!」
シン「全部思って言ってんじゃねえか!」
ピーリス「恥辱だぞ!」(乙女#゚Д゚);y=ー(ウッ゚д゚ソ)・∵.ターン
セルゲイ「まあ待てピーリス少尉。撃つのはまだ早い」
ウッソ(額に風穴)「撃ってから言わないで下さいよ!」
セルゲイ「ウッソ君!」
ウッソ「は、はい!!」ビクッ
セルゲイ「肉屋の……大人の体験学習をしてみたくはないか?」
ウッソ「え……僕まだ13歳ですし……なんで
ミンチの機械が動いちゃってるのかなあ……」
セルゲイ「安心しろウッソ。その機械は食肉用では無い」
店員「「Урааааа!!」」
ウッソ「すさんだ心にグロは危険なんですよおおおお!!!」
949 名前:2/3 :2012/04/08(日) 08:53:09.69 ID:???
シン「ウッソ、大丈夫か」
ウッソ「もう、ネタスレだと思って何でもするんだから……」
ピーリス「次の試作は
ミン中尉だ」
ミン「はっ!私の提案するのは『乙女のピロシキ』です。焼き立てをどうぞ」
すっ
ピーリス「!?」
ミン「(しまった!焼いた時にピロシキの端と端が引っ付いた!?)」
ウッソ「こ、これじゃあまるでブラ
ピーリス「ミン中尉!私がまだスポブラだと気にしているのを知っての事か!?」
ミン「そんな事は全くありません!」
セルゲイ「ミン中尉……」
ミン「は、はい!」ビクッ
セルゲイ「シベリアの春は、まだ遠いぞ」
店員「「Урааааа!!」」
シン「ミン中尉の代わりに熊のぬいぐるみが……」
セルゲイ「彼は買い付けに行ったのだ……」
ピーリス「では、最後は私ですね。私の提案するのは『乙女の肉巻きおにぎりです』」
すっ
セルゲイ「少尉、採用だ」
シン「ちょっと待てええ!!」
セルゲイ「む、何か問題でも?」
シン「なんで商品を出した瞬間採用なんだよ、おかしいだろ!」
セルゲイ「えこひいきだ」
シン「隠す気すら無いのかよ!」
セルゲイ「では、君の意見を聞こうか。内容次第では商品化を取り下げる」
シン「は?」
セルゲイ「そこまで反論しておいて、反対する理由も無いというのは変だろう?」
店員「「УраУра?(訳:どきどきするね(*´ー`)(´ー`*))」」
シン「待機すんな!ええと……!(ピンチだ、俺……どうする!?)」
950 名前:3/3 :2012/04/08(日) 08:54:46.53 ID:???
シン「……ブームに乗り遅れた感があるんだよ!ほら、もう峠は過ぎてるだろ?今更みたいで……」
ウッソ「(苦し紛れですよ、シン兄さん)」
セルゲイ「……シン君!」
シン「は、はい!」ビクッ
セルゲイ「……確かにその通りだ。これでは堅い店のイメージも崩れてしまう」
シン「え?」
ピーリス「安易に流行った物に飛び付く様では、超兵失格だな……」
セルゲイ「少尉、提案は全て取り下げだ。企画を練り直すぞ!」
ピーリス「はい、大佐!」
シン「なんだか分からないけど、助かった……」
ウッソ「これで帰れるんですね……」
セルゲイ「ウッソ君、君には謝らなければいけないな」
ウッソ「ミンチの事ですか?割とよくあるし、気にしてないですよ」
セルゲイ「いや、ミンチにした事自体ではなく……」
セルゲイ「私もちょっと思った」
店員「「Урааааа!!」」
ロラン「それで遅くなったんですか。大変でしたね」
シン「何もしてないけど……何だったんだろうな、あれ」
ウッソ「さあ……?
お土産に試作品貰ったし、もうどうでもいいんじゃないですか?」
おわり
最終更新:2015年06月28日 13:11