183 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/07/20(金) 23:46:49.26 ID:???
セシリー「行くわよみんな!」
クロノクル「もちろんだ!黙ってカテジナを盗られるつもりはない!」
ウッソ「おかしいですよ!(ry」
ジョゼフ「ヤッタゼフラン!ヤッタゼフラン!」
クロノクル「とは言ったものの、何か策はあるのか?」
セシリー「任せてください。友達に結婚式潰しの専門家がいますので。じゃあネーナ、先導お願いね」
ネーナ「嫌だよ!!」
185 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/07/21(土) 01:42:52.50 ID:???
カロッゾの店は今日も焼きたてのパンを求める客で賑わい、繁盛していた。
が、店の扉の前に立つ独りの女がその平穏を乱す。
「いらっしゃいま……」
店に来た客の姿を見た看板娘、
セシリー・フェアチャイルドの約束されし勝利の接客スマイルも固まり、言葉も詰まる。
その女、カテジナである。圧倒的な
カテジナ・ルースである。
頭のてっぺんから足のつま先まで、混じっけなしの100%純粋なカテジナ・ルースがそこに仁王立ちしていた!
セシリーはカテジナから押しだされる圧の前にたじろぐ。が、なんとか言葉を紡ぎ出そうとした瞬間
「シーブックを、ひとつ、くれ」
「っ………」
カテジナに先を制されてしまった。彼女の自信に満ちたその言葉には何故だか本当にシーブックと結婚してしまいそうなほどの
圧倒的な力、リアルな力が込めれていた。逆らえない、この流れには抗えない、とセシリーは本能で感じる。
「ハァ、馬鹿じゃないの?シーブックは売り物でもないし、な、なにソレ。くれとか…意味不明なんだけど」
「シーブックをくれと言ってる」
カテジナは揺るがない。ブレない。何が彼女をここまで
「と、とち狂って、友達ですら無いシーブックをくれとか、無いわ、無い、無い。あ~~冷やかしならさっさと帰りなさい!」
「否、とち狂ってるのは貴様だ!私は友達になりに来たのでは
無い!奥に隠れているシーブックを迎えに来たのだ!
私と生涯を共にする夫を、妻の私、カテジナ・ルースが、迎えにきたのだ!!」
カテジナはセシリーの前に左手をかざした。その手の薬指には………
「ガハァ!」
店のカウンターで寝ていたセシリーは跳ね起きた。カウンターにはヨダレがベットリついてる。
そう、今のは夢だったのだ。全ては夢。この世は夢か幻か 過ぎ去れば全ては夢。
が、しかし、目覚めたばかりのセシリーの前には
両足で床を踏みしめ、仁王立ちしてる独りの女性の姿がそこに在った!(以下略
187 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/07/21(土) 03:25:28.34 ID:???
カテ公vsセシリーか…
ガチンコでやりあったら技術はセシリーのが上かな?
でもカテ公も結構やるし何より狂気があるもんなw
ルイス「ねぇ…本気で横取りしようとか考えてるの…?」
カテジナ「まさか。ちょっとからかっただけよ。あの2人いつまで経っても進展が無いからもどかしくて」
ルナマリア「へぇ…結構いいとこあるじゃない」
ファ「でもそれならもうちょっと手段を選んだ方が…」
ルー「あ…ビギナギナが飛んできた」
ネーナ「セシリー怒ると怖いからね…じゃ、気をつけてねー」
カテジナ「ちょっと待って!あれ変なオーラが出てる!お願い1人にしないで!」
188 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/07/21(土) 03:34:00.93 ID:???
グラハム「この現象…私、気になります!」キラキラ
ウッソ「貴方はそれを言われる方じゃないですか!」
最終更新:2015年10月17日 08:16